白丸湖畔遊歩道から鳩ノ巣渓谷

2024年07月05日(金) [日帰り]

• GPS: 02:21
• 距離: 3.4km
• 登り: 161m
• 下り: 185m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:51
• 休憩: 0:22
• 合計: 2:13

距離 3.4km 登り 161m 下り 185m

8:56 白丸駅
8:57 天地山展望所
9:03 9:07 数馬峡橋
9:44 9:53 白丸ダム魚道管理棟
10:43 10:48 鳩ノ巣小橋
10:55 雲仙橋
11:04 11:08 鳩ノ巣駅
11:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　JR青梅線白丸駅(スタート)
帰り　JR青梅線鳩ノ巣駅(ゴール)

コース状況／危険箇所等

危険箇所等はなかったです。

その他周辺情報

〇大多摩ウォーキングトレイル
https://www.okutama.gr.jp/site/map/pdf/ohtama.pdf
〇沿線まるごとHotel Project
https://marugotohotel-omeline.com/

写真

7/5 8:52

JR青梅線白丸駅は、東京都のJR駅で乗車人員が最も少ない駅だそうです(2010年74人)。

7/5 8:55

駅の構内を出ると、《ハンゲショウ（半夏生、半化粧）》が葉の全体が白く化粧していました。

《ヒメヒオウギズイセン（姫檜扇水仙）》

7/5 9:03

川合玉堂は白丸に疎開し、〈山の上の はなれ小むらの 名を聞かむ やがてわが世を ここにへぬべく〉の句を残しています。

7/5 9:04

数馬峡橋から上流の眺めです。

下流に白丸ダムがあるため、白丸湖の一部であり、湖水のエメラルドグリーンが美しいです。

7/5 9:06

橋を渡ると、奥田元宗の歌碑〈ひとり来て　生きる命を　思いたり　紅葉のくらき　山にむかいて〉が建っていました。

7/5 9:17

右岸道を進み、数馬峡橋を振り返りました。

7/5 9:17

湖面を渡る風が爽やかで、暑さを感じません。

7/5 9:24

水の色は深く澄み、安らぎを覚えるほどです。

《コアジサイ（小紫陽花）》が地味に咲いていました。

7/5 9:28

冷たい清水が、筧から流れ落ちていました。

《ミソハギ（禊萩）》

7/5 9:41

《ホタルブクロ(蛍袋)》

《ムラサキシキブ(紫式部)》にアカアシカスミカメが戯れています。

7/5 9:44

白丸ダムは、昭和38年に東京都の多摩川第三発電所の調整池として建設されました。

7/5 9:52

堰堤長が約40m、高さが約30mの小さなダムですが、観光施設になっています。

7/5 9:53

再生可能エネルギーPR館「エコっと白丸」は休館とのことであり、「ひょっとすると、本日の魚道見学はできないのではないか」との予感がしました。

7/5 9:55

ダムの下流側(左岸)には、魚道の延長部が連なっているのが分かります。

7/5 9:57

楽しみにしていたのですが、この日(7月5日)の魚道見学は休みとのことでした【残念‼】。

7/5 9:58

案内板によりますと、落差30mの日本最大級の魚道と解説されていました。

7/5 10:00

未練を残しつつ、右岸道を進みます。

7/5 10:18

休憩舎があり、寛ぎのひと時を過ごしました。

7/5 10:24

遊歩道が、渓間を縫いながら延びています。

7/5 10:25

水は透き通っています。

7/5 10:26

一転して強い流れに変わりました。

轟々たる瀬のたぎりです。

7/5 10:29

《ヤマユリ(山百合)》の大輪が目に鮮やかでした。

7/5 10:34

鳩ノ巣小橋が視界に入ってきました。

7/5 10:36

白く奔流しています。

7/5 10:43

《鴨足草（ユキノシタ）》が咲いていました。かつて数馬峡橋の傍の手打ちうどんのお店が 「鴨足草」という名前であったことを思い出しました。

《カワラナデシコ（河原撫子)》

《ニガナ（苦菜)》

7/5 10:46

岩上から谷間を見下ろしました。

7/5 10:46

吹き寄せる風が心地よかったです。

7/5 10:50

鳩ノ巣小橋を振り返りました。

7/5 10:52

水神ノ滝

7/5 11:00

双竜ノ滝は、滝口にある岩で、二分された流れを「双竜」に見立てています。

7/5 11:39

鳩ノ巣駅舎は木造の風情ある建物でした。

7/5 11:39

鳩ノ巣駅の駅舎を改造した「沿線まるごとHotel Project」は、一度、この眼で実物を見たかったものです。内部は作業室のほか、書籍・パンフレット類が並び、クラフトビール等が販売されていました。

7/5 11:39

「かもんみーる」のパンを買いたかったのですが、焼き上がりが11時45分のため、電車の発車時刻のこともあり、諦めました。

撮影機器：

RICOH WG-7 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

OLTA

猛暑が予報されているなか、長く歩かなくてもよい納涼コースはないかと思案したところ、思いついたのが「白丸湖畔遊歩道」と「鳩ノ巣渓谷」。〈白丸ダムの魚道〉と〈鳩ノ巣駅の「沿線まるごとHotel Project」〉は、是非、この眼で見たかったものです。
〇〈白丸ダムの魚道〉は地下にあるため、魚道管理棟内の立坑を約30m下りることになります。立坑底部の脇に魚道が流れていて、魚が遡上している姿が見られるとのことでした。しかし、残念なことに当日は閉館でした。
〇〈鳩ノ巣駅の「沿線まるごとHotel Project」〉は、NHKスペシャルで「ニッポン観光新時代〜地域に眠る逆転のカギとは〜　無人駅がホテルのフロント、駅の改札を出たらまちが全部ホテル」と紹介されました。それに携われている若い方からいろいろな話を聞かせてもらいました。頑張ってください！