金剛山 丸滝谷 下の丸滝 直登練習ルート 簡易チェストハーネス、チェストアッセンダー編


- GPS
- 01:32
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 467m
- 下り
- 71m
コースタイム
- 山行
- 1:33
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:48
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もちろん、無料でトイレ付きで靴洗い場もあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金剛山 丸滝谷 下の丸滝 直登練習ルート 簡易チェストハーネス、チェストアッセンダー編は、単に丸滝谷ルートの下の丸滝へ行き懸垂下降してスリングロープで作った簡易チェストハーネスに棘々のあるチェストアッセンダーを取り付けて登攀するルートです。 今まではチェストハーネスを使わずにシットハーネスのビレイループに取り付けたカラビナにスリングロープで延長し棘々のないマイクロアッセンダーもしくはシャントを取り付けるか、あるいは簡易チェストハーネスに棘々のないマイクロアッセンダーもしくはシャントを取り付けて登攀していました。 コース的には、旧国道309号線の右側にある石筆橋(写真2)から林道(林道石筆橋線(仮称))へ入ります。 林道を舗装されていない終点(写真7)まで行き石ブテ47番・石ブテ東谷・中尾の背・丸滝谷ルート共通の取り付きの沢を渡って真っすぐ行きます。(写真9) 途中にある石ブテ47番ルートの取り付きも右へ曲がらず真っすぐ行きます。(写真10) しばらく最後の方は少しだけ沢道になる登山道を歩くと、石ブテ東谷出合という3つに分かれた分岐地点に出ます。(写真14) 石ブテ東谷出合は一番右の丸滝谷ルートの取り付きを行きます。(写真17) 丸滝谷ルートをしばらく進むと、棒を立てたケルンのある下の丸滝分岐に出ます。(写真29) 後は下の丸滝分岐を左へ曲がり下の丸滝へ行くだけです。(写真31) 丸滝谷の水量はいつもより多めでした。 また、このルートは基本的に丸滝谷ルートなので特に危険な所はないと思います。 強いて言うなら写真18、写真26の滝、下の丸滝(写真31)は、少し危険ですが、必ず補助ロープか巻き道があります。 意地になって無理にフリーソロで登ろうとしない限り大丈夫だと僕個人的には思います。 |
その他周辺情報 | 下山後はどこにも行っていません。 |
写真
いやあ、バイクのためここへ来るまでが非常に暑かったです。
今日はここからは登山開始です。
滑落事故から本格的な沢登りは初めて。
さあ、リタイヤせず無事に沢登りできるかな?
分かっていたら水越川左支川砂防ダム横の空き地にバイクを駐めることができたのに。(泣)
この暑い中、もう今さらバイクを駐めた水越峠公衆トイレへ戻る気は起こりません。
補助ロープが張られているせいか、踏み跡が結構残っています。
今年はここを登っている人が多いのかな?
去年登ろうとしたらハチの巣ができていて登れませんでした。残念!
ここも行きたいルート。
新しいシステムを検証するには、ここの滝は少し前傾壁(オーバーハング)になっている所もあり危険なので止めておきます。
先ずはその木で作業しやすいように自己確保支点をスリングロープとカラビナで作り自己確保(セルフビレイ)します。
これで懸垂下降支点、ハーネスのビレイループ、下降器の安全環カラビナを再度確認したら懸垂下降開始です。
でも、大事には至らず無事に懸垂下降して下りて来ました。
次は目的であるお楽しみの棘々のあるチェストアッセンダーを付けての登攀です♪
チェストアッセンダーだけだと不安なので、フリクションヒッチのプルージックもバックアップとして付けました。
これが付いているからロープの滑りが悪かったのかな?
今考えると、チェストアッセンダーを信じてプルージックは付けなければ良かった。
ただ、棘々のないシャントは信用し過ぎて荷重をかけなかったため滑落しましたが…。(泣)
チェストアッセンダーを付けた結果は長くなるので感想の所で書きます。
実はここ登るのはともかく下りるのは少し危険でした。
左岸に付いている補助ロープを使えば安全に下りられるのですが、意地になってフリーソロで下りてしまいました。(汗)
感想
6/7の滑落事故から初めてのロープを使った本格的な沢登りです。
以前のように楽しい気持ちで沢登り、滝の登攀ができるか少し不安で心配でした。
が、しかしその心配は沢登りの気持ちよさ、楽しさの前では無用でした♪
滑落のトラウマからフラッシュバックも起こりませんでした!
滑落した僕が言うのもなんなんですが、滑落はしないことに越したことはないですが、滑落の経験がクライマーを育ていくのですねって感じです♪
ふう、一か月ぐらいの軽い打撲の滑落事故で本当に良かった。(汗)
今回の 金剛山 丸滝谷 下の丸滝 直登練習ルート 簡易チェストハーネス、チェストアッセンダー編 では、スリングロープで作る簡易チェストハーネスに棘々のあるチェストアッセンダーを取り付けて特にロープが引きやすいかどうか試してみました。
簡易チェストハーネスではチェストアッセンダーを付ける位置が胸ではなくもっと下の腰(ヘソ)の所に取り付けることになるので、荷重をかけるためにロープを下へ引こうとすると、下過ぎるため少しやりにくかったです。
やはり簡易チェストハーネスではなく正式なチェストハーネスにチェストアッセンダーを取り付けた方がいいのかなと思いました。
また、チェストアッセンダーは荷重をかけなくても棘々があるので下へ滑落するのを止めてくれますが、荷重をかけるためロープを引く際ロープの滑りが今ひとつなので登攀体勢が悪くなり不安定になります。
これを解決するためには、ロープの滑りを良くする滑車(プーリー)付き登高器(アッセンダー)、つまりマイクロトラクションをチェストハーネスに付けるのがいいのかなと思います。
また、ロープを引きにくいのを解決するためにスリングロープで作る簡易チェストハーネスではなく正式なチェストハーネスを着用しようかなとも思っています。
次回は金剛山の下の丸滝か妙見滝で、正式なチェストハーネスにマイクロトラクションをきちんと胸の位置に取り付けて滝の登攀に挑戦したいと思います。
次回が楽しみです♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する