オートルート10日目 St Niklaus〜EuropaHutte

2015年07月08日(水) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 15.1km
• 登り: 2,072m
• 下り: 581m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:33

距離 15.1km 登り 1,714m 下り 232m

7:23 スタート地点
15:56 ゴール地点

7:23　出発
9:18　Gasenried
11:52　St Bernard像
17:30　ヨーロッパヒュッテ

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

＊スマホが途中でバッテリー切れとなり、ログが最後まではとれなかった。GPSの記録は、PC取り込みでエラー。手書きも難しいです。
＊街を出てから登り始める道が見つけにくかった。屋根付きの歩道橋を渡った方がわかりやすい。川から1本奥の道に入ると、登り口の標識がある。
＊Gasenriedまで急な登り。（バス路線がある）危険個所はなく、登り道に入れば迷うところもない。
＊GasenriedからSt Bernard像　平坦~緩いが長い上りで、どこの位置まできてるのか分からなくなる。危険個所はないが、大きな角のヤギがたくさんいて道をふさぎ、怖かった。
＊その先は、少しのアップダウンだけの巻き道が延々と続くので、楽になるだろうと思っていた。が、マジやばい。危険個所だらけ。オートルート全体で、危険なのはこの日のこの区間だけ。急斜面のトラバースが続き、道は細くときどき崩れている。ロープも張ってあるが、肝心のところにはない。崩れるのでロープが固定できないのだろう。道が広がったところは、大きな岩がゴロゴロ。その岩が動く、揺れる。たまに紛らわしいペンキ表示があり、上か下に迂回するのかと悩んだ。心細いので、途中で抜いたグループが来るのを待ち、それからはつかず離れす前後を歩いた。

その他周辺情報

＊宿はヨーロッパヒュッテ。きれいで食事もおいしい。ドミトリー2食付67フラン。20人くらいの2段ベッドの部屋に4~5人。飲み水は湧き水がないらしく、ボトルに入れるのは有料。シャワーも有料なので使わなかった。こんな不便な場所なのに小屋番家族の小さな子供（2歳くらい）がいた。どうやって来たのかなあと不思議だったが、貼り紙にタクシーの案内が。ハイキングコースではないところを８０ｍ下ると、車道があるらしい。

写真

7/8 14:34

街を抜け、川を渡ったがその先の登り道がなかなか見つからない

7/8 14:41

幹線道路の1本裏の道に入って探したら、標識があった

7/8 15:01

角の長いヤギ。毛が伸びてるけど、これなら羊には見えない

7/8 15:06

だいぶ登って、かわいい家の並ぶ村を抜けてヘアピンで登って来る車道を横切り

7/8 15:53

まだまだ登り続け

7/8 16:05

大展望

7/8 16:05

そろそろGasenriedかな？まだまだ

7/8 16:18

やっと到着。ここまでバスで来る人も多い

7/8 16:18

見晴の良い、リゾートの村

7/8 16:31

チャペルの前を通り、山道に

7/8 16:46

けっこうな流れなのに橋がない。このグループもヨーロッパハットに向かってた

7/8 17:34

森の中をジグザグに登り、標識があって、またジグザグに登り

7/8 17:56

展望が開けたので、もっと先まで来ていると思ったが

7/8 17:56

7/8 17:58

このあたり、大展望の道が続く

7/8 18:10

7/8 18:19

眺めは良いけど、どこまで進んだのだろう

7/8 18:26

マークはあるけど、ガイドブックの目印とは全然一致しない

7/8 18:26

標識があって。？もしかして、考えていた地点よりまだずっと手前

7/8 18:49

気の荒そうなヤギがいっぱい。道をふさがれた。

7/8 18:50

なんとかそこを通り抜けたら、あれは？
やっとSt Bernard像だ

7/8 18:52

洋風お地蔵さん、じゃないって

7/8 18:53

地鶏ツーショット

7/8 18:59

ヤギがいっぱいいたから、ここも「うんこの道はひどい」

7/8 19:06

展望を楽しんだのもこのあたりまで

7/8 19:06

7/8 19:06

ずっと、見晴良い道が続いてはいるが

7/8 19:13

崖っぷちの細い道、ときどき崩れていて

7/8 19:23

こういうロープも、かんじんの一番ひどいところは途切れていて

7/8 19:26

こんな感じ

7/8 19:33

滑ったら谷底まで

7/8 20:09

ここはペンキ印に従って、崩壊地を上に迂回
ここをソロで進むのは不安。誰か来ないかなあとしばらく待って

7/8 21:12

5人グループに先行してもらい

7/8 21:12

先後して歩いたが、彼らが休憩してる間にだいぶ離れ

7/8 22:23

またしばらく待って合流して、あとは後ろからくっついていった

7/8 22:40

グループの人たちはときどき休憩するので、景色を見て写真を撮る時間が持てた

7/8 23:28

やっと、ヨーロッパヒュッテまでのめどがついた

7/8 23:47

眺めは良いけどまだ怖い道が続き

7/8 23:53

この吊り橋は揺れまくり。手すりがあるから、こういうのは大丈夫

7/9 0:19

やっと、見えた！

7/9 0:59

小屋から、道の続きの方向。明日、あれを行くの？マジで？（違うそうで、あ〜よかった）

7/9 1:03

テラスでゆっくり

7/9 2:04

夕食。肉もたっぷり

7/9 2:30

デザート。おいしい！

7/9 3:16

夕食後、またしばらく小屋からの展望を楽しんだ。

撮影機器：

EX-G1 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

NE-202 NEC

感想

旅がらす

＊オートルートの旅もあと2日、ゴールのツェルマットと同じ谷ぞいにという最終段階で、こんな大変なところになるとは思わなかった。
＊Gasenriedまで登っても登っても、という感じで
＊その先St Bernard像までがまた長くて長くて。気づかず通り過ぎたのかと思った。
＊今まで過保護なほど整備されてたこのコースだけど、今日の崖っぷちの道は怖かった。崩壊して荒れてるところに来ると、迂回路があるのに間違ったのかな、と心配になり、一人では先に進む勇気が出なかった。
＊今までより人通りが少なく、向かい側からは一組もすれ違わなかった。
一部区間だけ日帰りハイクという人もなくて、3~4グループ＋数人が同じ方に歩いて、同じ宿に泊まっただけ。
＊何日間か前後してきたグループは、バスでGasenriedまで登り、先に小屋についていた。コロラドから来たそうだ。明日も近道でRandaの村に下ったら列車でツェルマットに行くとのこと。
＊今日くっついて歩いたグループはベルギーからで、女性陣はめちゃ明るく、楽しい人たちだった。明日はRandaで泊まるとのこと。
＊Gasenriedを出てすぐに抜いた大グループは18時半ごろ到着。大変だったね〜と互いに。
＊明日の本来コースは崩壊で通行止め。Randaの近くまで下って、そのまま下の道を行くか、登りかえすか。頑張って登り返せばマッターホルンの大展望が見れるとのこと。