十勝岳南面直登沢(途中敗退)


- GPS
- 05:42
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 316m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープの必要な大きな滝はなかったが、コイボクシュメナシュンベツ川からの出合以降はグイグイ登り始め、広大なガレ場を過ぎてからは、めちゃ急登続くので下りはより慎重に。二股が多く出現するので、事前に地図でチェックしておかないとムダな時間が発生。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
行動食
非常食
飲料(ポカリ800ml1本・500ml1本)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
細引きロープ
替え軍手
渓流シューズ
薄手ダウン
レスキューシート
使い捨てカイロ
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---|
感想
日高の沢と言えば、野塚への沢以来かなー。
比較的容易だというリーダーの言葉を鵜呑みにし、参加したのだが・・・。
確かに、ロープを出さなければ進めないような大きな滝は無かった。しかし、そんな事で日高の山を舐めちゃアカン!!出合以降、それまでの分を取り返すかのようにグイグイ登りが始まり、急さ加減がどんどん増していくのだ。
しかも、二股が多い。しっかりとGPSと地図で確認とることを怠るととんでもない罰が待っているので、厳重注意だ。
沢水が涸れ、ようやく源頭部へ入り、見上げるとまだまだ急登が続くことが分る。あっという間に背丈以上の笹薮ゾーンへ入り、必死こいてリーダーの後を追う。後ろを振り返ると、仲間の姿が見えなくなっており何度もこの笹薮の中でリーダーと共に立ち止まる事を余儀なくされた。
それでも、踏み跡が見えるうちは良いが、頼みの踏み跡を見失うと、とんでもない事に。10分かけて何m進んだだろうか・・・。笹+低木のミックスに阻まれ、ほぼ動けず時間ばかりが過ぎていく。
何処の沢(山)だったっけな〜以前にもこんな感覚のところを登ったなぁ〜とぼんやり考えながら・・・。
仲間からタイムアウトの申し出があり、リーダーも引き返すことを判断し、標高差140mを残し降りることになった。
残念なハズなのに、何故か笹薮ゾーンの中で撮った記念写真のメンバーたちはとても笑顔なのが不思議だ!(と言うか、内心ホッとしてる!?)
降りると決め、振り返ると、おお〜日高の山の深さを改めて感じると同時に、登りでは見失いがちの筋が良く見えてスムーズに沢まで戻る事が出来た。
沢へ入ってからは、より慎重にねと声かけあい降り始めたのだが・・・。
コメント
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この沢は1060m二股で右へ進み主稜線に上がるのが一般的で無難でございます。左へ進む場合は1160mでさらに左へ進み、南西尾根の1430m付近で鹿道に出るはずですが、読図が複雑で笹かぶりのため今回のようなことになる公算が大です。ピーク直下へは沢形が不鮮明でヤブ漕ぎが長くなるのでお勧めではありません。
主稜線はハイマツ主体、南西尾根はダケカンバ主体となっているため人によっては左の方が好みという場合もあるかもしれません。
北海道の山と谷2は愛読書?のひとつです。
確かにご指摘の通りに記載されています。メンバー間でのスタート前の地図の読み合わせ時に、ワタシ自身もあれ?ルートが本と異なると気づきましたが、別ルートを選択、現場へ行って確認しながらということになった結果が今回でした。改めて、次回の参考となりました、ありがとうございます。
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