鳥海山 − 台風一過 祓川口から

2015年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,179m
• 下り: 1,161m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:30

7:50 祓川駐車場
9:30 9:40 七ツ釜避難小屋
12:30 13:00 七高山
13:40 13:50 鳥海山
14:30 14:40 七高山
16:20 16:30 七ツ釜避難小屋
17:20 祓川駐車場

天候

晴れ　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

フォレスタ鳥海から

コース状況／危険箇所等

雪渓は多く残っています。軽アイゼンがあれば安全。台風一過もあり、康新道は谷からの非常に風が強く、体が飛ばされないよう歩くのに一苦労。

その他周辺情報

入浴はフォレスタ鳥海で。

写真

7/19 7:53

祓川登山口。駐車場にはマイクロバスを含め数台。あまり人気のないコースかな？

7/19 7:57

いきなり美しい竜ケ原湿原がお出迎え。

7/19 7:57

湿原にはミツガシワ

7/19 8:03

ウラジロヨウラク

7/19 8:03

モミジカラマツ

7/19 8:04

祓川神社の池

7/19 8:08

まだミズバショウが咲いています。

7/19 8:20

雪で変形した貫禄のダケカンバ

7/19 8:26

タカネニガナ

7/19 8:41

ヨツバシオガマ

7/19 8:46

ヒナザクラ

7/19 9:05

お地蔵様とイワカガミ

7/19 9:06

雪渓のエンドにある小さな岩の山は雪が押し寄せて作られたモレーン（堆積）だろうか。

7/19 9:11

メンバーの多くが天国と呼んだ御田

7/19 9:41

ネバリノギラン

7/19 9:54

雪の残る渓谷

7/19 9:58

ミヤマダイモンジソウ

7/19 10:09

ミヤマシシウド

7/19 10:19

ミヤマトウキとハクサンシャジン

7/19 10:20

マルバシモツケ

7/19 10:38

チョウカイフスマ

7/19 11:20

イワギキョウ

7/19 11:36

イワブクロ　北海道に多い花です。

7/19 12:05

アラシグサ

7/19 12:09

葉の丸みが特徴のエゾノヨツバムグラ

7/19 12:22

アオノツガザクラ と イワカガミ

あと0．1kmの標識。　100m単位は珍しいです。

7/19 12:36

七高山山頂から新山を望む。新山が七高山より6m高いので昼食後そちらへ。

7/19 12:36

七高山の北方向の尖った峰

7/19 12:55

七高山から登ってきた方向がきれいに見渡せます。

7/19 13:02

新山の手前にはまだ雪渓が。

7/19 13:02

新山と山小屋

7/19 13:09

この雪渓は回避して岩場を登ります。

7/19 13:41

七高山方向の崖には岩盤の地層がよく見えています。

7/19 13:41

新山山頂へ。　2236m　ここが鳥海山のピーク。

7/19 14:06

再度七高山へ上り返し。

7/19 14:40

下山開始

7/19 14:45

ヨツバシオガマ

7/19 14:46

色の濃いチョウカイアザミ

7/19 14:47

どんどん下ります。

7/19 15:21

広い雪渓

7/19 15:29

雪渓上部

7/19 15:36

慎重に雪渓を下ります。ここは軽アイゼンなしでも大丈夫。

7/19 15:38

雪渓の白と山の緑と空の青が美しいコントラスト。

7/19 16:19

少し傾斜のある雪渓は軽アイゼンかすべり下りるか。

7/19 16:24

御田

7/19 17:03

竜ケ原湿原が見えてきた。

7/19 17:09

祓川神社で無事の帰還を感謝

7/19 17:22

靴を洗って登山終了。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

強風ではいろんな物が飛ばされますので用心。

感想

NessunDorma

台風11号が去ったものの19日は雨か曇りとの前日予報で19日登山はあきらめていました。しかし当日早朝ホテルから鳥海山が見え、最新の予報でもこの日は晴れるとのこと。急遽登山を決定し宿を7：30に出発。
祓川登山口からも鳥海山は見えています。駐車場にはマイクロバス1台と2−3台の乗用車のみ。
　登山口からすぐに尾瀬を思わせる爽やかな竜ケ原湿原に。
ミツガシワやイワイチョウ、シロバナトウチソウなど。少し先の祓川神社ではまだミズバショウも見られました。
　登りは康新道コースで多くの高山植物ミヤマトウキ、ミヤマシシウド、マルバシモツケ、チョウカイフスマ、アオノツガザクラ、ハクサンシャジン、イワギキョウ、アラシグサ、タカネアオヤギソウ、エゾノヨツバムグラ、イワブクロ、ヨツバシオガマ、チョウカイアザミ、ヒナザクラなどを堪能。
　しかし台風通過直後のためか谷からの強風で体が飛ばされそうでした。
　七高山直下の標識の　”あと0．1km”　は登る人の心理的安心感を巧く捕らえているなと感心も。
　七高山山頂でも強風は止まず、地図を飛ばされてしまいました。
メンバーの殆どはこの七高山で終了としたかったようですが、ここより6m高い本当のピークの新山登頂の声に押され岩をよじ登りながら新山へ。快晴で申し分なしです。
　下りは結果的に長い雪渓コース。ヒザをいためたメンバーもいましたが5時過ぎに駐車場へ戻ることができました。