【高尾山】高尾山口駅〜6号路〜山頂〜4号路〜二軒茶屋登山口


- GPS
- 03:06
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 3:07
天候 | 晴れときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標も多く、よく整備されています。下山に使用した無名道(通称:病院道)は入口に「悪路」という表記がありますが一般的な登山道です |
その他周辺情報 | ケーブルカー高尾山駅近くにある高尾山スミカにて冷しとろろそばと生ビールをいただく。下山後には高尾駅前のドトールでアイスカフェオレとジャーマンドッグを追加摂取 |
写真
感想
夏の青春18きっぷ、3回目の利用では池袋にある名画座(新文芸坐)までアニメ映画を観に行ってきました。2012年公開の『虹色ほたる 永遠の夏休み』という作品で、上映後には監督のトークイベントもあります。上映開始は15:00からなので、午前中はどこか山にでも登ってこようという話になってくるわけです。西武池袋線を利用すればすぐなので、当初は奥武蔵あたりに行こうかと思っていたのですが、埼玉方面は天気があまり良くなさそうでした。そこで久しぶりに高尾山に向かうことにしました。
【高尾山口駅〜6号路】
当日は宇都宮駅から始発の次にある湘南新宿ラインに乗車し、新宿線で中央特快に、高尾駅で京王線に乗り換え。高尾山口駅で下車。茶屋や土産物屋の並ぶ参道を抜けて、ケーブルカー清滝駅を右手に、稲荷山コース登山口を左手に見送り、6号路へ。未踏の稲荷山へ登ってみたい欲求もあったのですが、なにしろ暑いので少しでも涼しそうな沢沿いの道にしました。何度か歩いたことがあるので、勝手知ったる道という感覚でいましたが、いざ登ってみるとイメージより1.5倍くらい疲れました。考えてみれば8月の高尾山ははじめてです。結構人が多いので、追い抜いたり追い抜かれたり、ちょっとせわしなくもあります。コースは沢沿いから沢の中へ、そして木道の階段道に移行します。一定のリズムで登れますが、それが却って火照った身体には堪えました。3号路との合流点の手前にある広場でベンチに座って休憩し、息を整えたところで南西方面に回り込んでから、長い階段を詰めていけば山頂に到着です。
【山頂〜4号路】
高尾山の眺望といえば富士山ですが、この日は残念ながら雲の中でした。ここまで来るのに汗だくになっていますが、日陰のベンチに座っていると、なかなか涼しかったです。お盆が明けて暑さの峠を越えた感じがします。山頂付近には茶屋がいくつかありますが、お昼にはちょっと早かった気がしたので、ひとまずケーブルカーの山頂駅あたりまで下ります。今回は未踏の4号路を使うことにしました。林の中のトラバース道で、なかなか気持ちの良いところです。展望はあまりありませんが、ところどころ下界が見えるところがあります。やがて本コース最大の特徴である吊り橋(みやま橋)を渡れば、道は1号路に合流します。
【高尾山スミカ〜病院道〜二軒茶屋登山口〜高尾山口駅】
ケーブルカー乗り場の手前にある高尾山スミカで早めの昼食を取りました。冷しとろろそば(1100円)と生ビール(700円)を注文。歯ごたえのそばと、出汁の利いたとろろの相性が抜群で、予想よりずっと美味しかったです。ケーブルカーやリフトでの下山も考えましたが、ひと休みしたらまだまだ歩けそうだったので、二軒茶屋登山口に繋がる無名路(通称・病院道)で下山することにしました。入口には「悪路」との表記がありますが、歩いてみればなんてことのない普通の登山道といった感じです。(高尾山にしては)悪路ということなのでしょう。途中の分岐で琵琶滝に下る道を右手に見送り左折。ぐんぐん下っていくとやがて病院の裏手に出ます。病院の敷地を抜ければ、6号路からの道と合流し、参道を戻っていけば高尾山口駅に到着です。
【池袋にて映画鑑賞】
温泉に入っていこうかとも思ったのですが、土日祝日1,300円という値段に臆してしまいました。駅のトイレでササッと着替えて、高尾駅前のドトールでクールダウン。一息ついたところで余裕を持って池袋に移動しました。
冒頭にも記したように今回は山行がおまけで、メインは映画鑑賞です。久しぶりにやってきた新文芸坐で『虹色ほたる』というアニメ映画を鑑賞しました。大好きな作品で、封切り時にも2〜3回観たように思います。DVDも持っているのですが、やはり映画は映画館で観た方が良いですね。しかも今時貴重なフィルム上映です。ファンタジー要素のあるジュブナイル物という感じの作品なのですが、昭和50年代の山間部に暮らす子供の日常が、かなりのリアリティをもって描写されています。登山を題材にした作品というわけではないのですが、ヤマレコユーザーなら「あるある」と感じる山麓描写が随所に観られます。オススメの1本ですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する