奥穂高岳南稜日帰りソロ
- GPS
- 08:18
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,904m
- 下り
- 1,906m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢小屋〜取付の雪渓は右岸左岸ともに雪渓を避けられるスペースなし |
写真
感想
久しぶりの日帰り北アルプスだが天気は保って午前中まで
(時間的に)サクッと登れそうなバリエーションルートとして奥穂南稜を選択
過去の記録を見る限りロープは必要なさそうだったので登攀装備は一切持たずに軽量化して臨んだ
岳沢小屋からの雪渓は意外とカチカチだったので軽アイゼンを着けた
斜度はないのでピッケルは不要
記録通り左側から取り付きザレ場斜面を登る
中央ルンゼを目指して何となく右上しようとするが歩きやすい場所は左寄り
案の定左ルンゼの入り口っぽいところに来てしまい草付をトラバースしたがここがルート全体で一番悪かった気がする
(ルート全体でも言えるがここは特に)相当大きな石でも浮いてることが割とあるのでホールドする前にテイスティングは必須
中央ルンゼに入ってからは悪場は無く(III級程度の岩登りはあるが)しばらくスイスイ進む
ルンゼ合流地点からちょっと行ったあたりから藪漕ぎ
踏み跡が薄い…というか藪が濃すぎてルート取りに自信が持てないが方角は合っているので強引に突破
稜線に抜けてからは踏み跡明瞭で快適な岩場でご褒美タイム
ライン取りにもよるがロープはやはり必要ない…というか数mの登攀で中間支点が取りづらいのでロープを出す意味が薄い
トリコニー(2峰?)を右に巻くところで際どいバランスのトラバースがあり、荷物が重い場合は可能なら迂回が望ましい(お助けスリングがあるがスリングも支点も中々に年季が入っている)
トリコニーと南稜の頭の間は岩尾根に沿って登る場合は何回かクライムダウンがある
最後の方に懸垂支点のある場所はクライムダウンもできるが岩が脆かったので下降ラインは少々吟味する必要があった
色々あったが総合的には難しくはなく簡単すぎて退屈ということもなくとても楽しめた
…ウェストンは事前ルート情報もなく貧弱な装備でここを初登してるんですよね
昔の登山家はやっぱりすごい
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