【過去レコ】剱が崩れて剱沢

1994年08月12日(金) 〜 1994年08月13日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 16.2km
• 登り: 2,103m
• 下り: 1,154m

天候

3日共に晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢までマイカー
アルペンルート利用

コース状況／危険箇所等

黒部ダムから内蔵助平を抜けて真砂沢まではマイナールートながら道迷いの心配はありませんでした。
剱沢雪渓は長大で白馬大雪渓より大きいです。
当時は地獄谷まで立ち入りが可能でした。

写真

黒部ダムを出発。

内蔵助谷へ入ります。

雪渓上部が見えます。

ハシゴ谷乗越と内蔵助カールとの分岐点へ来ました。

分岐にて休憩中。
凄い水筒を持って来ています。

橋を渡れば内蔵助カール方面ですが、ハシゴ谷へ向かいます。

藪のようなところもペンキマークを頼りに進みます。

ハシゴ谷乗越から内蔵助平を見る。
黒部という急峻な谷にこんな広い平坦地がある不思議。

長〜い剱沢はまだ左上に続いています。

剱沢雪渓と剱岳。

真砂沢で幕営。

真砂沢ロッジは石垣に囲まれていました。

雪渓を登り始めます。

とにかく暑い！

立ち止まること多し。

雪渓の一番狭いところ。

ようやく雪渓の最上段まで来ました。

剱岳に手が届きそうなところまで来ましたが疲労困憊…
登頂にはまたとない好条件ですが、協議の結果、室堂でアイスを食べようということになり…
(まだ剱は未登頂でした)

剱御前小舎までもうすぐ。

眼下に室堂。

雷鳥坂を下ります。

真砂岳へのコースが見えます。

雷鳥沢キャンプ場までもうすぐ。

ほぼ下り切りました。

空・雲

振り返って雷鳥坂。
ガスが湧いていますが辛うじて剣御前小舎が見えます。

立山。こちらも未踏。

雷鳥坂。

ニッカボッカーのアラブ人。

源泉地帯。

地獄谷の硫黄塔。

みくりが池にて。

みくりが池。

大観峰から黒部湖、針ノ木岳。

感想

JA12V

前年の白馬三山縦走に気を良くした三人組は、自らの体力を鑑みもせず黒部ダムから剱岳へ登頂しようと目論みました。
内蔵助平経由真砂沢へ到着した時点で体力は落ちていましたが、まだ行動出来る状態でした。
しかし翌日装備を背負って剱沢を登り切るだけで精一杯。これから登頂するには体力も時間も無い。では再び剱沢へ降りて幕営？それにも中途半端な時間。
体力不足もさることながら、登頂に主眼を置いた行程になっていませんでした。
結局室堂へエスケープしてアイスを食べようってことになってしまいました。
これはこれで良かったんでしょうね。