鳥海山【鉾立からピストン】


- GPS
- 07:36
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,407m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:36
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪、雪渓がまだ多くあります。 新山の登りは、南面では残雪が岩の狭間のみ、南東面では残雪上を登攀 |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
|
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感想
本州最後の百名山の鳥海山、恋焦がれてきた念願の鳥海山にやっとチャレンジです。
前回の挑戦の際は滝ノ小屋登山口を利用しましたが、今回はもっともオーソドックスな鉾立登山口からスタートです。
登山口からガスっていて眺望がない中で歩き始めました。
周りの様子がわからない中、登山道が舗装道から山道、そして残雪の上、と目の前の道を黙々と歩きます。
象潟口の残雪の上を歩くうちに、上側のルートを歩いてしまって、河原宿方面に登ってしまい、少々遠回りしてしまいました。
御浜小屋から扇子森、御田ヶ原までのルートは緩やかな登り下りが続き、晴れていればとても気持ちのいい登山になりそうだと、ガスのない景色を想像しながら歩きました。
御田ヶ原からいったん下り、登り返して七五三掛から千蛇谷に入っていきます。このあたりからガスが晴れ始めて、外輪山の稜線がくっきりと見え、その向こうに青空が顔を覗かせ始めました。
千蛇谷の雪渓を登り詰めてもよかったのですが、右手の外輪山の斜面からの落石がゴロゴロしていたので、雪渓歩きをしばらく楽しんだあと、夏道に戻りました。
傾斜の大きい雪渓を越えて登り切ると、大物忌神社のある御室小屋に到着しました。
御室小屋から新山へは神社を巻いて、社の裏手からすぐに岩山に取り付きます。
溶岩ドームらしい、大きな岩を左に右に避けながら、どんどん登っていくと、ひときわ大きな岩峰が二つそそり立ち、その間をルートが抜けて行くはずが、残雪が積もり、細いスノーエッジのようになっている箇所を、落ちないように慎重に通過し、岩峰を抜けると目の前にひと際大きい岩塊が現れました。
その岩塊のトップが新山の頂上で、その狭い頂上には多くの登山者が思い思いに休憩をしていました。
写真撮影をそこそこに、外輪山に向けて新山の南東の斜面を下っていきます。ドームに張り付く残雪を、グリセードで下りました。
外輪山の稜線に登り返し、七高山、行者岳、伏拝岳、文殊岳と通過して、七五三掛まで戻りました。
このころにはガスが晴れて、登っているときには見えなかった鳥海山山麓の美しい景色が広がっていました。
緑に染まる緩やかな斜面のところどころに残る白い残雪が東北の山らしく、眼下に広がっていました。
青空の下での残雪歩きを楽しみながら、鉾立まで無事に下山しました。
この鳥海山山行で、本州、四国、九州の百名山90座を登ることができました。
あとは、北海道と屋久島の10座を、ゆっくりと楽しみながら踏破したいと思います。
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