初めての燕岳&燕山荘(中房温泉からピストン)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,388m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:40
天候 | 1日目:晴れのちガスのち晴れ 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分岐もなく道は迷いようもないほど明瞭 危険箇所なし ぐずついた天候が続いていたようだがぬかるみはほぼなし 燕山荘手前の合戦尾根は「北アルプス三大急登」とのことだが、中房温泉から合戦小屋までの登りの方が苦しいように感じた |
その他周辺情報 | 下山後は中房温泉にて日帰り入浴&バス待ち |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
9月第一週に遅めの夏休みを設定し燕岳&燕山荘を計画していたものの、予報では天候不順が続きそうだったため断念…
しかし家でごろごろしているうちに晴れ間が期待できそうな予報に変わっていたため、急遽ツアーバスである毎日あるぺん号を予約。
3日10:10に電話予約→荷造り→22:40バス出発となかなか慌ただしい一日でした。
毎日あるぺん号について
毎日新聞旅行の商品というだけで毎日運行しているわけじゃありません。
出発してすぐ眠りにつくつもりだったのですが、1時間は高速に乗らず下道でストップ&ゴーを繰り返すため眠れませんでした…
その後高速SAにて時間調整も兼ね1時間弱(長い!)の休憩を2回、
朝方は山道で右に左に体を揺らされ寝たり起きたり。
登山口まで直通なので非常に便利なのですが、十分な睡眠は期待しない方がいいと思います。
そして仲間のマイカーの寝心地の良さにあらためて感謝…
登山口からはスタートからぐんぐん高度を上げます。
中房温泉があっという間に下の方に…
序盤から登りがひたすらつづくのでけっこう厳しいです。
上は半袖Tシャツ1枚でちょうどいい感じでした。
天気が良く、また4ヶ所のベンチが気持ちのリセットに丁度いい塩梅だったため、苦しいながらも順調に合戦小屋に到着。
この日は荷揚げのヘリが何度も行き来しており、間近で見れて得した気分でした。
その後の合戦尾根は北アルプス三大急登と銘打ってはいるものの、合戦小屋までの登りよりは楽だったような…
燕山荘の方は暗くなっていたので気持ちはちょっと沈みつつあったのですが
燕山荘について
人気があることで有名な山小屋です。
他の山小屋は3ヶ所しか経験がないので比較としては不十分かも知れませんが、それでも人気の高さに納得できた点がいくつか。
・スタッフが多くかつ丁寧。受付して設備の説明を受けながら寝床まで案内されたのは初めてでした。また「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の声も頻繁にかけていただきました。
・玄関が広い。人の出入りが多かったにもかかわらず詰まることがありませんでした。
・夜明るい。消灯後は真っ暗闇になるものだと思っていたのでヘッドランプを首にまいたまま寝たのですが、廊下は消灯後も電気が点いておりヘッデン要らずでした。
その他もろもろとても快適な山小屋でしたが、気になった点を強いて挙げると
・燕山荘グループのWEBサイトには「歯磨き粉をつけての歯磨きはNG」とあるのに洗面所に貼紙等がなかったせいか歯磨き粉をつけている方が多く見受けられた。
そんなところでしょうか
燕山荘到着後の登頂や出たり入ったり…は写真を参照してくださいw
夜12時頃トイレがてら外に出てみました。
天体好きの方等他にも人がいるかと思いましたが、燕山荘の外は以外にも貸切でした。
風がなく午後よりも寒く無かったためご機嫌でうろうろ&独り言w
月明かりがあったため若干見づらくはありましたが星はたくさん見ることができました。
普段見慣れない星の数に若干畏れ多くもあり…SF小説「夜来たる」の気分。
東側の安曇野市街(?)は夕食後は夜景がきれいでしたがこのときは雲海に埋まってました。それもまた一興。
西側は…あんなに頑固だった雲がない!
闇夜でもはっきりわかる槍ヶ岳のシルエットに興奮、そして朝まで天気が保つことを祈るのでした。
尚、晴れていてもベンチは夜露でびしょ濡れなので座らないように。
おしり冷たかった…
あと残念ながら夜の写真は撮れず。一眼レフとかなら撮れたんですかねぇ
夜明け以降のもろもろ…は写真を参照w
予想できたことですが晴天の土曜ということで登りの団体さんが非常に、非常に多かったです。
バスの時間等予定がタイトだった方は団体さん待ちで焦ったかもしれませんね。
自分はちょうど良かったですよ。
というか思った以上に膝ががくがくだったのでどのみちスピードは出せませんでしたし。
塔ノ岳より楽そうだったのに意外に疲労が溜っていたのかなぁ
とにもかくにも望外に天候に恵まれ大満足の燕岳&燕山荘デビューでした。
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