岩櫃山*真田の夢の跡🏯キツネノカミソリとイワタバコ


- GPS
- 02:28
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 502m
- 下り
- 496m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎周辺の登山道及び観光マップ。 chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://iwabitsu-sanadamaru.com/file/iwabitsuyama_coursemap.pdf ◎山麓は里山程度の登山道だが、十二様通りは堰の口、密石通りは尾根鞍部から、三点支持の基本的な登攀技術が必須。登れるが下りが困難になることが多い。低山と安易に考えない事。天狗の架け橋は崩壊で通行止めで迂回路へ。 ・古谷登山口〜赤岩登山口:舗装路歩き。樹林帯内にシュウカイドウ、キツネノカミソリ開花。潜龍院跡地は歴史の勉強になる。 ・赤岩登山口〜堰の口:十二様通り急坂の直登や九十九折れを歩く。キツネノカミソリとイワタバコが満開。沢のところは落石注意。尾根通りのイワタバコが満開過ぎだが見事。 ・堰の口〜山頂:岩稜の登攀と鎖場が続く。九合目の岩場は巻くことができる。山頂直下は二連鎖場と鉄ハシゴ。 ・山頂〜尾根鞍部:岩稜帯の鎖場が続く下り。天狗の架け橋は崩壊で迂回路へ。北西方面の眺望が良い。 ・尾根鞍部〜密石登山口:階段など整備されているが、崩壊箇所が多くザレており、下る時は特に注意。キツネノカミソリは満開、イワタバコは終盤。 ・密石登山口〜古谷登山口:舗装路歩き。 |
写真
感想
木曽駒ヶ岳から帰ってきて、翌日13日は墓参や買い物などで一日過ごした。週末は台風の直撃も予想されるので、近場の岩櫃山へ出かけることにした。正午前から雨が降り出すので午前中で下りる。
前橋を7時15分に出発。通勤時間帯だが赤城県道は空いていた。上武道路に入った途端に激混み。特に渋川IC出口からの車が多く中村交差点は大渋滞していた。上信道の渋滞を避けて日陰道で中之条町へ。
郷原駅の脇を通って古谷駐車場へ。前橋市から1時間10分。一台停まっていた。岩櫃山を見上げて出発。民家が並ぶ道を歩いて赤岩登山口へ。シユウカイドウが咲いていた。登山口をしばらく行くと広場のような場所に出る。潜龍院跡。
1582年、真田昌幸は武田勝頼を迎え入れ、戦いの再挙を図ろうと三日で作られらた潜龍院。武田勝頼は自害して使用目的がなくなり、その後寺院になった。今は石垣のみが残り、この時期にはキツネノカミソリが満開となる。「夏花や 真田どもが 夢の跡」
十二様通りに入り急坂を歩いていく。郷原城跡を眺めてさらに急になった道を歩く。沢沿いにキツネノカミソリが満開。大岩にはイワタバコが咲いていた。土石流があった沢を過ぎ、赤岩通り分岐を櫃の口方面へ。尾根の北側を通るが蒸し暑く汗だく。熱中症脱水対策で、こまめに水を飲み扇子で体を扇いだ。
櫃の口から徐々にハシゴや鎖場登攀が現れる。九合目には鎖場から上がる眺望の良いヤセ尾根。巻き道もあるので迂回しても良い。下って山頂へはハシゴと二連鎖場。足場もしっかりしているので問題はない。山頂も見晴らしがよい。ガスガスだったが。
下って密石通りへ。いきなり足場が狭いトラバースと急下り。岩の間を縫うようなところもある。ただ日陰の岩場は涼しくて休憩できた。天狗のかけ橋は通行止め。迂回路を歩く。五合目の尾根鞍部からは、ザレて滑りやすい。道脇に咲くキツネノカミソリが満開だった。イワタバコは終わっていた。
密石登山口に出て舗装路を歩いて駐車場に戻った。前橋へ戻るついでに榛名山沼ノ原へ寄ったが、環境調査で2年間立入禁止のロープで囲われていた。仕方なく駐車場に戻った。
家に戻って県庁の自然環境課に電話したら、調査を随時するので、荒らされないように規制したとの事。どんな場所であろうと、生態系がある湿地帯を長靴で踏み荒らしてはいけないのだ。反省どころか恥ずかしくなった。自然環境課の方に感謝したい。
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