台倉高山・ヒル注意⚠の南平山・明神ヶ岳


- GPS
- 06:46
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
- 山行
- 2:03
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:15
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南平山:川治温泉駅 明神ヶ岳:林道通行止め地点手前の駐車場所 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南平山はヤマビルがめちゃくちゃ居ました😣😣😣 |
その他周辺情報 | 1日目: 食事→ラーメン二郎会津若松店 温泉→駒の湯 2日目: 食事→とんかつあずま(日光市) 温泉→湯西川水の郷 |
写真
感想
よく整備された道ですがァァァ ヒルウウゥゥゥ
ダウンヒルってそうじゃねーぞーーー!! と心の中で叫びながら、急坂でうっかり転倒したら何十箇所吸い付かれるか分からないので慎重に最高速度で下山しました
さて気を取り直して。
栃木百名山で屈指の「アクセスが遠い山」「ヒルが出る山」をまわってきました
◆ 計画
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6868058.html
今回の計画はこちらの山行からの続きです
happygoさんにお誘い頂いた七ヶ岳への同行を決める際に悩ましい要素がひとつありました。檜枝岐村の林道舟岐線の開通時期です
今年の冬に田代山・帝釈山からの流れで台倉高山へ登るつもりが装備不備(水分不足)という痛恨の判断ミスで撤退した結果、どうやって栃木百名山 台倉高山へ登るかが宙に浮いていました
加仁湯方面からスタートして鬼怒沼山・黒岩山からの縦走というパターンまで考えましたがさすがにルートが長大すぎる(林道込みで60km近くになります)のと、後述する栃木側林道の状況によっては自転車デポを使うことすら無理そう(全面通行止めの突破が必須になりそう)なので、諦めてなるべく混まない時期にサッと登る方針としました
さて、林道舟岐線は帝釈山・台倉高山の登山口がある馬坂峠への福島県側からのアクセス路です。
冬季閉鎖期間が長く、去年は6月初旬の帝釈山山開きイベントへあわせる形で開通しました。
馬坂峠への道は栃木県側のほうが道路状況が悪いと有名で、なんなら今年開通するかどうかもわかりません
自宅から車を運転していくと片道4・5時間(往復9時間)はかかる林道舟岐線経由の馬坂峠です。なるべくなら七ヶ岳へ登ってその足で台倉高山にも登りたい、というのが 七ヶ岳へのお誘いを頂いた際に思ったことでした
しかしその時点では林道の開通予定は未発表、「おそらく今年も帝釈山山開きイベント(6/8-9)にあわせるのだろうな、1週間ずれていて悲しいな」と思っていました
ところが山行出発前日に檜枝岐村観光協会のWebページをチェックすると「村道舟岐線の冬期通行止め解除のお知らせ」が掲載されていました https://www.oze-info.jp/news/funamata0531/
渡りに舟とはこのことか! と取り急ぎ登山計画を作成し、happygoさんとも七ヶ岳からの下山後に体力と時間次第ではそのまま解散後に台倉高山へ向かう可能性がある旨を話しました
◆ 山行
南平山、もう恐ろしいほどのヒルに襲われたことしか覚えていません
夜中に降った雨で濡れた落ち葉帯を進むと とんでもない数のヒルが登山靴を登ってきます
ヒルが居るか居ないかではなく、何匹の付着で済むか・吸血を回避できるか という世界観です
前日に続きサワークライマー+ネオプレンの靴下で登ったため、そうそう簡単に靴の内側へ入り込めないのと噛み付いたところで牙が通らないことに助けられました
登山時は足が接地している時間が長かったのか? と下山時にはにわかトレランナーぐらいの速度で最速下山を試みましたがそれでも両足ともに3匹ずつ靴へ登ってきていました
1個体でも持ち出すと大変なことになるので
・登山口へ到着して見える範囲で落とし
・人里との境目まで進んだところで靴の裏側や構造の隙間に隠れていた個体を引き剥がして確実に駆除
・駐車場へ戻ってウィンドブレーカーの裏表/靴の再チェック
と3回に分けて引き剥がし・駆除をしました
なるべくなら人里へ降りる前に決着をつけたいところでしたが登山口にはまだまだヒルが居るのでその場で剥がしきるのは無理、ということでこのような構成となりました
幸いなことに駐車場へ戻ってからはヒルは発見されませんでした
◆ トラブル
南平山でクモの巣を振り払っている際にヒルに手首へ吸い付かれ、気付かないうちに少量ですが吸血されました
気付いたら気付いたで動転して手からヒルを剥がすことに気を取られるあまり、当該個体を駆除しきれなかったのが痛恨です
ヒルが出る山・コンディションへ突入する際にはアルコールスプレーや塩をすぐ取り出せる状態で持っておかないとダメだと思いました
引き剥がし方によってはヒルの牙が皮膚内に残るケースがあるようなので、念のため帰宅翌日に電子基板の表面チェック用小型顕微鏡でチェックしましたが該当物は見当たりませんでした
コメント
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奇遇ですね、ちょうど私も同じ頃ヒルと戯れていて「とても共感」笑
ymvさんの万全の準備に関わらず「南平山」恐るべしですね…
私もヒルが止まれないほど早く歩けば良いと思いましたが…
俊足のymvさんをもってもダメだと私にはまず無理ですね…汗
「田代山・帝釈山・台倉高山」については歩き方悩みどころですよね…
神奈川の私にとっても栃木県の林道が何本も死んでいるのが辛い所です…
吸血山行お疲れ様でした。笑
RaVie
コメントありがとうございます
レコ拝見しました!結構な大型個体と遭遇されていましたね
カブトムシ類と違って大型ヒルは嬉しくないです😣
俊足は恐れ多いです。もっと、もっと速さがあればヒルの追随を許さない走りが出来たのかもしれません
が、落ち葉の深く堆積した区間では靴が地面を捉える頃にはもうヒルが反応してしまいますので
もはや水上を駆け抜ける忍者の技で落ち葉に沈まない走りが必要そうです🥷
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