記録ID: 7065537
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無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
船山十字路-立場岳-南稜-阿弥陀岳-中央稜 周回(八ヶ岳の森と岩稜を楽しむトレーニング)
2024年07月27日(土) [日帰り]
長野県
yfcyama
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:34
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,245m
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| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
船山十字路-立場岳： 一般登山道と変わらない踏み跡で歩きやすい道 阿弥陀南稜： 非一般登山道だが踏み跡明瞭。登攀装備が無くとも踏み跡を辿ればP3、P4を巻ける。 P3巻き道のルンゼの取り付きは高度感があり緊張する場面だがホールドは豊富。 ルンゼ内は浮石が多いので落石、ホールドの剥がれに注意。 傾斜は緩く岩稜に慣れていれば登る分には苦労する部分は無い。 阿弥陀中央稜： 非一般道扱いだが踏み跡明瞭。 急下降部分に注意を要する箇所はあれど技術的な難度は周辺の一般登山道と変わらない印象。 中央道取り付き-林道： 踏み跡は明瞭で歩きやすい道だが枯沢の合流点付近に複数の踏み跡があり紛らわしい。要GPS確認。 |
写真
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丸山地区別荘地を抜けた先の林道の奥、舟山十字路ゲート手前に10台ほどの駐車スペースがあります。
ゲートの脇の人用通行口を抜けて暫くは林道歩き。一般ルートじゃないのに案内がちゃんとあるのがさすが八ヶ岳。
うーん、解り難いけど右折する作業路があるからここかな？と思ったら違いました。
こちら帰りに撮影したものですが、正解の右折箇所はちゃんと標識出てます。さすが八ヶ岳。
尾根に上がる急登の取り付きですが歩きやすい踏み跡がしっかりとあります。
立場岳の南面側にはずっと侵入禁止のバリケードがあります。私有地なのでしょうね。
立場岳山頂近くの苔むしたシラビソの森はいかにも八ヶ岳。いいです。
立場岳山頂。穏やかで平坦な地形が続くため山頂としては地味ですがこの周辺の原生林は本当に素晴らしいです。
突然開ける視界。これが青ナギですね。なぜここだけこんな荒れ斜面がむき出しになっているのでしょうね？地すべりですかね。
そして向かう先の阿弥陀岳とこれから辿る尾根の姿が初めて見えました。P3、P4の岩稜が大きいのが解ります。
P3ルンゼの取り付き。写真だと解り難いですが下がスパっと落ちててかなり怖いです。ガイドワイヤーがあるのでセルフビレイを取るのもいいのかもしれません。強度は不明ですが。
7/27 8:20
P3ルンゼの取り付き。写真だと解り難いですが下がスパっと落ちててかなり怖いです。ガイドワイヤーがあるのでセルフビレイを取るのもいいのかもしれません。強度は不明ですが。
ルンゼの中は水が流れていますが比較的ホールドも安定しており角度もそれほど急ではないので登るのに苦労はしません。浮石は多いです。
途中から草付き斜面に。踏み跡でステップが刻まれているので草掴んでよじ登る様なこともなく歩きやすいです。
上から登ってきたルンゼを覗き込んで。登る分には問題ありませんでしたがロープ無しで下れる気はしません。
P4も登れる気は全くしません。というかなんかオーバーハングしてる様に見えます。
阿弥陀も雲に包まれて登ってきた南陵が見えなくなってしまいました。
阿弥陀中央稜も一般ルートじゃないのにしっかり看板があります。さすが八ヶ岳。
TX2Evoは岩にはがっしり食いつきますが、ザレや粘土質には弱く滑りやすいです。まあソールパターン見てわかってた事ですが。疲れる。
7/27 9:31
TX2Evoは岩にはがっしり食いつきますが、ザレや粘土質には弱く滑りやすいです。まあソールパターン見てわかってた事ですが。疲れる。
ルートが折れる所には行っちゃ駄目サインがしっかり。バリエーション扱いなのに親切。
中央稜取り付きから先は穏やかな勾配。荷物が軽ければ小走りで行けそうなのですが今は無理。
河原を渡るあたりで踏み跡が無数にありちょっと右往左往しました。
ちなみに船山十字路までの1�劼�らいはこんな感じで車1台分しか幅ありません。対向車きたらスペースある場所まで退避必須です。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
今回も岩稜登山トレーニングという事で初級バリエーションとして有名な阿弥陀南稜ー中央稜周回ルートに無駄に重い縦走装備背負って行ってきました。
阿弥陀南稜はバリエーション扱いとはいえ、踏み跡は終始はっきりとついておりRF要素は皆無です。
登攀対象の岩峰も踏み跡を辿って行けば巻けるので、一般登山のスキルと装備でも問題なく登れました。
ただP3巻き道のルンゼへの取り付き箇所は落ちたら死ぬ感がかなりあり緊張しました。
森林限界を抜けてからの景色も素晴らしく変化があって楽しいルートです。
中央稜に関しては取り付き部分の急下降だけ少し怖いですが、以降は歩きやすく踏み跡が
しっかりとついており周辺の一般登山道とあまり変わらないかなと思いました。
急下降続きで荷物が重いので足にはかなりダメージ来ましたが。
相変わらず岩登りになると体力の消耗が激しいのでもう少し鍛えないと…
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