安達太良山トレイルレース50K―下りはツルツル、登りで攣る攣る
- GPS
- 11:59
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 3,298m
- 下り
- 3,325m
コースタイム
- 山行
- 11:21
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 12:00
天候 | くもり一時雨。山頂はガス |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | レース後に櫟平ホテルで入湯させていただきました |
写真
装備
個人装備 |
(後で整理します)
|
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感想
8/23以降日記や山行記録をアップできていませんでしたが、実は8/Eのロード練習で左脹脛肉離れを発症したため休養に専念しておりました。最初は足が攣っただけと高をくくっていたのですが、治りが悪いので色々と調べてみるとどうやら肉離れのようだ。今迄は「皆さんは足が攣っても直ぐに回復して走り始めるけど自分にはできないなあ」と不思議だったのですが、今思えば小生が攣りと認識していた症状のほとんどは肉離れだったらしく、5/31の奥久慈トレイルレースのときも軽い肉離れだったのかもしれません。
さて、そんな状況の中、標題のレースに初出場して参りました。途中でリタイアを意識しましたが、周囲の皆様に乗せていただいた結果なんとか完走できました。以下、写真が無いので詳述します。
競技説明会(前夜祭)
Oさん、Aさん、Sさん、Eさんらと陣取る。宿に車を置いてきた小生は、持参した「奥の松 あだたら吟醸」でフライングぎみにスタート。主催者からは、茨城県常総市等々の広域に被害をもたらした記録的大雨の影響でコースを短縮するかもしれない旨の説明があったが、先頭ランナーが到達する直前まで前向きに検討するとのこと。その熱意に頭が下がりました。その他にもいろいろと説明があったが私語に夢中で話を聞かず。これが後述のコースアウトの原因だったのかも…。
前泊の宿
良く眠れたが、敷布団の硬さが合わなかったためか起床したら腰が張っていた。脹脛肉離れの後遺症よりも腰の方が心配な状態。
スタート〜銚子ヶ滝エイドステーション
概ね真ん中ぐらいの位置からスタート。奥久慈と異なりマッタリとしており、追い抜き(または追い越され)がほとんどない。ひたすら前のランナーに付いて登る。和尚山辺りでは低木のため屈んで進まねばならず腰に疲労を与えてくれる。下りは滑り台状態。掴めるものはすべて利用する。
石筵側の渡渉では、シューズの水没を防ぐため、コース下見(8/19レコの写真9)でも試したルナサンダルを着用した。その目的は達成できたが、渡渉した後の泥濘に足をとられ綺麗に洗われたばかりの素足は泥だらけになってしまった。泥を落としながらの履き替えに無駄な時間を要し、はたしてレースの中でプラスになったのかどうかは判らない(並走していたEさんは岩伝いに渡れたと云うし…)。それでも想定よりも15minほど早い約3hでエイドステーション着。
銚子ヶ滝エイドステーション〜横向温泉(CP1)
この区間では、体力を温存しつつ3h程度でCP1に辿りつくことを目標とした。しかし、船明神山までの登りで疲労感を覚え始め、鉄山、箕輪山への登りでは明らかにペースが落ち始める。それでも箕輪山からの下りを頑張って目論見よりも約15min遅れでCP1着。
横向温泉(CP1)〜塩沢温泉スキー場(CP2)
土湯峠への登り始めから前腿の疲労が著しく心拍が上がる。前の区間で得意でない下りで頑張り過ぎたのかもしれない。疲労が蓄積した腰も痛みだす。そしてとうとう鬼面山の直前にて動けなくなり、ここまで並走してきたEさんには先行してもらって小休止した。再出発するも、攣りそうな両腿の内側広筋の辺りを手指で圧迫しようとすると腰が前屈に耐えられず、腰に手をやると大腿が攣りそう。「あちらを立てればこちらが立たずだな…」などと無意味なことを考えていたら、今度は段差のある水溜りでスリップ。その瞬間、ここまでなんでもなかった右脹脛が激しく攣る。悶絶しながら患部を圧迫しつつ回復を待ったが、リタイア、更には遭難が頭をよぎる。でもこの後DHを繰り広げたBさん他、後続ランナーの方々に励まされて気力は復活。箕輪山の山頂を見据え(実際はガスで見えなかったが)、再びのろのろとではあるが歩を進めた。その標高を低めに記憶違いしていたり、スタッフさんの声が聞こえたので山頂かと思いきやまだ登りが残っていたり、と遠く感じた箕輪山だったが、CP1から2hで苦心の末に登頂できた。
下りでBさんを抜き返し笹平の分岐に到着。スタッフさんにCP2まで4kmと教えられる(も実際は5kmだった…)。ここからは昨年9/28に試走したコースだが、学習能力のないことに、その際と同じ箇所でまた転倒してしまう。その瞬間、今度は左脹脛が激しく攣る。「(肉離れの後遺症が残る)左脹脛だけ許してくれ〜」と悶絶しながら懇願したら2-3分で回復した。この後、緩い下りでBさんに抜き返されるも、急な下りで再度抜き返しそのままCP2に滑り込んだ。ライト点灯確認免除のぎりぎりのタイムであった。
塩沢温泉スキー場(CP2) 〜ゴール
この区間、昨年9/28の試走では2h以内だったので完走が見えてきたが、主催者がコース短縮を検討せざるを得なかったような渡渉が待っているはずなので気を引き締める。カフェイン入りのSAVAS PIT IN(ジェル)を2本摂取し出発。幸いなことに、直ぐに丁度良いペースの御方の後ろに着くことができ雑談しながら進む。緩い登りは今迄とは使う筋肉が違うらしく比較的楽であった。途中、足場が崩落してしまったらしい崖をトラバースする。鎖に掴まりながら、足場を支えていたであろう金具に足を乗せて通過するようにスタッフさんから指示を受けたが、ここは攣りが再発しそうでヒヤリとした。その後は何箇所かでシューズを水没させての渡渉だが、もう終盤なのでルナサンダルには履き換えない。激流の上をロープにつかまりながら岩から岩へジャンプする箇所でも攣りを発症せず無事クリア。そして馬車道へ合流。後は下るのみ。そして試走の通り旧道を通ってゴールへ向かおうとすると上から呼び止める声が…。今年は馬車道のつづら折りを降りるらしい(競技説明会で周知してたのかも…)。危なく失格になる(のかな?)ところでした。気を取り直してゴール。最後のコースアウトの修正のせいで12h切りを逃しました。でも振り返れば、自分の限界に挑むことができた楽しい大会でした。励ましていただいた周囲のランナーの皆さんや、直前まで計画通りの開催のために努力、そして万全の態勢で実現してくれたスタッフの皆様に深謝申し上げます。
*先程、OSJのHPを覗いたらリザルトが掲載されてました。なんだかDNSが多い…。大雨の後ということで危険との自主判断をされた方も多かったと思うし、直接的間接的な被害を受けて出場が叶わなかった方もいらっしゃるかもしれません。ともかく一日も早い復興を祈念いたします。
2014/9/28試走: http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-520799.html
2015/8/19試走: http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-702389.html
kilkenny さん こんばんわ
脹脛の肉離れを起こしながらも Congratulation と行けましたね
やはり 雨後ですから 昨年もそうだったらしく 泥んこ祭りで 滑る様ですね
上り下り共 必要以上に 違う筋肉使うので 筋肉も疲労、疲弊、して大変でしょうから
少し 長めに 養生して 完全復活して下さい 腰もね 一番 大事ですから
お疲れ様 でした
soar800さん、こんにちは。コメントありがとうございます 。
患っていた脹脛肉離れは結局大丈夫でした。でも前腿が攣りかけるのは未経験でして少し慌てました 。奥久慈とは違う箇所にダメージがきますね 。
そちらは大雨 大変だったでしょう。今日も降っているのでお気をつけて。
kilkennyさん.遅コメで失礼します(^^;;
前日、当日は有難うございました(^^)
本調子ではない所に、あんなズルズルコースではかなり負担あったのでは無いでしょうか
リタイヤ覚悟と言っていたので、ゴールしたと聞いて、胸が熱くなりました(^^)
今度はノンビリ練習行きましょう♪
oval7さん、こんにちは。前日&当日はお世話さまでした 。遅コメとおっしゃってますが、遅アップだったので全然問題なしです 。
結局、本調子ではない原因だった肉離れは再発しませんでしたので、遅かったのは今の実力ですね 。長い下りに耐えうる着地筋を鍛えなければ、と思いました 。
練習会、紅葉の時期にでも実施しましょう 。
Kilkennyさん
レースお疲れ様でした。
感想を読ませて頂き、そんな状態でレースをされていたとは知りませんでした。
途中辛そうだったので完走したことを聞いた時にはとても驚いたのと同時に尊敬の気持ちを抱きました。
私は途中までご一緒させて頂きとても楽しく、心強かったですが、Kilkennyさんにとっては小生と並走したことによりペースを崩してしまったでのではないでしょうか?
そうだとしたらごめんなさいm(__)m
年末まではロード中心の練習になりますが、また日立アルプスでご一緒できる機会がありましたら宜しくお願いしますm(__)m
elfinitoさん、こんにちは 。尊敬とは大げさな… 。
並走を継続できずごめんなさい。御存じの通りCP1過ぎてからが絶不調で、自分でもよく箕輪山を越えられたものだと不思議です 。
自分のペースでなかったといえばそうなのですが、レースなので仕方ないです。並走自体は無関係だと思います 。
日立アルプスの場合は前日に気まぐれで決めてしまうことが多いのですが、直前でも計画アップしますので、気が付いていただけましたならご一緒ください。
Kilkennyさん
同じ状況なら箕輪山を越えるのは相当キツいと思いました。
それなのに完走されたことが素晴らしいと思います。
自宅も比較的近いので、ヤマレコを豆にチェックさせて頂き、タイミングが合えば参加させて頂きます‼
宜しくお願いします🙇
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