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Yamareco

記録ID: 712338
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ケ岳(国見温泉コース。クマに遭遇・・)

2015年09月06日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
hiro_kuri その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:25
距離
11.6km
登り
971m
下り
956m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
0:57
合計
7:03
距離 11.6km 登り 971m 下り 972m
8:00
54
8:54
8:58
48
9:46
9:49
8
9:57
7
10:04
33
10:37
10:45
20
11:05
11:06
24
11:30
12
11:42
11:43
24
12:07
12:08
23
12:31
13:02
3
13:05
13:10
7
13:17
13:18
17
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13:36
12
13:48
13:49
36
14:25
35
15:00
0
15:00
ゴール地点
<熊に遭遇>
詳細は感想欄にて。
天候 霧雨と小雨、時々くもり。男岳周辺だけ強風だった。
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国見温泉手前の駐車場に停めました。公衆トイレあります。
コース状況/
危険箇所等
<馬場の小路コース>
小岳手前までは細かい砂利のようなもので整備されていて歩きやすくはありますが、道幅が狭い上にロープでガイドされている左側が相当な下り急斜面になっていて、ガスに覆われていたため底は見えませんでしたが、これで強風にさらされたら恐怖だろうなと身震いしました。
その他周辺情報 <温泉>
石塚旅館と森山荘があります。今回は石塚旅館を利用しました。
森山荘よりも浴槽が倍以上広く、ゆっくり浸かれました。
ドライヤーは備え付けておらず、フロントに言えば貸し出してくれます。
確か、風呂場に機械類を置いておくと、あっという間に硫黄ガスにやられてしまう、と森山荘のスタッフが話していたような。脱衣所に置きっぱなしにしないのはそんな理由と思われます。
登り中の景色は終始こんな感じでした。
2015年09月06日 09:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/6 9:55
登り中の景色は終始こんな感じでした。
傾り泉水、だったはず。
ガスが本当に濃い。
2015年09月06日 09:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
9/6 9:59
傾り泉水、だったはず。
ガスが本当に濃い。
駒池も真っ白。
2015年09月06日 10:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/6 10:03
駒池も真っ白。
男岳の登り口。
ここから頂上までが今回の登山で一番の強風でした。
2015年09月06日 10:37撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
9/6 10:37
男岳の登り口。
ここから頂上までが今回の登山で一番の強風でした。
男岳頂上にて。ほぼ無風。
※男女岳でも撮ったのですが、PTが映っている関係でupしませんでした。
2015年09月06日 11:09撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
6
9/6 11:09
男岳頂上にて。ほぼ無風。
※男女岳でも撮ったのですが、PTが映っている関係でupしませんでした。
阿弥陀池と八合目小屋を結ぶ旧道。
阿弥陀池避難小屋を発ったグループは、このルートを諦めていました。
2015年09月06日 12:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/6 12:19
阿弥陀池と八合目小屋を結ぶ旧道。
阿弥陀池避難小屋を発ったグループは、このルートを諦めていました。
阿弥陀池避難小屋。
ガスが深すぎて、10m近くで急に姿を現す。
2015年09月06日 12:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
9/6 12:21
阿弥陀池避難小屋。
ガスが深すぎて、10m近くで急に姿を現す。
大焼砂は本当に砂のような沈み方をします。
このルートを登りで選んだら、恐らく横岳あたりで力尽きそうです。
2015年09月06日 13:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/6 13:31
大焼砂は本当に砂のような沈み方をします。
このルートを登りで選んだら、恐らく横岳あたりで力尽きそうです。
帰り道ではガスも偶に晴れかかってくれました。
大焼砂から田沢湖が見えます。
2015年09月06日 13:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
9/6 13:39
帰り道ではガスも偶に晴れかかってくれました。
大焼砂から田沢湖が見えます。
後ろを振り返る。無理です、登れません(汗)

その後、横長根分岐から国見温泉へ降りていく途中で、戦慄が走る出来事が起きました・・・。
2015年09月06日 13:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
9/6 13:45
後ろを振り返る。無理です、登れません(汗)

その後、横長根分岐から国見温泉へ降りていく途中で、戦慄が走る出来事が起きました・・・。
撮影機器:

感想

※山行の感想は、他の方々の記録を参考になさってください。※

<まさかの熊と遭遇>

下山途中、横長根出合から国見温泉へ降りる途中、クマと遭遇しました。それほど大きくないような。大小で言えば、多分、小。

5人パーティの先頭を、少しペースを上げて進んでいた2人が、直線の長い下りから右へ曲がった所(いわゆる死角)で、右手の藪からノソッっと出てきました。
2人もクマも見合って数秒間固まったあと、2人が恐る恐る後ずさりで後続パーティのもとへ登ってくると、クマも曲がり角までやってきて、上にいるコチラをのぞき見していました。その距離20m位。

とりあえず、自分は腰に巻いて吊るしていたカメラバックを外し、最悪襲ってきたらいつでも殴りつけられるようにしつつ、音を出すことで立ち去ってくれないかと、持っていた笛を吹き鳴らし、無い人は手を叩き、と、10数秒やったところ、やがてクマは死角の向こうへ動き始め、曲がり角から見えなくなりました。

自分ともう1人の男性と2人で先頭になり、カメラバッグを構えつつ音を出しながら恐る恐る右折の先を覗いたところ、姿はありませんでした。が、それからは視界の効かないあらゆる茂みに警戒するようになり、登山口までの数十分は、かなり緊張感ある下山となりました。


実際にクマと遭遇した場合は、その距離にも依りますが、「走らずに、クマの様子を見つつ後退り、襲ってきたら熊スプレー」という記述をよく見ていましたが、結局”まさか会わないだろう”と思っていたんでしょうね、自分。熊スプレーは用意していませんでした。まあ、あったとして、自分の位置が風下だったら使えません。

”クマと遭遇した際の”対策を改めてネットで検索すると、某雑誌の記事では、登山中の対応ではありませんが、「鉈(なた)があれば、最善である。鉈で熊の身体のどこでもよいから叩くことだ。そうすれば、熊も痛さを感じ、怯んで、人を襲うのをまず止め、躊躇しながらも立ち去るものである。」とあります。
登山で持ち歩くものに置き換えると・・・使えそうなのはストックくらい?それとも小型の鉈を護身用に持ち歩く?
自分はパーティよりソロ山行が多いので、より必要性に駆られます。

そして、熊よけの部分において、反省点は明確。
・自分以外、熊よけ鈴をつけていなかった。
・鈴を付けない2人が、全く見通せない死角に対して、ペースを上げて進んでいった。

自分はまさか会わないだろう、は油断でしか無いことを肌で感じた、命拾いをした登山でした。

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ハイキング 八幡平・岩手山・秋田駒 [日帰り]
国見温泉ムーミン谷経由男岳男女岳コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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