記録ID: 7130205
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沢登り
甲斐駒・北岳
尾白川本谷〜甲斐駒ヶ岳
2024年08月11日(日) 〜
2024年08月12日(月)


- GPS
- 20:32
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,505m
- 下り
- 2,679m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:29
距離 10.6km
登り 1,473m
下り 380m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊の痕跡が多くみられました。登山口近くで目撃し、沢での幕営地には、焚火の後の真横に、比較的新しい熊の糞があり、翌日の遡行でも熊の新しい糞に遭遇しました。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
アクシデント発生!!! 新調したトレランシューズでの林道歩き。靴擦れで踵の皮がずるむけ 水がしみて痛い。この先の長いルートと明日の黒戸尾根の下降に耐えられるか自信がなくなり、苦渋の判断で遡行を断念し下降する決断。テーピングでぐるぐる巻きにしてゆっくりと歩きだしたら、意外と歩ける。少し下りましたが、思い直して遡行を継続する事に。皮がむけない様に足を運ぶことにしました。
右下の側壁をトラバース気味に進んで、チョックストーンの下へと登ります。ボロボロの壁が嫌らしかったです。ここは用心して空身で登ってザックを引き上げましたが、トラバース気味なので引き上げでザックが振られてボロンボロンになりました(-_-)
こんな感じ ボロボロの壁。たしか古い残地ハーケンが1か所か2か所があったのと、効きのあまり良くなさそうなカムのポイントがありました。空身で登り、登り切ったところのスタンスの上部にある木に投げ輪でシュリンゲをかませてセルフ。ザックは荷揚げ、荷揚なんてのも30年ぶり。ロープ1本で荷揚げして失敗してザックがスタックしたりするとどうにもならなくなるので注意が必要。
このあたり、もしくは少し先ですが、左岸を巻く際に巻きすぎて右の支流に入り込んでしまいました。そのまま登ると、予定の稜線よりもかなり外れる為下降する事に。用心して30mロープで懸垂下降を3回で戻りました。約1時間のロスにゲンナリ。足の皮も痛み出してさらにゲンナリ。
装備
個人装備 |
泊まり沢装備
ツェルト
30mロープ
登攀具は退却時用として
ハーケン
キャメロット0.5
0.75
ハンマー
沢シューズ(ラバー)
お助紐6ミリ×10m
|
---|
感想
普段は日帰り山行しかできないのですが、正月、GW、お盆休みは、泊まりの山登りができるので、とっても楽しみにしていました。1日目は素晴らしい渓相に癒されましたが、2日目からは靴擦れの痛みや、久々の泊まり山行で体力的にヨレヨレになってしまいました。稜線に出てからもまだ500mの登高が残っており、さらに2000mの下山では泣きそうになりました。普段からしっかりと歩く山登りをしないといけないなと反省しています。それでも、初日の素晴らしい沢歩き、20数年ぶりの泊沢での焚火の一夜、靴擦れの失敗、ボロボロになった下山、どれも今となっては珠玉の夏の思い出となりました。甲斐駒ヶ岳という大きな山に、心から感謝を伝えたいです。
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