【城跡ハイク】東近江の城跡めぐり その3 観音寺城編


- GPS
- 03:27
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 477m
- 下り
- 466m
コースタイム
天候 | 晴れ&酷暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
えーと、東近江城跡めぐりツアーのレポートその3です。
安土城の次に向かったのは観音寺城跡です。
近江守護の六角氏の居城ですね。六角氏は大河ドラマに登場するようなビッグネームではないかもしれませんが、南北朝期からその名が登場しますし、信長の上洛時に敵対したことなどで有名ですよね。
そしてなんといってもその特徴は石垣を多用した山城であることで、安土城より先に石垣が多用されているのは、観音寺城が戦国時代ではほとんど唯一の城なんだそうです。
そして安土城のある安土山に隣接…というか尾根続きの繖山の山頂に築かれており、お城男子として安土城に行ったのなら、併せて行かないわけには参りません! と思っていた次第です。
とはいえ、この日はすでに鶴翼山(近江八幡城)と安土山(安土城)というふたつの山(山城)を縦走してけっこうへロッていたのにくわえ、大量の発汗で全身ビショビショの状態(速乾性素材のウエアですがまったく追いつかない)ですっかり気力も萎え萎え。安土城の入城口横の茶屋(?)のベンチにへたり込んだ際には、もう今日の散策は終了にしようか…などとちょっとションボリしていたのですが、昼食としてカロリー&水分をぶち込んだことによりほんの少しだけ気力と体力ゲージが回復。予定どおり次の城跡へと向かいます。
繖山の標高は432m。ハイキングコースも整備されていて、ハイカーの姿もけっこう見かけました。
で、アタシは「北腰越」から取り付きました。
よく整った歩きやすい路面で、登り始め当初はあんまり傾斜もキツくないのでズガズガと進めます。しかし、15分ほど登って近江風土記の丘からのコースと合流した先あたりで、傾斜がキツくなってきました。さらに、ちょうど気温がピークを迎えるころだったのもあって、歩いていて自分でもわかるほどにガクっとペースが落ちました…。
それでも1時間足らずで三角点のある繖山のピークに到着。
思わずへたり込んでしばし休憩し、息を整えました(^_^;)
三角点から先は城跡エリアになります。
縄張り図によると、北側のハイキングコース(散策路)沿いにいくつもの郭跡があるようなのですが、藪が濃くて、アタシにはちょっとわからなかったですね(^_^;)
尾根を利用したという大土塁上の細い道を東側に進み、佐々木城跡の石碑から南側の散策路に入り、観音正寺にちょっと立ち寄って(有料)、そちらから城跡南西の本丸エリアに向かいます。
本丸周辺はさすがに中核部分だけあって、石垣跡などの遺構がたくさんありまして、実に見応えありました。
さらに南側に向かって進みますと、尾根上の伝平井丸、伝池田丸といった大きな郭が続きます。これらの郭も石塁で覆われて虎口が設けられていました。
尾根の先端の池田丸から南の斜面にもひな壇状に郭が設けられており、ここには大石垣と呼ばれる高石垣がありました。
ってな感じで、ザッとではありましたが散策はこれくらいにして下山にかかります。
ホントはまだまだじっくりと見て回りたいところでしたが、あまりの暑さにへたれハイカーの気力・体力はほぼカラになってきてしまったもので…。
下山は本丸から桑実寺に下るコースを取りました。こちらのコースは桑実寺の管理地を通るので拝観料がかかりますが、本丸からは最短のCTで下山できます。
食い違いになった本丸裏虎口を通り、ひたすら下山します。道は石が多く(石段の名残り?)て、なかなかにシンドイ感じでしたが、下山マシーンと化して無心で下り、20分ほどで桑実寺の境内にたどり着きました。
桑実寺は創建はなんと白鳳6年(677年)で、将軍足利義晴が数年滞在し、仮幕府を置いたとも言われる由緒ある古刹。室町時代前期に建造された本堂は重要文化財だそうで、訪れる価値は十分にあったかなぁ~と思ってます。
桑実寺でしばし休憩し、残り少なくなった水分を補給してから安土駅に戻った次第。
ってなわけで観音寺城の散策は終了。評判どおりの巨大な城郭&盛りだくさんの遺構で見応えがありましたが、時期が悪かったですね…こんなに暑くなければもっと気分に余裕を持って散策できたでしょうし、緑も濃いので見通しも悪く見逃しも多かったと思います。
ともあれ、この日の東近江城跡めぐりツアーはここまで。
安土駅に戻ったアタシは次の目的地である彦根市に向かったのですが、そちらはまた別にレポートします。
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