富士山:水ヶ塚公園ー御胎内ー幕岩ー四辻ー御殿庭・周回花ハイク:山芍薬祭り

2024年05月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 9.2km
• 登り: 571m
• 下り: 570m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:14

8:40 スタート地点
8:45 8:45 水ヶ塚公園
9:35 10:05 胎内
10:56 10:57 幕岩
11:27 11:30 四辻
12:03 12:05 三辻
12:34 12:38 御殿庭入口
12:48 12:49 御殿庭下
14:01 14:02 須山登り一合五勺
14:54 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河口湖湖から時計回りに向かうが山中湖周辺でのイベントで道路は混雑しており、やや所要時間を要した。
水ヶ塚公園駐車場：先行車はそれなりにあるが広いため問題なし

コース状況／危険箇所等

危険か所無し

写真

5/26 8:50

水ヶ塚公園の道路を挟んで反対側の登山口から入るとすぐに小さなマイズルソウがお出迎え

5/26 8:57

まず御胎内に向かう登山道へ、ほぼ水平登山道

5/26 9:01

針葉樹と新緑の広葉樹混合、苔むした登山道は趣きある

5/26 9:08

殆ど花はないがクワガタソウが一株見つかった

5/26 9:23

苔で覆われた倒木の上にかわゆいキノコちゃん

5/26 9:27

御胎内に近づいてきた。ズダヤクシュ、一輪みっけ

5/26 9:33

ありました。Sさんが初ヤマシャクヤクを見つけました

5/26 9:35

御胎内の周辺に数株づつ、あるいは群落である、ある。
この辺は陽が射し込みやすいエリアで花が終わっているのが多い。雨露に濡れて元気が今一であるが、良さげな一輪をゲット

5/26 9:36

こんな感じで数株

5/26 9:40

御胎内潜り未経験のメンバーに経験して頂いた

5/26 9:40

胎内から産ぶ声をあげるSさん

5/26 9:40

続いてIさん

5/26 9:41

最後はKさんの誕生

5/26 9:43

胎内潜りの後もヤマシャクヤク祭りに興じます

5/26 9:43

半開き

5/26 9:46

全開

5/26 9:48

こんな感じで趣きがあります

5/26 9:49

開く前はマシュマロですね、可愛い‼️

5/26 10:06

御胎内周辺の圧巻のヤマシャクヤク群落観察を終わり幕岩に向かって登り始める。登山道の右側にヤマシャクヤクはけっこうある

5/26 10:07

登山道を離れて群落を観察しながら

5/26 10:09

開花している期間は3〜4日、この花はフレッシュで魅力的

5/26 10:11

新緑の広葉樹林は気持ち良い

5/26 10:14

標高が上がると開いてない株が多くなり、まだ1週間ほどは楽しめるか？

5/26 10:21

雨露がついて微妙な開き方

5/26 10:21

ブナの大木があり富士山麓とは思えない新緑の風情

5/26 10:26

登山道が急になってくる、脇に可愛い蕾のヤマシャクヤク

5/26 10:28

ヤマシャクヤクだけてなく、苔と種々の葉っぱ🌿の共演も素敵‼️

5/26 10:30

いや素晴らしい山芍薬エリアですね

5/26 10:31

観察するKさん、じっくり時間をかけて観察、写真撮影

5/26 10:33

幕岩付近に来ました。登山道の左側にはないが右側、右側斜面(東向斜面)は陽当たりが良いのか群落が沢山ある

5/26 10:57

幕岩に降りる分岐点(1650m)、これより上部にはヤマシャクヤクはありませんでした

5/26 11:03

このように沢地形を二か所渡ります。

5/26 11:05

左岸に鮮やかな赤紫色のツツジが三輪咲いていた

5/26 11:05

三輪のみであるが傷んでないので素晴らしい‼️

2/7 10:33

これは今年の2/4に、この沢地形のパウダー滑走が楽しめた時のものです

5/26 11:15

ざれた火山礫登山道を少し登ると新緑のカラ松越しに宝永山の斜面と残雪の残る山頂が垣間見れた

タイミングよくSさんが残雪の山頂と移動する雲の素晴らしいショットをゲットして下さった

5/26 11:12

四辻に向けて砂礫地帯を進む脇にはシロバナヘビイチゴが沢山咲いている

5/26 11:27

四辻にトウチャコ、風がやや強いためここでは休憩せずに御殿庭に向けて舵を切った

5/26 11:29

けっこう沢山咲いている

5/26 11:29

疎であるがシロバナヘビイチゴが群落様

5/26 11:32

砂礫地帯にフジハタザオが出てきた

5/26 11:33

開いてないのが多い

5/26 11:41

けっこう多く咲いている

5/26 11:46

新緑のカラ松の低木エリアは風が強く行動食休憩とした

5/26 11:47

カラ松の新芽が面白い

5/26 11:57

漸く晴れ間が広がってきた

5/26 12:01

素晴らしい被写体ですね

5/26 12:06

フジハタザオが咲くエリアは陽当たりの良い火山礫地帯であるが、樹林帯に少し入り込んでも咲いていたがやがて日陰になると見えなくなった

5/26 12:20

あの先の沢地形を超えて行こう

5/26 12:54

樹林帯に入り御殿庭近くになってきた。ジンヨウイチヤクソウの葉がポツポツ出てきた。宝永火口に向かう登山道との分岐から須山口登山道を下ります。

5/26 13:12

小さな可愛いタチツボスミレが所々に咲いており、一部群落となっている

5/26 13:15

倒木の多いエリア

5/26 13:20

陽当たりが良いためかシロバナヘビイチゴがチングルマの群落のように咲いている

5/26 13:21

プロのカメラマンＳさん

5/26 13:18

クァルテット

5/26 13:22

可愛いアップ

5/26 13:24

これもクァルテットて撮影

5/26 13:26

暫く下るとSさんの歓声、見事な赤紫のツツジ

5/26 13:27

倒木に隣接するツツジ

鮮やかで光輝くトウゴクミツバツツジ、Sさん撮影

5/26 13:50

コバイケイソウが出てきたが、こちらのルートにはヤマシャクヤクは全くない

5/26 14:00

やがてツルシロカネソウ(キンポウゲ科シロカネソウ属)が咲いているエリアに降りてきた。初見です。

5/26 14:01

可愛い‼︎

5/26 14:02

これは？

5/26 14:04

ツルシロカネソウは下向きに咲いているので撮影しにくい

5/26 14:24

大分多く咲いている

5/26 14:27

群落様になっているエリア

5/26 14:28

なかなか魅力的な花ですね

5/26 14:39

終盤にギンリョウソウも現れた

5/26 14:05

日陰エリアにはシロバナヘビイチゴは少ないが少しはあり溶岩🪨とのコラボ

5/26 14:23

クワガタソウは開花準備、けっこうあります

最後にSさん撮影の山芍薬、プロテクの秘蔵の二点を御覧下さい。
何とも言えない魅惑の世界‼️

苔むした倒木？とヤマシャクヤクの遠近感ある共演

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

teledaisuki

・会の三大イベントの一つ、集中山行が河口湖ニューブリッジキャンプ場泊で富士山周辺で実施された。

・この時期は富士山残雪期山スキーの旬の時期であり、75才の後期高齢者になる小生は70才まで富士山登頂山スキーを頻回に実施できていた。
わが会の山スキー愛好家の皆さんと富士山残雪期山スキーを富士宮、須走、吉田口の各五合目から頻回に楽しむことができ、かけがえのない良い思い出となっている。

・近年は富士山の残雪量も少なく登頂山スキーを追求している愛好家にとっては受難の数年と言わざるを得ない。

・今回の集中山行のエリアが富士山周辺と決まり、ジャンルリーダー、サブリーダーを中心に何とか富士山山スキー未経験者に、登頂山スキーを実行して頂くよう計画された。
吉田(大沢)ルートは他のルートに比べ北東向き斜面のため低温傾向で滑落注意など厳しい面があり、基本的には気温が高くなる6月になってから滑走されることが多く、小生は2008年6/14と2009年6/19に2回経験している。

・今回の富士山山スキーメンバーの初体験者は65才前後のお二人ですが、体力・気力も充実して、やや低温傾向にも関わらず吉田大沢の登頂滑走を成功させたことは、わが会の山スキージャンル史上、素晴らしい1ページを刻んだものと絶賛したい‼️❣️

・小生はこの数年は富士山五合目以下のBCやハイキングを種々工夫をして楽しんでいる。
今回の集中山行でわがP(68才～81才)のメンバーはいずれも山スキーに関してベテラン揃いで富士山登頂山スキーの経験者は３人、当初頑張って標高3200～3300m位まで何とか登り上げ少しの標高差でも滑走する心意気を示したいと計画したが、どう考えても参加メンバーの体力的にはハードルが高すぎると考えて中止とした。

・代替え案として未経験の長ヶ岳～天子ヶ岳を選択、2日目はこの数年温めていたヤマシャクヤク山行を実施した。

・水ヶ塚公園をベースにしたヤマシャクヤク山行の記録はこの時期にそれなりにあり、憧れとなっていたが、集中山行が丁度、山芍薬の旬の時期と重なり、今回予想以上の素晴らしいヤマシャクヤク祭りを経験できた。

・富士山五合目以下はBCにも山野草探しにも魅力的なエリアであり、今後益々通い、ちば山仲間と楽しさを共有したい。

ご同行下さったメンバーの方々に感謝いたします。