キリマンジャロ マチャメルート トラブル続きだったけど何とか登頂(^^;;

- GPS
- 56:54
- 距離
- 51.4km
- 登り
- 4,315m
- 下り
- 5,175m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:58
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 9:32
- 山行
- 14:57
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 15:27
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 3:47
天候 | 1日目の後半小雨、テントに入ったら大雨 2日目~だいたい晴れ~曇り 登頂日は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されているが、ゴミがめっちゃたくさん落ちている! 飴のゴミ、ティッシュペーパー、最終キャンプから上は使い捨てカイロがたくさん! |
写真
感想
マチャメルートでキリマンジャロに登って来ました。
プライベートツアー5泊6日
日本で現地ツアー会社数社と連絡取ってレスポンスの良かった所に申込み
現地USドル現金払い
お金は日本からUSドル現金準備して行きました
2/13~14 成田→アジスアベバ(7時間55分待ち)アジスアベバ→キリマンジャロ国際空港
2/15-2/20 登山
2/22~2/23 キリマンジャロ国際空港→アジスアベバ(8時間10分待ち)アジスアベバ→成田
・2/14 18時キリマンジャロ国際空港到着→19時頃ツアー会社の車でホテルへ
到着からトラブル満載。
普段から風邪なんてひかないし、10年はひいてないのに、なんと!風邪ひいたっぽい!
しばらく忙しくて山に登ってなくてただでさえ不安な上に不安材料が増えていく。
ホテルに着いてから30分位して、ツアー会社の社長がお金を取りに来たので支払う。道具のレンタルはないか聞かれ、マットを持って来たけどもう一枚敷きたいから借りたいとお願いする。
ホテルはモシの街まで徒歩15分弱の所にあり、レストランやプールもあり、部屋はまあまあ綺麗。シャワーはお湯が出なかった。シャンプーの備付けはなく、石鹸はあって、石鹸で髪洗ったらバサバサになった。空港到着した18時頃は周辺は27℃で暑かったけど、モシは標高が700m位と少し高度があるので夜になると寒い。風邪っぴきに水シャワーは良くないけどしょうがない。パッキングを済ませて22時頃就寝。
・2/15 マチャメゲート(1808m)→マチャメキャンプ(3017m)
6時半に起きて周辺を散歩して7時頃ホテルに帰って来たらツアー会社の社長とガイドが来て装備のチェック。マットのレンタルを再度お願いする。朝食を食べて9時に迎えの車で出発する。食料の買い出しや登山道具のレンタル屋に寄ってマチャメゲートへ。着いてから登山の申請やポーターのパッキング等で色々待たされ、昼食を食べて荷物チェックを受けてからお昼過ぎにゲートをスタート。ジャングルの中を歩く。お花が咲いてて写真たくさん撮った。日本の高山でよく見るお花も咲いている。ガイドに花の名前を聞いたらテレクラシアムって。他の花の名前を別の日に聞いたらテレクラシアムって同じ名前言ってた。メモしてたから確かだけど、全部同じ名前なの???聞くタイミング逃して聞けなかった。途中小雨が降ってきたけど樹林帯だったのであまり濡れずにマチャメキャンプに到着できた。着いたらもうテントが設営されていて、中に入るように言われ、寒いので入ってシュラフ出したとたんに大雨降ってきた!降る前に着けて良かった。大雨のなか、ポップコーンとコーヒーやお茶を運んでくれたり、テントが浸水しないようにテントの周りに溝を掘ってくれたり、至れり尽せり。19:40夕飯運んでくるよーと、言いに来てから、すごい量の夕飯が出てきた!美味しいけど食べきれない!多すぎて食べきれないよーと言ったら、もっと食べろと笑ってた。咳が出て喉が痛い。まずいなぁと思って葛根湯を持ってたから飲んで22時半に就寝。
・2/16 マチャメキャンプ(3017m)→シラキャンプ(3835m)
6時半起床。洗面器に洗面のお湯を用意してくれた。すでに日焼け止め塗って化粧まで済ませてたので、手を温めさせてもらった。咳が酷くなってきた気がする。葛根湯、あまり効かなかったようだ。
7時朝食が運ばれてきた。美味しいけど多すぎて食べきれない。パッキングを済ませて7時半出発。今日の行程は長くないよ、高度順応のためにゆっくり登るからねーとガイドが言う。樹林帯の中を歩き、キャンプに近づくにつれて高い木が少なくなっていった。咳が酷くなってきてしまい、たぶん少し熱があったと思う。倦怠感あり。頭も痛い。葛根湯とロキソニンと、高山病のせいかなぁと思ってダイアモックス半錠飲んだ。途中わりと長めの休憩して身体がひえちゃったせいもあると思う。キャンプにお昼過ぎに着いて、またポップコーンを持って来てくれた。シラキャンプは3835mで、富士山より高い。どの位酸素飽和度が下がってるんだろうと測ると88%、深呼吸して92%まで上がった。しばらくしてからまた測ったら95%さらに良くなったけど怠くて体調悪い。頭も痛いのでダイアモックスを半錠飲んだ。寒いのでシュラフに入っていたら寝てしまっていて、16時頃散歩に行くよーと起こされた。怠さと頭痛はなくなっていた。カメラと水だけ持ってシラケイブまで1時間位散歩。景色が良くて素晴らしいが、ゴミがたくさん落ちてるのが気になった。タバコやティッシュなど、持ち帰らずに捨ててしまう。昔は洞窟に泊まれたんだけど今は宿泊禁止になっている。環境破壊がすすんでいて自然を守る動きが少しずつ出てきていると教えてくれた。歩きながら、体調はどうかと聞かれて、風邪ひいたみたいで風邪薬を飲んでること、頭が痛いのでダイアモックスを朝とキャンプに着いてから半分ずつ飲んだことを話すと、飲み過ぎだと怒られた。普通は朝晩で半錠ずつだそう。薬も身体にとっては異物であり毒なので飲まないで済むなら飲まない方が良い。今日はもう飲まない方がいいという内容の説明をされて、そうなのか‥と‥‥風邪っぴきだし、高山病になりやすいんじゃないかと思って、頭痛もあったから飲んだんだけど、ダメだったみたい^^;
キャンプに戻って少しキャンプの中を歩いたりして過ごす。19時、夕飯が運ばれてきた。相変わらず量が多い。少しお腹の調子も悪くてあまり食べれなかった。咳がさらに酷くなってきてるのも心配。頭痛は治ったけど、葛根湯残り3回分。コンタック持って来れば良かったなー。20時にシュラフに入ってそのまま就寝。0:20にトイレに起きてピーピーの下痢だった。それから頭が痛くて眠れず。気分も悪かったので、2時にダイアモックス半錠とロキソニン1錠飲んで、その後は眠ったみたいで次に起きたら5時半だった。頭痛は治っていた。
・2/17 シラキャンプ(3835m)→ ラバタワーキャンプ(4631m) → バランコキャンプ(3964m)
高度4600まで登って、4000迄下ったキャンプで寝る。そうすることが高度順応のために良いそう。
朝食が運ばれてきたけど食欲なくて食べられず。体調良くないけど頑張らなくちゃ!
↑ここまで、メモのような日記を書いてたけど、この日はさすがに目的地のキャンプに着いてからダウンして、以後は最終日までメモがないので記憶を辿ってです^^;
高度が上がるにつれて頭痛が出てきて、ダイアモックスを半分飲もうと思ったらガイドに止められた。君は高山病は大丈夫そうだから頭痛いんだったら頭痛薬だけ飲んでと。酸素飽和度94%で、very goodだそうだが、、、そんなことはどうでも良くて、お腹の調子が悪く下痢止めを飲んだけど下痢が止まらない。水分も摂れなくて、ヨタヨタでガイドについて歩けない。見かねて荷物を持ってくれると言うので甘えることにした。カメラだけ持ってたけど、カメラも一眼レフ持って行ったので体調悪い身体には重い。天気は雲多め。ゆっくり歩いてもらって、どうにかこうにか、目的地のキャンプに到着できた。もうテントが設営されていて、テントに入ってシュラフ出して、頭痛はなかったので、葛根湯と下痢止めを飲んですぐに寝てしまい、、、夕飯も食べずに寝続けてしまったみたいで。
・2/18 バランコキャンプ(3964m)→バラフキャンプ(4648m)
朝、4時半頃目が覚めた。怠くて体調は悪いけど昨日キャンプに着いた時よりは回復してる気がする。頭痛はない。怠いだけ。シュラフの中で寝ながら酸素飽和度を測ると85位で、起き上がって深呼吸してたら90台前半に上がってきた。水を少し飲んで、ストレッチしてゴロゴロしていたら、ガイドの声。心配してテントの入口に来てくれていて、どうするか決めないとねー、下山するか、どうするかと。えー😱登りたいけど‥ダメかな?😱と、思わず日本語で返事しちゃって???な顔をするガイド。ガイドが持って来た測定器で酸素飽和度85 、自分のだとさっき92位まで上がったよと、測って90%を見せる。他のガイドも来てくれて、酸素飽和度を測って85~87%スワヒリ語で2人で何か話していて、、、登りたいんだけどリタイヤしないとダメですかね?お腹の調子も悪くて、食べたらトイレが心配だし、持って来た下痢止めは切れて整腸剤しかないし、等、希望や不安を話したら、、、高山病は大丈夫そうだから、登るために食べないと!食べないと登れないよ!トイレは山の中で用をたせば良いから、登るために食べろ!と。聞いて昨日のおやつに出してくれたビスケットを早速食べ始める私を見て、荷物は全部持ってあげるから。朝食はたくさん食べろよ。昨日社長に電話で具合が悪いと報告していて、死んでいないか夜中に見に行けと言われて3回見に来たけど、良かったよーと。そんなこと知らずに眠り続けて心配させて悪かったです。
朝食は食欲なかったけど頑張ってフォージというお粥みたいなのは全部食べた。登る気になったら、怠さはなくなっていた。
7時、準備してスタート。標高高いので寒い。お腹の調子悪いの相変わらずで。途中のトイレは全部寄って、1回岩蔭で用を足した位で済んで良かった。
ゆっくりペースで進んでもらって、何とかバラフキャンプに辿り着けた。頭痛は少しある位で、ロキソニン飲むほどでもない位。
18時、夕食。あまり食べられず。ガイドが来てもっと食べろと言うが食欲がない。山頂アタック時間の説明があった。23時半起床、0時出発。服はどれを着ようと思ってるのか聞かれ、見せてアドバイスを受けて、ダウン以外は全部着てシュラフに潜り込んだ。
・2/19 バラフキャンプ(4648m)→ウルフピーク(5866m)→ バラフキャンプ
少し休憩してから→ミレニアムキャンプ(3799m)
夜中23時半起床 ビスケットとお茶を持って来てくれたので食べてから身支度を整えて0時出発で山頂を目指す。ガイドに着ろと言われた物を言われた通りに全部着たけど、風が強くてもっと着ないと寒かった。冷え性なので特に手先、足先は、凍傷になるんじゃないかっていうくらい、感覚がなかった。けれどそれよりもっと問題は、お腹の調子が最悪だということ。もともとお腹は弱い方なので、生水は飲んでないし水分は全て浄水器を通して飲んでたけど、うがいしたりした水がいけなかったかもしれない。下痢止めは全部飲んじゃって切れて、ビオフェルミン飲んだけど下痢止めが効かない下痢にビオフェルミンが効く筈がない。あまり下痢が酷いようだったらリタイヤも仕方ないと思って登っていた。風が強くて寒いけど、下痢が止まらない。ガイドに、待ってるから岩の影で済ませて来いと言われ‥道中トイレは1ヶ所しかなかったので、風の強い吹き曝しの中で用を足さなければならなくて。私、いちお、女子なんですけど。だけどこんな所で漏らす訳にいかないし。リタイヤをきり出そうとすると、高山病じゃ深刻だけど、お腹なら大丈夫でしょ、ハクナマタタ~(スワヒリ語で問題ないの意)と、手を引かれて、結局山頂までに7回の野💩を^^; 必要な水分も栄養も採れず、食べた物はのど飴2つとマナバー1個お湯コップ半分位。←8時間をよくこれで乗り切った! 風邪で咳と鼻水が止まらず、鼻の下と唇の乾燥が酷くカピカピで何とか登頂。嬉しい気持ちはあったけど達成感はあまりなく、とにかく山頂に着けた安堵の気持ちが大きかった。お腹の調子が最悪で、高山病どころじゃなくて頭痛なんて全然感じなかった(^^;;
下山は富士山の須走みたいな登山道で、砂で真っ白になったけど割と楽に降りれた。途中、登って来てるポーターに会って、congratulations!と、言ってもらって嬉しかった。キャンプに戻ってテントに入ると洗面器にお湯を持って来てくれた。手ぬぐいで清拭して着替えてサッパリ。昼食を出してくれるって言ったけど、要らないからと断って、持って来たマナバーを1個食べた。2時間休んで一つ下のキャンプへ行く。1日あまり飲食してないので下痢は出なくなっていた。難なくミレニアムキャンプに到着。かなり下に下りて来たつもりでいたけど、ここも標高は3799mで、富士山と同じ位の標高だったことを、下山してから知った。
夕飯は相変わらず量が多すぎるけど食べないと思ったのか肉がなかったw 咳がさらに酷くなってしまった。22時就寝。咳込んで夜中に目が覚めてしまいあまり眠れなかった。
・2/20 ミレニアムキャンプ(3799m)→ ムウェカゲート(1637m)→モシのホテルへ
7時キャンプを出発して11時台に登山口へ向けて下山開始。
途中、初日から何度も声かけてくれた他のパーティーのポーターの男の子に荷物を持たせてもらった。後頚部に乗せて両手で落ちないように押さえて持って歩いてるんだけど、荷物に潰されそうで立ってるだけでやっと。荷物が重くて顔が下向いちゃって前も向けなくてこんなの担いで歩くなんて無理無理~凄すぎる!
樹林帯入ってからはお花がたくさん咲いていて、写真撮りながら歩いた。
登山慣れしてなさそうなガイドの肩借りて下山する高齢の欧米人が多くてビックリ!ヨタヨタ脚をかばいながら歩いてるので大丈夫ですか?怪我しちゃったんですか?って聞いたら、「I'm just old(私、ただ歳とってるだけよ)」って!そんな人でも登っちゃうんだから、凄いです!
ヘリが何度も麓と中腹を往復していて忙しそう。
聞いたところ、アメリカ人は歩くのが好きじゃないようで、膝を痛めちゃったり、歩いて下らないでヘリに乗る人が多いそう!ビックリ!!自分の足で歩いて下りないと登ったことにならないんじゃないの???
ゲートまで下山して、登頂証明書ができるのを待ち、なかなか迎えの車が来なくて待ち、待ちくたびれた。11時過ぎの下山でホテルに着いたのは15時半。
こんなに待つならゆっくり下山すれば良かったのに。
登頂証明書の年齢が間違っている。
もらってすぐにその場で言ったけど、社長が申込み時に間違って申請してしまっているので、変更できないと。
明日新しく書き換えたのを届けるとガイドが言っていたけど、最終日まで持って来なかった。
適当すぎる。
適当すぎるぞ、アフリカ人。
だがこれでトラブルは終わりではなかった
もー色々あり過ぎて
疲れました
わたしの時間を返してください
なんて言っても相手はテキトーなアフリカ人です
日本だったら有り得ないですが
わたしの英語力じゃ、ムリ
言ってもわかってもらえない
つたわらなくて
泣けてきます
全部想い出にできるくらい大きな気持ちが必要です
次は他のルートで登りたいなーと、思ってるんですが、
良い旅行会社ご存知の方いらっしゃいませんか?
今回の会社はダメダメでした
2度と使いたくない
ガイドさんは良かったけど‥
ログは初日は最初から撮れてなくて途中から。
時間、狂ってます。
写真はスマホで撮った物だけ。
一眼レフで撮ったのはどうやってアップするんだろー?ちょっと調べてやってみます(^-^;
【番外編】
今回エチオピア航空利用で、帰路にアジスアベバで8時間以上の乗り継ぎがあり、トランジットホテルを利用しました。
土曜日だったので空港からホテルまで大渋滞!
日曜日の断食に向けて街でみんな沢山飲食するとか!それで土曜日はいつも大混雑、大渋滞すると、バスの運転手さんから面白い話聞けましたー🤣
今回はあまり良いホテルには行けなかったけど、
ビュッフェで、エチオピアの噂の主食『インジェラ』に遭遇できました❗️
『見た目ぞうきん、味はゲロ』と言われるこのインジェラ、なかなか食する機会に恵まれず、わたしにとっては念願の❣️でしたが。
見た目はほんとに丸めたぞうきん!
たくさん並んでて面白かった!
茶色っぽいほうを食べて、
味は‥ゲロっていうか、ゲロまでいかないけど、酸味があって美味しくはないですねー
大きさも小さくなく、ぞうきんの大きさあるので、食べ切るのが大変でした😅
【番外編②】
日本車の、日本で使われた、その後✨
日本で使用されて廃車になった車が、海外に輸出されて使われていると、聞いたことがありました。そうなんだーへー、と、あまり実感がなく聞いてましたが‥
タンザニアは、トヨタばっかり!いっぱい走ってました!7割位は日本のお古?空港の送迎車もトヨタ。日本で使われてた車でオーディオにカタカナが書いてありました。27万km走ってました。運転手さんが、君は日本人?日本の車、たくさん走ってるでしょ?トヨタイズグッド😆👍と、行きの運転手も帰りの運転手も言ってました。故障しないそうです!乗用車以外も、日本の旅館の名前が書かれたマイクロバス、高校の名前が書かれたスクールバスのお古が、タンザニアで見た目ボロボロになりながらも沢山の人や荷物を積んで運んで大活躍!実際に見れて感激しました!!!
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