くじゅう遠征！法華院温泉&ミヤマキリシマ

2024年05月24日(金) 〜 2024年05月25日(土)

• GPS: 13:39
• 距離: 28.1km
• 登り: 1,860m
• 下り: 1,861m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:34
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:57

11:15 長者原
12:01 12:01 指山自然観察路分岐
12:34 12:34 雨ヶ池越
13:00 13:00 三俣山分岐
13:10 13:26 法華院温泉
13:35 13:35 坊ガツル
13:39 13:39 坊がつる避難小屋
14:09 14:09 立中分かれ
14:52 14:56 段原
15:01 15:02 北大船山
15:04 15:04 段原
15:27 15:27 立中分かれ
15:57 15:59 坊がつる避難小屋
16:01 16:01 坊ガツル
16:12 法華院温泉

2日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:54

4:04 法華院温泉
4:29 4:29 鉾立峠
4:44 5:37 立中山
5:50 5:51 鉾立峠
6:46 6:46 法華院温泉
7:25 7:25 諏蛾守越分岐
7:30 7:30 北千里浜
8:06 8:07 久住分れ
8:08 8:20 久住山避難小屋
8:30 8:31 久住分れ
9:03 9:09 天狗ヶ城
9:19 9:29 九重山
9:40 9:50 池の避難小屋
9:55 9:56 中岳分岐
10:05 10:05 神明水
10:27 10:30 久住山
10:47 10:47 久住分れ
10:51 11:05 久住山避難小屋
11:08 11:08 久住分れ
11:35 11:35 北千里浜
11:40 11:45 諏蛾守越分岐
11:53 11:53 諏蛾守越
12:08 12:10 採石道路分岐
12:45 12:45 指山自然観察路分岐駐車場
12:49 12:49 長者原自然研究路分岐
12:58 長者原

天候

1日目:☁? ムシムシ湿度高め
2日目:☀?暑かった💦

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

羽田6:20 福岡8:15
レンタカーで福岡空港から長者原へ移動
大分道九重ICから約20kmで到着
途中、若干狭い道もありますが、概ね片側2車線の走りやすい道でした

長者原まで、距離は大分空港が少し近いのですが便数少ないため、スケジュール組みやすい福岡からアプローチしました。

コース状況／危険箇所等

火山集合体の山塊なので、当たり前ですが、ほぼガレ道。
ガレ岩だけではなく火山の軽石が多いので落石させないよう気を付けましょう。
それとヤマレコのコースタイムが厳しめ？普段の歩くペースよりも時間かかると思った方がいいです。

今回歩いた中でも、坊ガツルから段原への道が一番キツかったです。

【長者原〜坊ガツル】
出だしは湿原を渡る木道歩きからスタートですが、すぐに軽いガレ登りがスタートします。久々のガレ道歩きのウォーミングアップになりました。天ヶ池越からは広大な坊ガツルの平原への下りとなります。

【坊ガツル〜段原〜北大船】
今回一番キツかったガレ急登。
まだ咲き始めの北大船はミヤマキリシマの中を通る狭い道で肌を出していると、枝が刺さって痛いと思います。

【法華院温泉〜北千里】
出だしは宿の裏から舗装路の急坂登り。舗装路が終わると、ガレ急登が待っています。
登りきった先にあるのは、日本とは思えない火山の風景の中、平原をひたすら歩きます。
だだっ広く道がわかりづらいですが、目印の木柱が何本も立っており、迷うことはないと思います。

晴れていると日差しが容赦ないので日焼け対策を万全に。

【北千里浜〜久住分かれ】
北千里浜のひたすら平らな道を歩いた後にこれまたキツいガレ急登となります。
久住別れへ乗り上げると、これぞくじゅう連山という雄大な風景が広がります。
なお、ヤマレコ地図では久住分かれに避難小屋があるように見えますが、避難小屋は少し下ったところにあります。避難小屋にはチップトイレがあります。

【久住分かれ〜天狗ヶ城〜中岳〜久住山】
御池を囲うようにぐるッと回って天狗ヶ城、中岳、稲星山、久住山を縦走出来ます。今回稲星山は登りませんでした。
分かりづらいのが中岳から久住山に向かう道。池ノ小屋から地図にある中岳に向かう道が見つからず、遠回りしてしまいました。

その他周辺情報

【法華院温泉】
もともと鎌倉時代開祖のお寺が明治期に山小屋始めて現在に至るそうです。

個室が20室ありますが、けっこう前にしかも平日でしたが取れませんでした。大部屋は多分6〜70名ぐらい、男女混合、コロナ以前の久々の布団隙間なしぴったりぎゅうぎゅうでした(ーー;)

温泉はさすがいいお湯でした(*´ω｀*)
洗い場(山小屋なので当然せっけんNG)は4
つ蛇口がありましたが水しか出ませんwお湯の出る蛇口が一つありますが、水量少ないです。

食事に手作り感はありませんでした。

HPではトイレのキレイさをアピールしてますが、大部屋棟の男子トイレは3つある洋式のうち2つ故障で使えず。

個室棟は別棟で行ってないので様子は不明。

水場が外なのが不便。

モンベルカードで500円割引になります。

【長者原登山口】
レストハウスが何軒かありますが、夕方天神で約束があったので、寄らずに福岡に向かいました。

写真

5/24 5:00

本日は有給とって、九州九重へ遠征すべく始発の福岡便乗るため4:30のリムジン乗りました

5/24 11:07

福岡空港からレンタカー飛ばし長者原登山口に到着！
軽は非力だった…予定より30分遅れ

5/24 11:10

飯田高原というのは初めて聞きました

5/24 11:18

でっぱつ！木道で湿原を突っ切ります。予報は曇りのち昼前から晴れでしたが、曇りのまま…

5/24 11:22

ここから登山口のようです

5/24 11:24

出だしよく整備された道です。

5/24 11:36

今年お初の苔の道、八ヶ岳みたい

5/24 12:06

障害物競走のような道

5/24 12:15

ガレてきました、この時はこのエリアほぼガレ道とは思いもよらず…

5/24 19:24

(12:15）ミヤマキリシマがちらほら出てきました
以下、一眼レフの写真は時刻ずれています

5/24 19:23

(12:16)振り返ると長者原がかなり遠くになりました

5/24 12:24

木道が見えてきました。湿原かな？

5/24 12:27

雨ヶ池とうちゃく。普段は水はないそうです。

5/24 12:39

坊ガツルの平原かな？

5/24 12:57

車道に出ました。車入ってこれるのか

5/24 13:02

今夜のお宿、法華院温泉小屋が見えてきました！
荷物デポしてきます。

5/24 13:32

あれが初日の予定峰、大船山、そして北大船山はミヤマキリシマ群落地

5/24 13:34

坊ガツルのテン場への道、石畳です。立山の室堂もそうですが意外に歩きづらい

5/24 13:37

ここから登ります。16:30には小屋に戻ってチェックインしないといけません。無理そうなら途中で引き返します

5/24 13:56

すんごい急登＆ガレ登り…

5/24 14:35

伝わりませんが急登なんです

5/24 14:53

段原に着きました。飛ばしたつもりですがスタートの30分遅れは挽回できず。思った以上のガレ道だったので、急いで下山しても危ないので北大船でやめときます。

5/24 19:25

(14:56)大船山、山頂直下は険しそう。三百名山ですがタイムオーバーで今回は諦めました…

5/24 19:25

(14:56)ミヤマキリシマは蕾多め

5/24 19:25

(14:57)北大船、そこそこ咲いていますが蕾の株が大半です…1週間早かったかなあ

5/24 17:38

小屋に戻り温泉入って夕食です、ビールはプレモル神泡でした。ここで耳より情報ゲット。同じテーブルの方が立中山登ったところ見事に開花していたと！これは予定外の立中山行かねば！

5/24 18:19

夕食後、外に出ると晴れてました

5/26 17:12

(18:41）しばらく待っていましたが山に囲まれていて日陰の加減でアーベントにはなりませんでした

5/25 4:28

ということで、夜明けを立中山で迎えるべく、ヘッデンスタート、鉾立峠です。

5/25 4:42

立中山登頂！そしてミヤマキリシマがたくさん咲いています！教えていただいた方、ありがとうございます！

5/25 5:00

暗くてまだ映えません。日の出5:09と小屋で伺ったのですが、山の陰で暗いまま

5/25 5:14

朝食をお弁当にしてもらいました。いただきます

5/25 5:15

明るくなってきて、いや見事

5/25 5:21

どのお山かわかりませんが、お山をバックに

5/25 5:35

いいものを見させていただきました

5/26 17:13

(5:41)下山中、大船山に傘雲が

5/25 6:45

小屋に戻ってザックを回収、さあ本日のメイン山行、中岳、久住山に向かいます

5/25 7:08

本日もガレガレですわ

5/25 7:14

(7:14)あの柱が目印

5/25 7:18

に砂漠のような北千里浜を歩きます

5/25 7:33

横断してきた北千里浜を振り返りパチリ
別の惑星に来たようです

5/25 8:09

久住分かれから少し下ったところ避難小屋があります。トイレもあります。トイレのために登り返さないといけません(/o＼)

5/25 8:50

御池です。さざ波がたって、水鏡とはいきませんでした。

5/25 8:52

まずは天狗ヶ城を目指します

5/26 17:11

(8:53）歩いてきた稜線、御池がだいぶ下に見えます

5/26 17:10

(8:55）別の方向はこの景色

5/25 9:04

登頂！

5/25 9:24

続けて九州最高峰登頂！

5/25 9:36

池ノ小屋から久住山に向かいますが、ここからが分かりづらかった。

5/25 10:02

地図ではこの道標の先に道があるのですが、どう見てもありません…

5/25 10:07

あ、暑い

5/25 10:14

あれはニセピークでした

5/25 10:25

久住山登頂！

5/25 11:45

久住分かれから北千里浜に降りて諏蛾守越へ向かいます、
今回ラストのガレ登り(；´Д｀)ハァハァ

5/25 11:53

諏蛾守越小屋に鐘がありました、とりあえず鳴らしました

5/25 11:54

では、長者原に帰ります

5/25 12:11

三俣山の斜面が若干ピンク、来週は斜面全体が染まるのでしょうか

5/25 12:58

下山〜足湯がありました
2日間お疲れ▲でした、夜は天神で飲み会なので真っ直ぐ福岡へ

撮影機器：

EOS 6D Mark II ボディ CANON

感想

およぽん

昔、テレビで見た山一面をピンクに染めるミヤマキリシマ、そして山の温泉。いつかはその季節に行ってみたいと思っていたのですが、昨年、阿蘇から見たくじゅうにますます思いは募り、今回山小屋取れたので念願のくじゅう連山に行ってきました！
花の時期に合わせるのは難しく、1，2週間早かったかもしれませんが、立中山山頂付近は見事なピンク。花は麓から順に咲くものと思っていましたが、日当たりのせい？山頂が一番咲いていました。
そしてくじゅう連山の風景は、八ヶ岳の爆裂火口がたくさんあるような、そして坊ガツルや北千里浜のような原野があったりと、日本離れした景色で非日常感満載でした。
次は紅葉の時期に訪れて、未踏破のピークを攻めたいです。