薩摩富士は伊達じゃない。開聞岳(九州百名山一気制覇シリーズ②)


- GPS
- 04:46
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 839m
- 下り
- 842m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:47
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山81座目、そして九州百名山一気制覇シリーズ2座目は開聞岳。
【前の山からの流れ】
前日は宮之浦岳に登っている。下山後はフェリーで鹿児島港に戻り、道の駅山川港活お海道(イオカイドウと読む)に向かう。ここが本日の車中泊の場所となる。本当なら登山口となるかいもん山嶺ふれあい公園の駐車場に泊まりたいところだが、ここはキャンプ地であるため、車中泊は禁じられているという。道の駅いぶすきも車中泊地として検討したが、活お海道は隣接して「和ゆう」という居酒屋があったので、ここにした。車を止めて飲食できるのが最大の強みとなる。当地名物となる「いぶから定食」と焼酎を堪能する。車中泊の場合、どうしても登山口駐車場でコンビニ弁当を車中で食べて寝るパターンが多くなるので、とても遅くまで営業している飲食店が道の駅にあるとてもありがたい。ただし、1泊目と同様に、この道の駅の標高は低いので、暑くてとても寝苦しかった。これは夏場に九州に行く場合の宿命である。
【開聞岳に登ってみて】
道の駅から20分ほどで登山口に着き、4時50分に登山を開始する。開聞岳は登りはじめの標高が低いのでとても蒸し暑い。登山道は一つしかないので迷う事はないが、前半は樹林帯の中にえぐれた道が続くので特に暑い。7号目から8号目にかけて岩がゴロゴロしているが問題なく歩ける。ビューポイントは少ないが、5号目の展望台通過時に丁度陽が昇り、とてもラッキーだった。山頂は指宿や大隅半島方面、池田湖方面の眺望がいい。枕崎方面の眺望は10分ほど手前地点からが見やすい。
【3座目の霧島山に向けて】
下山後は、以前から行ってみたかった知覧特攻平和会館に向かう。知覧に入ると道路の両側に石灯籠がずっと並び、鎮魂の街を感じさせる。会館の中には特攻兵の手紙や遺書が展示してある。見送った人々の証言動画もある。家族や祖国のために自らの命を犠牲にされた方々の存在を重く受け止めた。最後に開聞岳を眺めながら沖縄に飛び立っていったという逸話もあり、自分が今登ってきた山だけに複雑な感情を抱いた。その後、霧島山(韓国岳)の登山口がある、えびの高原駐車場に向かう。途中、十兵衛の湯で汗を流す。入浴料は550円。休憩室はなし。
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