錫杖岳前衛峰

2024年05月26日(日) [日帰り]

• GPS: 08:21
• 距離: 5.5km
• 登り: 874m
• 下り: 955m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:22

6:36 スタート地点
7:15 7:30 クリヤ谷渡渉地点
14:07 14:19 クリヤ谷渡渉地点
14:58 ゴール地点

天候

晴/曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中尾高原口

写真

5/26 7:20

クリヤ谷渡渉点
慣れない方は沈するので気を付けて

5/26 7:20

渡渉した後の河原でリーダーが錫杖岳の概要を説明中

5/26 8:10

錫杖沢出合とクリヤ道の分岐

5/26 8:24

沢には所々まだ雪渓が残っている

5/26 8:57

錫杖沢の岩屋で説明するボス

5/26 8:57

東には穂高連峰

5/26 8:59

行く先には前衛峰

5/26 9:59

岩場の基部でハーネス付けて準備

5/26 10:37

カムのセットの仕方や

5/26 10:51

ハーケンの打ち方を実践（終了後ハーケンは外してます）

撮影機器：

AQUOS sense7 SIMフリー シャープ

感想

yamanekopipi

　岐阜県山岳連盟の講習会。私たち地元民にはなじみの深い錫杖岳だが、県内でも少し離れていると、クライマーでない限り少々縁遠い岩場。今回のリーダーは地元山岳会の会長だったので、せっかくなら岩の本場で研修をとの計画になりました。
　午後から曇り予報だったが思った以上に快晴が持続して青空の元、聳え立つ前衛峰の基部で支点構築やカム、ハーケンの使い方を実践。左方カンテと1ルンゼ方面にはパーティーが入っていたので、邪魔にならない所での活動になりました。
　錫杖岳は近年フリー化が進み、クリーンクライミングの点からも古い残置支点が撤去され、ナチュラルプロテクション主体のルートが増えている。ところどころ古いハーケンやリングボルトが残っている箇所もあるけど、ほとんどはカムや立木でビレーステーションとランナーを賄っている。今回は研修ということもあり、リーダーとしては沢などで安全を確保するためにハーケンを打つ技術も伝授したいと、あえて取り入れたそうです（終了後は撤去しました）。
　岩は乾いていて、梅雨入り前までは快適な登攀が楽しめそうな錫杖岳。沢には若干雪渓が残っているが、アプローチには問題なくアイゼンも不要。でもスノーブリッジはどんどん崩壊が進んでいて、行きの時には乗って岩にピョンできた庇部分が下山の際には崩れ落ちる。これから入られる方はご注意を。