セドノ沢左俣(秦野市遭対協合同訓練)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 470m
- 下り
- 455m
コースタイム
戸沢9:30−
水無川本谷−
セドノ沢左俣−
書策新道−
14:10戸沢
天候 | 晴れ時々曇り(酷暑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
秦野市遭難対策協議会では年に2回ほど表丹沢の遭難救助活動に携わる
秦野警察、秦野消防、遭対協救助隊(kamog所属)、そして秦野山岳協会、
秦野市職員救助隊合同で定期訓練を実施しています。
今年の夏季訓練はセドノ沢左俣で行いました。
各組織新人も複数入ったため地形を覚える、沢に慣れることも目的の一つです。
今年の3月には単独遭難者の捜索活動を行ったことは
私の過去記録や日記で周知いたしましたが
万が一の捜索や救助に対して迅速な人命救助のため
皆努力しています。
最近は技量、経験をわきまえずに遭難するケースも次第に増えています。
ネット情報を鵜呑みにしたり、ネット上で知り合ったお互い技量や考え方も
わからない即席パーティで登山をしたり、
メンバー全員の総意で行動判断基準を決めるべき登山計画(書)が
まったくなされていなかったり・・・
そのような「登山の常識」を学習しないで山に入ることのないように
真摯な態度を持ったその上で登山を満喫してもらうよう
登山者各位にはお願いしたいですね。
山は「相対的」でなく「絶対的」です。
そのルートを登れるには様々な「力」が必要です。
決して誰もが登れるわけではありません。
力が不足している人がそのルートに入れば何かしらの困難を伴うだけでなく
最悪死に直結してしまいます。
一日2万歩のなかのたった1つの判断ミスが最悪のケースを生みます。
リーダーはそういった危険察知能力に長け、事前に対応できる力が必要です。
正直言ってこのような力を身に付けるためには毎週山に入っていたって
数年程度では足りません。
私も学生時代、山岳会から毎週山に入って三十数年になり、ようやく頭や体の
引き出しがお店を出せるほどの技術、知識、経験になってきたかなと思って
いますが、それでもまだまだ学習することが次から次へと発生しています。
また他の人の失敗を客観的に捉え、同じ轍を踏まないよう努めることも
非常に大切な学習です。
山は人生の恩師であり最愛の仲間ですから、長い時間をかけてstep by stepで
付き合っていってほしいと思います。
まだまだ未熟な登山者ですが勉強になります
私もまだまだ理想の登山者ぬ向け修行中です
ともに頑張りましょう
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