富士山(吉田口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,612m
- 下り
- 1,602m
天候 | 晴れ曇り雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道です。 |
写真
感想
今回は修行のような山行となりました。
登山未経験のパートーナーに辛い体験をさせたと反省点が沢山です。
しかしパートナーの頑張りにはビックリするとともに感心してしまいました。
日頃から富士山に登りたいと言っていたパートナー。
今季登るためには二人のスケジュールが会うのが今日だけ。
富士スバルラインも規制解除で5合目まで車で行ける。
午後から天気が怪しい予報でしたので午前中のうちに登りきって
7合目あたりまで降りてくる計画で実行。
5合目駐車場は規制解除初日曜日ということもあり1.5kmくらい手前に
停める事に。結構身支度をして出発していく人が多いな。皆天気を気にして早めの行動。天気が崩れる前の午前中で降りてくる計画のようです。
私達も準備をして出発。それでも駐車場に着いてから1時間半たってる。5合目までの道はウォーミングアップ&高度順応のつもりでゆっくり進みます。5合目に着くと登山客が沢山いて一安心。なんとか10時登頂を目指します。
長い道のりですのでゆっくりを心がけて登っていきます。パートナーも焦る気持ちを抑えてゆっくりと足を運んで行きます。段差も少ないところを選んで慎重に何しろ8合目まで体力温存が目標。沢山の人に抜かれました。でも観光登山組の抜いて行った人達はいずれ追い抜いてそれからは追いついて来なくなりました。本7合目鳥居荘到着が5:05ここでゆっくり御来光。なんとか10時に間に合いそうな予感。でも8合目から上の急登岩場は確実にパートナーの体力を奪って行きます。それでも文句ひとつ弱音も吐かずに足を前に出して登って来てくれています。空をみると予想より早く天気が崩れそう。急ぎたいがここまでのペースを乱したくもない。疲れた体に鞭打つように本8合目で霧雨が振り始める。どうしよう‥‥。登るか降りるかこの時点でかなり悩みました。ペースは遅いが着実に足は動いている。パートナーの頑張りを見ていると登らせてあげたい気持ちが強くなる。良し行こう!!!パートナーのザックを俺が背負う。ゆっくりペースで私の体力が温存できていたのが救いでした。しかし雨足は非情にも強くなって体と心を冷やしていく‥‥
ここからはパートナーも最後の踏ん張り。後で計算したら本8合目以降は標準タイムより少し良いくらいのペースで登ってた!頑張ってたんだな。
(T ^ T)
9合目の鳥居通過。彼女は無意識に足を動かしているだけ。彼女の精神力にはビックリしました。
もう少し頑張れっ!!ラストの階段を登って頂上に着いた時は本当に涙がでそうでした。しかし山頂は暴風雨。すぐに山小屋に逃げ込みますが満員で身動きが取れない。エネルギー補給も込めてカレーを食べる。ゆっくり休むこともできずに外に出ると強風。富士山頂上の風の凄さを身をもって知りました。
山頂のトイレに逃げ込みどうするか少し考える。下山ルートに向かう人たちがいたので一緒に下山を決意。下山し始めたら強風は収まりましたが雨が降ったりやんだり。
下りの4時間もパートナーは相当辛かったと思いますが頑張ってくれました。
かなりギリギリの山行となってしまい途中で引き返す決断が必要だったのでは?とも考えてしまいますが今となっては登りきって良かったと思っています。今度は最高のコンディションの中でパートナーを山頂に連れて行ったあげたいと思います。
なにしろパートナーの意志の強さを見せつけられた山行でした。
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