ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 693301
全員に公開
沢登り
甲信越

大黒茂谷

2015年08月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
jimson その他1人
GPS
--:--
距離
17.0km
登り
1,180m
下り
1,176m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:25
合計
8:00
7:10
50
スタート地点(林道ゲート前)
8:00
8:10
160
大黒茂谷下降点
10:50
10:55
50
1470m二俣
11:45
55
1680m奥二俣
12:40
12:50
30
稜線(一般登山道)
13:20
35
13:55
75
林道合流点(山道終了点)
15:10
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
411号線(青梅街道)を奥多摩方面から山梨方面へ進み、「道の駅たばやま」を超えて、2つ目のトンネルを超えた先の左手に、三条新橋のある林道入口がある。三条新橋を超えてすぐに一般車両進入禁止ゲート。ゲート手前に5台程度停められるスペースあり。
車止めゲートを脇からすり抜け、林道歩きからスタート。土曜でしたが、工事車両が数台通過。
車止めゲートを脇からすり抜け、林道歩きからスタート。土曜でしたが、工事車両が数台通過。
50分程で林道左手にこの標識。標識先20m位に泉水谷へ下りる階段、その先の泉水谷を向こう岸へ渡る木の橋で渡って入渓
50分程で林道左手にこの標識。標識先20m位に泉水谷へ下りる階段、その先の泉水谷を向こう岸へ渡る木の橋で渡って入渓
すぐに巨岩5m滝。岩横の穴の中から通過
1
すぐに巨岩5m滝。岩横の穴の中から通過
1箇所しかない堤防は向かって右から超える。グズグズの斜面にしっかりした踏み跡で固められており、堤防に倒れこんでいる巨木を使って何とかロープなしでも降りられた
1箇所しかない堤防は向かって右から超える。グズグズの斜面にしっかりした踏み跡で固められており、堤防に倒れこんでいる巨木を使って何とかロープなしでも降りられた
ぼけてますが、ゴルジュ帯入口。釜が深く、左岸をヘツりで通過し、右岸へ。その後、見えてる倒木手前に降りてまた左岸へ
ぼけてますが、ゴルジュ帯入口。釜が深く、左岸をヘツりで通過し、右岸へ。その後、見えてる倒木手前に降りてまた左岸へ
右岸を岩壁に守られたナメ床
右岸を岩壁に守られたナメ床
登りやすく、きれいな滝が多い
登りやすく、きれいな滝が多い
3段の滝が連なる最後に現れる6m幅広の滝。標高1320m
1
3段の滝が連なる最後に現れる6m幅広の滝。標高1320m
キレイな渓相
5m階段状滝。標高1360m
5m階段状滝。標高1360m
苔むしてます
作業用林道が横切る木橋。標高1460m付近
作業用林道が横切る木橋。標高1460m付近
二股。標高1470m。写真は水量の多い右俣ですが、進むのは次の写真・・・
二股。標高1470m。写真は水量の多い右俣ですが、進むのは次の写真・・・
水量の少ない左俣へ。
水量の少ない左俣へ。
左俣を進むとすぐに壊れた堤防後が見えます
左俣を進むとすぐに壊れた堤防後が見えます
しばらく水流のすくない中を進んで行くと大滝が見えてきます
しばらく水流のすくない中を進んで行くと大滝が見えてきます
標高1570m。15m大滝は、左岸の岩場から巻く
標高1570m。15m大滝は、左岸の岩場から巻く
斜滝12m。右岸の流芯左を問題なく登れる
2
斜滝12m。右岸の流芯左を問題なく登れる
続く8m。ブログなどを参考にして、2本に別れる流れの右の糸状部分を登りましたが、物凄くヌメっており、スタンス、ホールドも小さく途中から右の岩場へ逃げた。意外と水量の多い左の流れの部分が登り易そうと思ったけど、判断に迷う所。
続く8m。ブログなどを参考にして、2本に別れる流れの右の糸状部分を登りましたが、物凄くヌメっており、スタンス、ホールドも小さく途中から右の岩場へ逃げた。意外と水量の多い左の流れの部分が登り易そうと思ったけど、判断に迷う所。
しばらく登り標高1680mで奥二俣。写真は右俣。
しばらく登り標高1680mで奥二俣。写真は右俣。
こちらが左俣。どちらでも稜線に出れるとの事だが、左俣は登れる滝が続き、笹ヤブこぎもなしとの情報なので、左俣へ
こちらが左俣。どちらでも稜線に出れるとの事だが、左俣は登れる滝が続き、笹ヤブこぎもなしとの情報なので、左俣へ
左俣にあったチョックストーン滝が先に写る。何気に超えるのに手こずった。もし次行く事があれば、左俣へは進まないでしょう
左俣にあったチョックストーン滝が先に写る。何気に超えるのに手こずった。もし次行く事があれば、左俣へは進まないでしょう
稜線近く。登れるが面白みに欠け、バテてきた
稜線近く。登れるが面白みに欠け、バテてきた
最後はガレとなり、適当な箇所で尾根に逃げる
最後はガレとなり、適当な箇所で尾根に逃げる
わずかな笹ヤブを超えて一般道へ。実は標高で50m程、大菩薩嶺へ向かったのだが、装備の重みに心が折れ、踵を返し丸川峠へ向かう
わずかな笹ヤブを超えて一般道へ。実は標高で50m程、大菩薩嶺へ向かったのだが、装備の重みに心が折れ、踵を返し丸川峠へ向かう
丸川峠。こちらの牛首谷方面へ向かうのは初めて。途中で何度か別れる道あります。地図で確認しながら牛首谷方面へ。
丸川峠。こちらの牛首谷方面へ向かうのは初めて。途中で何度か別れる道あります。地図で確認しながら牛首谷方面へ。
丸川峠からの山道は傾斜もきつくなく、基本トラバースだが道幅も広く下り易い。そんな山道も終わり、林道へ到着
丸川峠からの山道は傾斜もきつくなく、基本トラバースだが道幅も広く下り易い。そんな山道も終わり、林道へ到着
ここから1時間強の林道歩き。タフガイぶって上半身裸で歩いてみたが、ザックが物凄く臭くなっただけであった
ここから1時間強の林道歩き。タフガイぶって上半身裸で歩いてみたが、ザックが物凄く臭くなっただけであった
果てしなく同じ風景が続く林道歩きに思えてきた頃にようやくゲートへ到着。
果てしなく同じ風景が続く林道歩きに思えてきた頃にようやくゲートへ到着。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 1/25000地形図 トポ コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPSロガー 座標印刷した1/25000地形図 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ダブルロープ×30m ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング ハンマー ナイフブレード アングルハーケン 渓流シューズ

感想

参考資料にあげた宗像兵一氏著の沢本にもあるようにキレいなナメ床、苔むした渓相などを楽しめる、とても良い沢だった。ゲート前には他に沢登りと思われるパーティーがいたが、大黒茂谷ではなかったようで、当日は沢中では誰にも会う事なく静かな遡行を楽しめた。沢としてはもっと人気があってもおかしくはないが、アプローチの悪さ、日帰りとしては林道歩きを含めると意外と長くなる行程、などからこの静けさが守られているのかも知れない。喧騒から逃れ静かな遡行を続けていると時折ハッとさせられる景観が広がっており、大菩薩嶺にも突き上げられる(自分は体力不足で届かずでしたが・・・)お気に入りの沢となった。自分の力不足もあるのでしょうが、1570mからの3つの大滝の3つ目、8m滝は自分には10m近くにも見え、ヌメりも半端なく、手こずった。ここは慎重に通過が必要。
下山路としては大黒茂谷に沿って下る作業用林道もあるようだが、今回通った(丸川峠ー牛首谷経由ー林道)の下山路は、山道のトラバースも幅があり、傾斜も緩くとても歩きやすい。丸川峠から約2時間で安全に下れるのでおすすめ。

※参考資料「東京起点沢登りルート120」など。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:462人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら