キリマンジャロ
- GPS
- 128:00
- 距離
- 67.6km
- 登り
- 3,991m
- 下り
- 3,982m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
8/13 ドバイ−−ケニア・ナイロビ 8/14 ナイロビ−−タンザニア・マラング 8/20 タンザニア−−ケニア・ナイロビ−−ドバイ 8/21 ドバイ−−関西空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
キボハットまでは一本道。ポーターが荷物を運んでくれる。 キボハットから高山病にかかる人が多い。ギルマンズポイントまで道不明瞭。 |
写真
感想
アフリカの熱帯雨林から氷河の積もる山頂まで4日間で登るマラングルート。別名コカコーラルート。
1日目 マラングゲートからマンダラハットまで
入山の手続きを済ませ入山する。ゲートをくくると熱帯雨林のジャングルに入る。
うっそうとした木とそこにまたちがう植物の木がはえたり、藻のようにものが木々を覆っている。サルが木の上にいる。
2日目 マンダラハットからホロンボハットまで
すぐに森林限界を越し、低木そして花の多いなだらかな登りとなる。
キボ峰とマウェンジ峰が見えてくる。
ジャイアントセネシオが現れてきたらホロンボハットが近い。
3日目 ホロンボハットからキボハットまで
低木が少し続くがやがてサドルと呼ばれる高地砂漠帯になる。
これ以後は植物は、全く生えていない。
キボ峰が砂漠の上に見え、山頂と共にキリマンジャロを象徴する景色である。
4500mを越えると高山病で頭痛がし、動悸が速くなってくる。
キボハットで夕食と仮眠をとるが、食事も入らず、眠ることもできなかった。
4日目 キボハットから山頂、山頂からキボハット、ホロンボハットへ
深夜23時起床し、防寒対策をし、ライトで足下を照らしながら出発。
急登と高山病のため、休憩を取りながらゆっくり登っていく。
ここまで来てこの苦しさをまた味わって登るのは絶対いやなので精神力で登る。
ギルマンズポイントまでが急で、それ以後はなだらかになる。
ポーターに助けられながら登る。アフリカの日の出をみた。
やっと6895m山頂に着いた。1番はしんどい、2番はやった、3番は氷河に感動であった。
夜、人の後をついて登った道は下山時全くわからず、みんなと外れてマイペースで下山。道がわからず、ただひたすら道らしい所を下山。なんとか下山した所がキボハットだったという感じである。今日はさらにホロンボハットまで行かなければならない。ホロンボハットについてやっと高山病がなくなった。
5日目 ホロンボハットからマンダラハット、マラングゲートまで
2日間で登ってきた道を1日で下りる。花や景色、熱帯雨林を楽しみながら下山した。
キリマンジャロは、七大陸最高峰の中で最も登りやすいやまである。
言い方は悪いが、お金を出せばポーターが食料や荷物を持ってくれ、料理も作ってくれる。
問題はだだ一つ、高山病との戦いである。
私が一緒に登った人の中で、高山病が軽かったのは、一週間前に富士山へ行き、高度順応した人たちであった。私としていないもう一人は高山病がひどかった。
時間のある人は、ホロンボハット(3700m)で1日過ごし高度順応して登ると高山病が軽いとも言われる。
キリマンジャロは日本では味わえないスケールの大きな山である。
(2015年9月記)
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