下界は大雨で、山頂は快晴って? 雄阿寒岳 知床NO4
- GPS
- 08:14
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
天候 | 上空晴れ 下界雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り4時間半 下り3時間 標高範囲 400m〜1300m 合計登行 1000m 気温 朝12℃ 大いに涼しい寒い 帰り17℃ 山で会った人 20人 森林限界 1300m 山の快適さ 雌阿寒よりも楽しい 日帰り温泉 阿寒温泉銭湯 味 薄塩 観光 最後の湖畔歩道で観光船から物珍しそうに見られた (登山客は観光見物の対象じゃない) |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO147 知床合宿NO4最終日
下界は大雨で、山頂は快晴って? 雄阿寒岳
曇りから晴れになりそうだから、最終日も行こう。北見はいい天気なのに、峠(釧北峠)を越えると向こうはガスの吹き溜まり。上空も山もさっぱり見えない。さすがに悪天候の釧路。
ここは鹿児島宮之浦が1年で400日雨が降る伝説に対抗して、釧路は(阿寒岳)濃霧が山にこびり付いて晴れないと私は判断している。戻って深田オジサンの百名山見たら、雄阿寒に登ったがやはりガスで、雌阿寒は火山規制だと、似ている。
晴れ予報であるから、登山口に先客もいる。遅い方が晴れるようだからゆっくり出る。スタートが阿寒湖畔で、雌阿寒よりも標高差がある。太郎湖、次郎湖を回って登るのだが、阿寒湖と太郎湖に5mくらいの標高差があって、そこに水が流れ込む様子が格好良くて、エリー湖からオンタリオ湖へと似たようなナイアガラ運河っぽい。
昨日と同じように最初は緩傾斜が続いて、そのうちに急に。ナビのルート図見ながら急だなあと。それでも涼しいから(スタートは12度だ)気にならないのと、途中で雨具着て挫折しそうになったりして。1100mくらいで急は終わったのに、そこに「五合目」とは大いに適当。
どうにか1300mの頂上台地に上がって、ハイマツで展望。すると濃いガスが少しずつ流れていく。どうなるかなあ。
頂上台地をぐるっと回って、向こうに山頂があるからまだ1時間くらい。その間にどんどん晴れて、時間つぶしにその辺で昼飯食って、その間に、ガスが下がって、標高千m以上がブルー快晴になって、あそこに雌阿寒見えるじゃないですか、おお。遠くはそれだけで下界は雲海。いいですねえ。下界は雨で阿寒湖も見えないけれど。
ハイマツ帯の岩を登ってようやく頂上に。こちらの山は、噴煙などは全くない穏やかなグリーンベルトの頂上台地の山。噴火でいじめっ子系の雌阿寒とは大いに違うね。
頂上からは知床の斜里岳も見えました。非常に遠くに少しガスって。そういえば、百名山は雌阿寒だと思っている人が多いのだが、深田さんが登ったのはこちらで、雌と雄が一対になって両方登って1峰という、ここだけの特徴らしいのだと、地元はいうわけだ。
頂上で30分も滞在して、いよいよ下ろう。下りまた長いなあと。登りは覚悟しているからいいが、「帰りは怖い」というわけでね。途中でやっぱり少し雨。3時間ノンストップでもみんなと同じように涼しい顔して下ろう。山の女神に好かれた日。これで5日の旅行が終り。
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