大平山 (泊川コース)


- GPS
- 08:18
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:09
下山時の一部分が抜けおちてしまったため、距離等は正確ではありません。
片道 約8Kmです。
北海道夏山ガイド
標高差 1061m
登り 4時間10分
下り 2時間50分
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
河鹿トンネルを抜けると終点で,そこが駐車場で広いです。国道から約16Km |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から奥へ進み、山道を少し登ったところに登山ポストありました。 登山口〜第1ピーク(810m) 沢地形の滑りやすい路面が続きます。 緑が鬱蒼としていて朝露ひどいです。 強力な虫除け対策必要です。 急斜面足場が狭くて、転滑落に注意が必要です。 第1ピークが休憩に適していました。 見上げる第2ピークが圧巻です! 第1ピーク(810m)〜第2ピーク(1,109m) 崩れやすい岩稜部、落石注意 ロープ場 ロープは補助程度の使用を。 ザレ場も多く転滑落に注意が必要です。 お花畑を楽しむことができるのは岩陵部に入ってからです。 第2ピークから山頂 藪こぎ区間です。 ところどころに、ガイドロープにピンクテープがありました。 地図読み必須で、GPSあると安心です。 → GPSも必須 に修正しました。 前日の登山者の方が道迷い遭難されていたことを知りまして・・・ |
その他周辺情報 | コンビニ セイコマート 6:30-23:00 宮内温泉 日帰り入浴 500円 石鹸、リンスインシャンプーあり、ドライヤーなし 喫茶店 かりんぱ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下 予備1
グローブ 予備2
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料 3.6Lと500g
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池 4 単4
筆記用具 予備1
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証 写し
携帯 GPSアプリ
時計
サングラス
タオル 予備2
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
携帯電話予備バッテリー 2
カメラ予備バッテリー 1
虫よけスプレー 1
熊鈴 1
熊よけスプレー 1
|
---|---|
備考 | 水分 3.6L 500g 消費水分 2.3L 500g 水1.5L 消費 1L スポーツドリンク 1.5L 消費 1L 麦茶 600ml 消費 300ml カルピス 300g 消費 300g アミノ酸入ゼリー飲料 200g 消費 200g |
感想
北海道百名山の道南方面の山旅にでかけて来ました。
エーデルワイス オオヒラウスユキソウ を見たくて大平山へ。
珍しい石灰岩の山ということで、固有種のオオヒラウスユキソウなど
貴重なお花が咲いているのですね。
7月下旬〜8月中旬頃で天候の良い日をと予定しておりました。
ちょうど金曜日の仕事が小樽で外勤でしたので、山道具・泊まり道具一式
を車へ積み込み、仕事が終わってから島牧村の道の駅まで走りました。
岩内からの海岸沿いを走るのは、久しぶりで気持ちの良いドライブです。
植生保護のために、登山道の整備はされていない状態だそうで、
地形図を購入して予習しますが、もはや登山道の表示自体が無いでは
ありませんか・・・
追記
元から登山道表示されていなかった
のかもですね。
道の駅などの案内板やパンフレットには、オオヒラウスユキソウが7合目付近
で見られますと案内されておりますが、ハイキング気分で行ける山では
ないことは間違いありません。
地図読みの講習会は座学に実施訓練等、何度か受けていましたが、
普段から実践しているかといえば、少々自信もなかったので、
地図読みの本を読みながら、良い緊張感を持って就寝しました。
藪こぎの経験も少なく、夏山ガイドの参考時間を大幅に上まわるであろう
ことを予想して、3時半起き、5時には登山口へつける予定にしました。
登りに6時間かかったとしても、下山が明るいうちにできるようにと。
7合目付近でお花を見て、体力的にダメだと思ったなら、そこで引き返せば
良いと思っていました。
登山口へ着いて、誰もいません。
まさかの 自分が一番のりです。
登山準備をしているうちに、もろもろの不安はかき消えていて
登る気満々のワクワクした気持ちで一杯でした。
朝露、虫攻撃に、急登と、もはやなんでもコイという境地で、
心地良い景色を堪能しながら登り続けていました。
こんな山奥深くに私一人きりなんだと思い、絶景を眺めながら
思わずやってしまいました。
「ヤッホー ヤッホー」と こだまはしませんでした。
やはり810mから眺める第2ピークへの景色は圧巻で、標高差300mって
こんな感覚なんだと思いながら、休憩をします。
これからこの急登を行くのかと思うと、一番ワクワクしたシーンですね。
また岩陵が見えて、格好良いお姿なのです。
岩陵部分は確かにもろくて、落石させないように注意して歩かないところも
多く、足場が狭くて転滑落注意な場所も多々ありました。
登山道の状態が悪いところが多いので、人とすれ違うのも危険な箇所が
多いと感じました。
7合目付近で、オオヒラウスユキソウ に出逢えた喜びは
最高でした!!
そして岩陵部の第2ピークを越えてから、本格的な藪こぎが始まりました。
上からは見えませんが、下を見ると踏み跡が明確な部分も多く
、ガイドロープつきにピンクテープありという大変ありがたい状態で、
迷うこともなくピークに辿り着くことができました。
泳ぐような状態は山頂直下の数ヶ所でした。
自分で持参したピンクテープは使わないで済みました。
(ピンクテープについては、本来は自分で付けたものは下山時に
回収するようにと教わりました。また林業関係者の作業用目印だったり
もするので鵜呑みにはできないとも)
山頂看板を写真におさめようと、ザックの中を捜索するも
なんと相棒を連れて来るのを忘れてしまったようで・・・涙
山頂に人がたくさんいると、相棒を登場させるのは照れくさいので、
山頂独り占め状態の時は心おきなく写真撮影できるチャンスなのに・・・
ごめんよお〜と山頂から叫んでみる。
しかし、行きは良い良い、帰りはコワイ とはいやまさに
山頂直下の藪を泳いだ状態から抜け出た場所で、三叉路に見えて、
ピンクテープも多数あり、ここはしっかり覚えておかなくちゃと
思ったシーンで来たルートより下に入ってしまいます。
行きと帰りでは見える景色が全全違うということは、
普段から結構出くわすシーンであったのにもかかわらずに
見事に下に降りすぎて藪を泳いでしまいました。
すぐに立ち往生してしまったので、GPSを確認して軌道修正
できました。
そのGPSも誤差があったりもするので、地図読みと平行して
双方きちんと使いこなせないと、道無き山へ入って行くのは
難しいなと改めて思いました。
今回ほど真剣にコンパスを使用しながら、地図読みをしながら歩いたのは
初めてで、普段の山行でも、ただ踏み跡を辿るだけではなくて、
地図読みの練習しながら歩かなくてはと思いました。
自分が今どこにいるのかを、常に確認しながら歩くと、何かあっても
冷静に平常心で対応できることになるのだと思います。
スライドした登山者の方は、
単独男性 3名
パーティ 2名
山頂は行かず、7合目まで
単独男性 1名
パーティ 3名
今シーズンの道南方面は、大千軒岳に続いて、大変充実した山行と
なったわけですが、体力的によりも精神的な気疲れの方が大きかった
のですが、良い経験を積めた忘れられない山行となりました!!
今シーズンのベスト5には間違いなく入ります。
道南方面のお山も、ステキ過ぎます!
下山後は道中にありました、宮内温泉で汗を流しました。
昔 ゾウの花子が湯治に来たことで有名なとありました。
お湯は少々熱めですが、とても良いお湯でした。
ウスユキソウの見頃もお盆時期までぐらいかなと教えていただきました。
ちょうど良い時期に登れたのかと嬉しく思いました。
ご飯は道の駅の食堂が閉まっていたので、国道沿いにありました
喫茶店 かりんぱ さんでハンバーグ定食をいただきました。
生ウニ丼の看板もでておりましたが、なんと なまもの は
いい大人になった今でも食べることができません。
たまに試すも気持ち悪くなってしまい、すべてリバースしてしまうという
大惨事にあいます。
肉も魚も火をきっちり通さないと受け付けない体質のようで・・・
人生4/1は損しているのだろうなとも思います(笑)
道の駅に着いて、陽が沈むのを待たずして、深い眠りにおちました。
明日は起きてからの体調をみて、狩場山のショートコースかロングコース
を歩くか選択します。
*あくまでも私の主観による感想です。
単独で大平山なんてすごいですね〜
僕はおととし行きましたが、トンネルのずっと手前の橋のところから歩きました。
山よりもトンネルの中を一人で歩くのが嫌でしたね〜
ほんとお疲れ様でした!
i-tomoさん、こんにちは〜
i-tomoさんの過去レコも参考にさせてもらっていました。
どうもありがとうございます!
あの長くて暗いトンネルを一人で歩いたなんて、それが一番怖すぎますね
昨シーズンまではツアー等で連れて行ってもらうことが多かったので、いろいろと
教わったことをベースに今シーズンは、一人で歩ける山にと行きだしました。
初めての山を単独で が最高!な状態です
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