鳥倉林道からの赤石岳・荒川二山ピストン 踏破距離自己最長（テント泊装備）

2015年08月14日(金) 〜 2015年08月15日(土)

• GPS: 40:21
• 距離: 46.3km
• 登り: 4,794m
• 下り: 4,786m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:56
• 休憩: 0:22
• 合計: 12:18

距離 19.4km 登り 2,506m 下り 1,552m

3:06 鳥倉林道ゲート（駐車場）
3:45 3:49 鳥倉林道登山口
4:41 4:43 豊口山のコル
5:19 5:22 水場
5:47 5:49 塩川・鳥倉ルート合流点
6:15 6:19 三伏峠小屋
7:04 7:05 烏帽子岳
7:39 前小河内岳
8:25 8:26 小河内岳
10:29 10:30 板屋岳
11:22 11:24 高山裏避難小屋
14:10 14:11 荒川前岳
14:40 14:41 お花畑（荒川前岳南東斜面）
15:24 荒川小屋

2日目

• 山行: 14:14
• 休憩: 1:46
• 合計: 16:00

距離 26.8km 登り 2,287m 下り 3,239m

3:27 荒川小屋
4:00 大聖寺平
4:59 小赤石岳
5:09 5:10 赤石岳・小赤石岳間分岐
5:24 5:32 赤石岳
5:42 赤石岳・小赤石岳間分岐
5:51 小赤石岳
6:31 大聖寺平
6:56 8:00 荒川小屋
8:54 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:29 荒川岳（中岳）
9:33 9:34 荒川中岳避難小屋
9:37 荒川岳（中岳）
9:45 荒川前岳
11:40 11:41 高山裏避難小屋
12:27 12:29 板屋岳
14:26 14:29 小河内岳
14:32 14:50 小河内岳避難小屋
15:21 前小河内岳
16:04 16:05 烏帽子岳
16:40 16:41 三伏峠小屋
17:02 17:04 塩川・鳥倉ルート合流点
17:30 17:31 水場
18:00 18:01 豊口山のコル
18:50 18:52 鳥倉林道登山口
19:27 鳥倉林道ゲート（駐車場）

三伏峠〜高山裏小屋間、長いです。
荒川山の稜線までも長いです。南アルプスはデカイ。

天候

14日：霧のち曇り
15日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道：松川インターより1時間程度
鳥倉林道は整備の行き届いた非常にきれいな舗装された林道。

コース状況／危険箇所等

前岳裏のカールの直上、大崩壊地の際を通過する。
滑落注意。

その他周辺情報

ここでは、まだ温泉入っていない。

写真

8/14 6:12

三伏小屋6時過ぎに到着。
調子はまずまず。

8/14 6:33

8/14 7:03

烏帽子岳
この辺りから強風となる。
進行に問題はない。

8/14 8:11

8/14 8:12

8/14 8:22

高山裏小屋よりの伝言
『ビールとジュースは売り切れました。酒と焼酎はあります』
とな。
ショーック!!
ビール飲みに荒川小屋まで行こう。決意はこの時に固まった。

8/14 8:24

小河内岳
稜線は強風
帰りに小河内岳小屋によってビールを頂きました。
こじんまりとしていますがきれいな小屋です。

8/14 9:03

8/14 9:04

8/14 9:45

線香花火に見える。

8/14 9:49

8/14 10:20

何気に樹林帯好きです。
テントは張りたくないですが…。

8/14 10:28

8/14 10:38

8/14 10:46

8/14 10:52

8/14 11:00

8/14 11:06

樹林帯のまっただ中にある小屋。
ビールが売り切れ！
目的地は荒川小屋にロックオン。

8/14 11:12

高山裏小屋テン場

8/14 11:12

8/14 11:24

展望なしです。
サイトは10程。20張り程度張れるでしょうか?

8/14 13:11

前岳裏のカール
標高差600mとか。きついです。
韓国人、日本語話せないのに縦走してました。
小河内岳避難小屋に泊ったそうで、大変だったそうです（笑）

8/14 14:02

8/14 14:09

○危の場所
一歩間違うと落ちますね

8/14 14:10

8/14 14:11

8/14 14:16

分岐

8/14 14:19

8/14 14:21

8/14 14:21

8/14 14:24

8/14 14:24

8/14 14:41

8/14 14:49

8/14 15:07

8/14 15:25

サッポロクラシック！
頑張って来て良かった

8/14 18:23

夕焼けとまではいかず

8/14 18:33

8/15 4:39

2日目
天気が良さそう。
大聖寺平から先は吹きすさんでいました。

8/15 4:43

8/15 4:46

来てよかった♪

8/15 4:46

8/15 4:51

8/15 4:57

8/15 4:59

小赤石岳

8/15 5:06

8/15 5:06

8/15 5:09

山頂まであと少し。
最後の登り。
赤石岳、偽ピーク2つあり。

8/15 5:11

8/15 5:11

8/15 5:11

8/15 5:22

8/15 6:01

おお〜。自分のテントが見える。
みんな出発しちゃったな〜

8/15 6:01

8/15 6:07

8/15 6:19

8/15 6:30

8/15 6:33

小赤石を振り返る

8/15 6:33

8/15 8:28

テント畳んで2日目出発

8/15 8:28

赤石岳の見納め

8/15 8:47

8/15 8:48

8/15 8:54

8/15 9:30

中岳も行っときます

8/15 9:30

塩見、蝙蝠。奥には間ノ岳、千丈ヶ岳、甲斐駒も見えました。

8/15 9:32

悪沢岳は次回にします。
楽しみは後に残しておかないといけない。

8/15 9:33

縦走もしてみたいな

8/15 9:35

赤石さらば

8/15 9:47

大崩壊地側から

8/15 9:47

下りの方がシビれる。

8/15 9:50

危険だからといって、
無理に新しい道を切り開かないのはいいですね。
ここでは人の都合は一番後回し。

8/15 9:57

この下りで足がやられないか心配。
でも調子良かった。
ザックの重量を見直しするか〜。

8/15 10:06

8/15 10:51

8/15 11:53

休憩もそこそこに帰路を急ぎます。
この時はまだ、三伏小屋のビールしか考えていない。

8/15 12:06

8/15 12:59

8/15 14:00

荒川3山が遠くなりました。
良く歩いた。

8/15 16:08

烏帽子まで戻ってきました。
振り返って。
鳥倉ゲートに戻ることを決定

8/15 16:08

三伏小屋が見えてきました。

8/15 16:28

水場の分岐までくればあと少し。

8/15 18:52

この後の、三伏峠からの下山がきつかった〜。
日も落ちかけ。
お疲れさまでした〜

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 25 IS Canon

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) ガイド地図(1) ライター(1) 飲料(3) ティッシュ(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 雨具(1) 防寒着(1) 手袋(1) ストック(1) ビニール袋(2) 替え衣類(1) シュラフ(1) ザックカバー(1) クマよけ鈴(1) 食器(1) 非常食(1) テント テントマット ランタン・マントル コンロ ガスカートリッジ コッヘル（鍋） ファーストエイドキット カメラ 車

感想

chamao

7月に椹島から敗退した赤石岳と荒川三山。
お盆休みを利用してリベンジを企画。
当初は3泊4日。
1泊目高山裏小屋。
2泊目荒川小屋で荒川3山と赤石岳ピークハント。
3泊目三伏峠小屋へ移動
4日目下山。
の予定だったのだが、仕事の都合で2泊3日に直前に変更。

鳥倉林道は昨年に続きお盆に再訪となる。
非常にきれいな林道で取り付きも良い。伊豆からは6〜7時間かかるが…。
夜明け前の林道歩きは、ビビりとしてはシビれる。
何度か夜明け前のヘッデンスタートを経験して慣れてはきたが、
山の中よりも実は人工物がある所の方が何気にコワイ。
一人きりの避難小屋のシチュエーションが個人的には一番怖い。
まだまだ、なれません。

三伏峠から烏帽子方面はお初となる。
初日は烏帽子、小河内あたりの稜線は風が強くガスっていた。
樹林帯に入ると風は収まる。前日の雨で下草は露がだくだく。ザックも霧で濡れる。

小河内岳避難小屋前の標識で衝撃的な情報を知る。
高山裏小屋にはビールがない…。

御褒美のない苦行にしかならない。
酒でもいいのだが、やっぱり一杯目はビールでしょう。
そのために山に登っているのじゃないのか!?
じゃあ、荒川小屋で！
と、初日の行き先が決まったのでした。

高山裏小屋までの行程も長かったが、前岳裏のカールも長い。
分岐に到着して花畑に入った頃に膝裏の筋が張り出した。
かばいつつも荒川小屋に到着。
サッポロクラシック最高！

翌日は夜明け前までのガスもすっきりと取れ、天気良し！
赤石岳の雄大さ、荒川のお花畑と楽しめました。
悪沢岳へピストンすると、時間的に高山裏小屋泊になる。
折角来たから百名山2山ハントも魅力的だったが、
2日目も生ビールを選びました。
悪沢岳は次回のお楽しみに残しておく。
次回は、伝付〜二軒小屋〜悪沢岳ルートで行きたいと思います。

カールを下りきったところで、トレランの方と会話。
同方向の行程なのでその後もちょくちょく休憩で会う。
寝袋一つでビバークする猛者でした。
ひょんなことで一緒に鳥倉ゲートに下山することになった。

このルート、特に2日目は半数以上の方がトレラン系のUL装備。
UP DOWNの激しい尾根筋を長距離行くには重量が大敵。
体内エンジンは大丈夫だが、脚などのパーツの負担が大きく故障が心配。
今回、初日の最後に膝裏の筋が張ったので心配したが、
2日目は慣れたせいか調子よく良く歩けた。

お盆のUターンラッシュを避けるには夜に走るのが最適。
1日目より少し長いけど、調子がまずまずだから行けるっしょ。

そんなに甘くはなかった…。
板屋岳までは予定をまもれていたが、その後じりじりと遅れだす。
CTを下回りはしなかったが、
ゲート到着の見込みから1時間遅れとなった。

テント泊装備の1日の踏破距離としては、自己最長記録更新。
2日での踏破距離も最長だと思う。
これで、TTフォレストのバスに頼らなくとも荒川赤石に行ける！
ということを実践できた。
しかも1泊2日で。

高山裏小屋にビールを補充してくださいな。

コメント

spartathlon

お世話になりました！
三伏峠からの下りが、まさにこれでもかコースでしたね！
また、お疲れのところを送って下さいまして本当にありがとう御座いました！

chamao

Re: お世話になりました！
ichiro0829さん、お疲れさまでした。
おかげで私も一日予定を短縮できて、お盆最後の一日をゆっくり休めました
今までの限界を超えたいい経験でした。
でも若くないので無理はしないようにします