御殿山、鷹取山、宝篋塔山には怖くていけませんでした。


- GPS
- 03:18
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 494m
- 下り
- 494m
コースタイム
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今日は帰ってきたら満車でしたが、近くで法事があった模様。 平日はハイカーはほとんど訪れないようです。 (前回もそうでした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝篋山手前までしか行ってませんが、ほぼ一本道で迷う心配はありません。 御殿山まではよく整備されていますが、それから先は自然がいっぱいです。 御殿山以降は高所恐怖症的にはとても怖いところが多いです。 |
写真
数日前の雨のせいか、どこかから湧いてきた水で道路がびしょ濡れでした。
下りでは滑りやすかったです。
ダブルストックが基本、と書いてあったので、いつもはシングルストックなのをダブルにしてみましたが・・・。
ストックの、つき方が、わからない!
結局1本に戻しました。
落ち葉の下が滑りやすいところもあるから、なるべく落ち葉のない所を。
どうしようもない時は、ストックで安全か確かめてから・・・歩くんだったよな、確か。
今までの山行の準備不足、基礎学習のなさを反省し、昨日たくさんお勉強しました。
付け焼き刃なので、考え、考え、歩いています。
平坦な所も上りも、一定の速度で。
口呼吸じゃなくて、鼻呼吸で。
下ばかり見ないで、ときどき前を見て、これからのルートの全容を把握しながら。
疲れたらすぐ休む、じゃなくて、ある程度の時間が立ってから休むように。疲れない歩き方を心がける、のです。
ここを降りるのは、結構大変だと思う。
(まき道あります)
いつか、トレーニングで降りてみたいです。
(他の方のレコで見ましたが、御殿山〜大日山のコースは、トレーニングに良いらしく、トレーニングで何往復もされている方がいらっしゃるそうです。)
YouTubeで怖いところがあることを確認しているので、宝篋塔山には多分私はいけない。
でも、こわーい場所を実際に見てみるのも今日の目的の一つ。
ロープ、使わせてもらえてよかった。
ドロドロだったけど・・・。
手袋、買おうと思いました。
伝わりにくいけど、左側は、私からみると、崖。
少し先の木の根っこがうねうねしてる所、道幅が狭くなっていて、とても通れる気がしなかった。
YouTubeでみたのはもっと怖い、両側崖で真ん中にツルツルの石がある所。
そこを見ることもできなかった・・。
あれ?ここ、さっき通ったような?デジャブ?
引き返してみようか?
登と下りが違うのかな?
いや、さっきもこの石掴んでおりたの覚えてる・・・。さっきも下りだった。
あれれ?なんで?今、私はどこにいるの?
ちょっとパニックに。
冷静になって、ヤマレコの地図を確認。
今は、鷹取山と御殿山の間のはずだけど・・違うね、鷹取山と宝篋塔山の間にいる。
鷹取山の三角点を見たあと道を反対に来ちゃったんだ。
折しも、紙の地図とコンパスを使えるようにならなきゃ、と、考えたばかり。
地図、読めるようにならなきゃ。
コンパス、ちゃんと用意しなきゃ。
今までなんて適当にしてきたんだろう・・と反省。
でも、いくら地図が読めても、現在地がわからなくなったら、どうしたらいいんだろう?
多分、距離にして数百メートル、時間にして、10分くらい?道を間違えていた。
多分ここは、鷹取山からさらに戻った下りの階段。
復路は当然どこまでも続く上りの階段。
思い出して、ゆっくりの一定のペースで、リズムよく、鼻呼吸しながら登ってみました。
数えたら、146段。
さすがに最後は口呼吸になったけど、高尾山のときの階段では50段くらいで休憩してたことを思うと・・・。
やっぱり、基本って大事なんだな。
感想
梅雨前、夏前のこれが最後の山行かな、と思って行きました。(このセリフ、実は3度目です。)
先週も来た御殿山、今日はその先へ、行けるところまで。
実は以前大日山までの縦走を計画、予習で見たYouTubeで、高所恐怖症的にとても怖い場所を見て、断念したコース。
せめて、実際にこの目で見て断念しよう・・と思ってきました。
結果は・・。
YouTubeでみた場所の手前で、怖くて進めなくなり、実際の場所は見ないまま、帰ってきました。
でも、また来ようと思います。
もしかしたら、次は進む勇気が出るかもしれないし、(普通の人にしたら、なんてことないところです、きっと)やっぱりだめかも知れないけど。
何より、YouTubeでみた場所は、どう頑張ってもいけない気がする。
その時は、大日山側からそこまで歩けばいい。
それもできなかったら、その時は、トレーニングだったと思えばいい。
(御殿山〜大日山のコースは、良いトレーニングになるらしいです。他の方のレコで見ました)
そういう山行も私らしくていいんじゃないかな、と思いました。
少し考えることがあり、今更ですが基本を学ぼうとこの数日ネットで記事を読み漁りました。
歩き方、ペース、ストックの使い方、ロープや鎖場の進み方、岩場の歩き方、山小屋の泊まり方、テント泊まで。
今日は、足の裏全体をしっかりつけて歩く、とか、下りは膝を少し曲げて地面と足首が直角になるように、とか、一定のペースで、ちょこちょこ休んだりしないで歩く、とか、ダブルストックで(私はシングルで使ってました。タイミングがわからず、今日はダブルは断念しました)、とか、鼻呼吸で、とか、そういうことを意識しながら歩きました。
(今更何を・・という感じです。今まで何も自分から学ばず、人任せで教えてくれるのを待ってたんだな、と、とても反省しました)
結果・・・確かに、足の裏のグリップの効きが違うし、ペースについては、ちょこちょこ休んでいた時より疲れにくいし、長い階段もペースを守りながらだと、以前より長く登り続けていられたと思うし、鼻呼吸だと喉のあたりの乾燥が和らげられて楽でした。
基本って、大事だなと思いました。
今までなんとなく歩いていただけだったと、なんて馬鹿だったんだろうと思いました。
それと、今日、途中で間違えて道を逆走してしまって、何度も同じところを通ってることで一瞬パニックになりました。
ヤマレコさんのおかげですぐにリカバリーできたけど、一瞬自分の現在地がわからなくなって本当に怖かったです。
(昔見た、「世にも奇妙な物語」で同じところをループする話まで思い出して震えました)
千葉の山は整備されてなくて道迷いが多い、一人で歩かない方が良い、
道迷いしたということに最後まで気づかなかった遭難者もいた、
「プチ遭難しかけたんですよ、ピンクテープが見えた時はほんとにホッとした」(縄文杉トレッキングに行った時に単独の方から聞いた言葉。私はガイドさんに連れて行ってもらったんですけど)
今まで聞いたいろんな言葉が頭に浮かんで、自分も道迷いしたんだ、どうしたらいいの?と本当に怖かったです。
他力本願で、誰かに連れて行ってほしい、というスタンスしか持っておらず、なんの知識もないのに、アプリを使えるようになって、一人で動ける気になっていた・・・とても恥ずかしいです。
いい気になって、整備されていないコースも歩こうとしていた自分が、とても愚かで、本当に馬鹿だなあ、と思いました。
勉強しようと思いました。
地図も読めるように。
コンパスもちゃんと買って、使えるように。
人任せにして待っているのではなくて、自分から。
それと、脚力や腕力もつけて、心肺機能も鍛えて、体もできれば軽くして。
道具もちゃんと揃えて、使いこなせるようにして。
緊急時のことも学んで、対処できるようにして。
今後、滑落の心配が出てくるような時は、ココヘリにも入ったほうがいいかも。
あと、身の程を知ろうと思います。
山行は、今の生活の中で大切な時間になっているのでやめられないから、せめて整備された道を歩こうと思います。
ただ・・・。
行きたいと思ったところが、整備されているのか、されていないのか。それはどうやったら、分かるのだろう・・・。
なんだか、反省ばかりした山行でしたが、今後に向けて、良い経験が、結果的に安全にできたことは、良いことだったと思います。
最後に・・・。
私の能力のせいでうまくいかなかったのですが、御殿山単独なら整備されているし、普通なら大日山まで行っても迷いはしないと思います。
御殿山〜大日山のコースは長い階段などがあるからかもなのですが、トレーニングにとても良いと言っている人もいるそうです。
(私は、高所恐怖症だけでなく、実は、かなりの方向音痴です・・・)
ヤマビルを心配していましたが、今日も大丈夫でした。
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