ニュウ〜中山〜高見石(白駒池から周回)



- GPS
- 06:01
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 470m
- 下り
- 470m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中山からはひたすら岩の道を下りていくが、濡れていて滑りやすく細心の注意が必要。 |
その他周辺情報 | 白駒池駐車場及び高見石にトイレあり。 |
写真
感想
「ニュウ」は、5年前に入門的な登山で高見石に登った時に妙な名前の山だなと気になっていたが、今回周回で登ってみることにした。
白駒池駐車場はかなり広いが、登山客というよりも、白駒池(及び足を伸ばして高見石)に行く人が多い印象。そのため、車はずっと置きっ放しではなく、1〜2時間くらいで回転しているようだ。
駐車場から白駒池までは、ウッドデッキ的な区間もあってよく整備されている。入口からちょっと足を踏み入れただけで、苔生した原生林に囲まれるのは素晴らしい。そんな林に囲まれたひっそりとした白駒池の雰囲気もよい。
白駒池を半周歩くとニュウ(看板によっては「にう」「乳」などと書いてある)への分岐がある。ここからちょっと入ったところに白駒湿原があるが、ここまでは木道も整備されていて一般の人も来るようだ。
ここから先は通常の登山道となり、斜度が上がると岩っぽい道になる。湿っているので滑らないように注意が必要となる。やや急な坂をしばらく登ると尾根に出て、左に少し岩場を登ればニュウに到着する。山頂は大きな岩が積み上がって構成されており、尾根からの直登は難しいので、左に回るようにして登ればよい。山頂からは360度の展望が見られる。ただし、ちょうど雲がかかり始めた頃で、天狗岳から白駒池までの間をぎりぎり見ることができた。
ニュウから中山へは中山峠への分岐まで尾根を歩くが、実際は尾根の少し北側を歩くことが多く、特に歩きにくいということはない。あまり展望はないが、時々西側の展望が開ける箇所がある。分岐から中山へも、展望がない中をひたすら真っ直ぐ登っていく。山頂手前に見晴らしの良い場所があるが、山頂は全く眺望はなく、気づかずに通り過ぎてしまう人もいそうだ。頂上の少し先に中山展望台と称する広大な岩場があり、ここで食事休憩。他にも休んでいる人多数。天気がよければさぞかし眺望がよいだろうと思われたが、ほとんど何も見えず。
ここからは下りで楽かと思ったが、ここから高見石までの間が一番大変だった。足元の岩が濡れていて非常に滑りやすく、全く気が抜けない道が延々と続いている。展望もなく単調なのでモチベーションも上がらず、ひたすら作業的な歩行を強いられる。1時間これをやったら、肉体的にも精神的にもかなり消耗した。
高見石は、大きな岩の山を登る必要がある。赤丸がマークしてあるので、それをヒントに登るとそれほど苦労せずに登ることができる。この時点で全空曇りだったが、白駒池を見ることはできた。
ここからは、中山からの下りで消耗したことも踏まえて、小屋の西側からの比較的緩いコースを選択して駐車場まで下りた。とはいえ、上部はそれなりの斜度があり、置いてある丸太の上を歩くと滑るので注意が必要だ。このコースは、普通の靴を履いた観光客が沢山歩いている。下まで降りると朝通った道に突き当たり、左に行って白駒池の駐車場に戻った。
もう少し天気がよければよかったが、苔生した森は独特の雰囲気がある。
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