白馬山《近畿百名山》
和歌山県
山キチどん
その他3人 
体力度について
- GPS
- 06:10
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 943m
- 下り
- 1,022m
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| 天候 | 曇一時小雨後晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
あと1台を修理川沿いに駐車 |
| その他周辺情報 | 有田川町修理川の”かなや明恵峡温泉”\600 |
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感想
昨夜は雨だった。7時の出発の際はまだ降っていた。和歌山県有田川町の国道424号線“道の駅しらまの里”にK川車をデポし、修理川を遡り白馬山登山口に入ろうとしたが道路工事で通れず登山口から3�匆爾房屬鮹屬い拭�ピストン登山でないので帰りは通らない。白馬の滝を見て行ける特典があるので林道歩きも良いだろう。紅葉を楽しみ白馬の滝の水音が聞こえてくるが木が邪魔して滝の全景を見ることはできなかった。もう少し進むと滝の落ち口から俯瞰し雄大さの一端だけは覗くことができた。雨も上がり林道を進み修理川を渡る橋の袂に達する所が登山口でその手前には10台位は止められそうな駐車スペースがあった。
K松さんをトップに登山道に入ると西へのトラバースから始まった。林道から滝のあった谷が見えていたが、この谷の東に張り出す尾根まで行き登りに転じた。急登で高度を稼ぎ一旦なだらかになったが稜線へ出るにはもうひと登りある。寒冷前線が通過した後とあって風が強い。標高870mで稜線に這い上がり一旦南東に進路を取り白馬山へとピストンとなる。地形図には930mの無名ピークの南麓を巻いて白馬山に達する道が描かれていた。しかしやたら付けられたテープはこの無名ピークに導いており、それに従いピークに立った。下る尾根を間違わないようにコンパスを合わせ白馬山との鞍部から小ピークを越えた所で巻道が合流した。一体何処で分岐したのだろう?
謎が解けないまま登りに掛り白馬山(957m)山頂に達した。2等三角点「白馬岳」があり点名だけ見ると北アルプスに来たような気持だが残念ながら樹林帯で展望はなかった。南に向かっても明瞭な道が続いている。この尾根は白馬山脈と呼ばれ方向を転じ遥か西の御坊まで達している。いつかは歩いてみたいものだが今日の行程は此処で折り返し大田岳、大鳴海山を目指した。帰りは無名ピークの巻道を通り疑問を解消しよう。辿って行くと登山口からの尾根道を稜線に這い上がる直前で交差していた道がそれで登って来た時こんなところにも道があるなと思っていたところが分岐だった。従って大田岳への縦走路はこのまま進めばよい。直ぐに巻道は終わり稜線道となった。
次の目標はP848で進行方向が変わった。南には顕著な尾根を伴っているので間違っては大変だ。読図をしっかりしてP848に到ると北西に向きを変えて縦走路を進み太田岳(782m)に達した。ピークを少し外した処に真新しい4等三角点を発見、地形図にもこの三角点は記載がないので帰って調べてみると平成23年11月17日に設置された「西太田」（780.45m）で2年も経ってないレア物だった。しかし明らかにピークより低い所にあり山岳標高としては従来の782mとしておきたい。
白馬山は関西百名山には入らないが近畿百名山に数えられ次期のシリーズで対象となるので先取り登山となった。今日はミッションの設定はなかったが、臨時ミッションとして「P741を特定」をした。地形図に現れるコブの2つめだが等高線の膨らみから小さなアップダウンはもっとありそうだ。方向変化を注意深く見て先頭を行くK松さんが此処だと特定した。北に張り出す尾根から送電巡視路が上がってきた。少し行くと送電線が横切り、鉄塔が立っていた。開かれた部分から南北の展望が良く12時を過ぎたのでお昼休憩とした。風が強いので南斜面に少し下り稜線で風を防ぎ休んでいると陽が射してきた。陽だまりは暖かく心地よかった。
食後は740mのピークで送電線尾根を見送り東北東に進んだ。ほぼ直線的に歩き大鳴海山(733m)に達した。3等三角点「栗生」があるが山頂展望はなかった。今日の3座は展望全滅だった。来た道を戻り直下にあった分岐を下り宇井苔の産王神社を目指した。トラバース道から尾根道となるが地形図には東に巻くように描かれていた。しかし実態は尾根をジグザグに下り続け、左に向きが変わり集落が見えて来ると登山口は近い。下りてきた集落は車道の奥の小道に沿って広がる住みにくそうな場所だ。目標にしていた産王神社は対岸の高みに鎮座していた。
神社前から道の駅への帰り道は車道を歩けば何てことはないがそれでは面白くない。送電線尾根のP658の西尾根の張り出しの中腹を巻くように付いた道から谷筋を下る登山道が描かれている。面白そうなのでそちらを通ることにした。尾根の先端部で分岐する細道に入ると山の斜面の畑の作業道で簡易モノレールが急斜面に付けられていた。途中鹿除けネットを3回開閉して通過し谷筋の登山道を探すがそれらしきものはなく、P288の尾根の張り出しを過ぎると送電巡視路が合流した。そして漸く下りに転じ下りて行くと何と道の駅のすぐ近くに下山することができた。
修理川の駐車点でY本車を回収し再び道の駅に戻るとまた雨が降ってきた。有田町特産品の買い物をして“かなや明恵峡温泉”(\600)に立寄り有田ICから阪和道に入り帰路に着いた。
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