奥武蔵の盟主・武甲山
- GPS
- 03:39
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 904m
- 下り
- 897m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
武甲御嶽神社へ続く〔表参道〕は、たいへん歩きやすいコース。 |
その他周辺情報 | ・反省会1「登山後の温泉」: 武甲温泉 ・反省会2「締めラーメン」: 御花畑駅傍〔だんござか珍達〕 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
行動食
飲料
GPS
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
長く続いた秋雨もようやく立ち去り、澄みきった青空が広がる山日和。
今日は、Kさんの自家用車に乗せてもらい、秩父の名峰にして日本二百名山の武甲山へ向かいます。
その屹然たる威容は、秩父へ赴くたびに必ず目に飛び込んで来、僅か1,304米にしてその圧倒的な存在感は、まさに「奥武蔵の盟主」と形容するにふさわしい山だといえます。
国道299号線を正丸峠を越えて生川交差点を左折すると、山体を削られて巨大なピラミッドのような武甲山が迫ります。石灰工場の敷地に迷い込んだかのような車道をなおも進むと、標高520米の〔一の鳥居〕に到着しました。朝の7時半過ぎですが、20台程度が駐車できるスペースには、既に7割方はうまっていましょうか。ここから山頂の第一展望台までを往復します。
この〔一の鳥居〕から頂上の〔武甲山御嶽神社〕までのコースが表参道と言われ、一丁目から五十二丁目まで「丁目石」というのがあって、道のりの目安になります。
沢沿いを道なりに歩いていくと、林道に入る登山口があります。十八丁目には〔不動ノ滝〕があり小祠と不動像が祀られていました。木漏れ日の光波の強さは、久しぶりに夏の日差しが戻った感がありますが、爽やかな空気は肌心地が良く、さして汗も掻きません。沢や滝が冷涼な微風をそよがせてくれています。
二十丁目を過ぎた頃から、杉の大木が見られるようになり、三十二丁目で〔大杉の広場〕に着きました。大杉にパワー〔生命力〕をいただいて、ここからは傾斜角のある階段道を行きます。子持山への分岐を右へ進めば御嶽神社が見えてきます。参拝後、神社の奥へと歩いていくと第一展望台に出、フェンス越しに秩父市街が一望でき、彼方には宝登山や日光連山も確認できました。
武甲山は、山の北半分が二億年前にできた石灰岩のため、高度経済成長時代には多くが切り出され、山肌は幾何学模様になりました。今も採掘は続いていて、展望台から見下ろすと、900米あたりの断崖で作業する特殊車両がミニチュアカーのように動いているのが見えました。
戻りは早いペースで駆け下ります。十四丁目では大きなガマガエルに遭遇し少し遊びましたが、あっという間に〔一の鳥居〕へ。午前登山となり、少し物足りなさも残りましたが、お昼からは近くの〔武甲温泉〕でのんびりと湯に浸かり、ゆっくりと過ごすことができました。
〔感想〕
この秩父のシンボルに早く登りたいと想ってい、今回ようやく念願が叶った。
登ってみると、無骨な山容からは想像も付かないほど山道は緑に溢れてい、清清しい森林浴登山を楽しむことができた。感謝。
次回は、〔長者屋敷ノ頭〕から〔橋立堂〕を経て浦山口駅へと向かう、西参道へ下るコースを是非とも歩いてみたい。
秋の夜長に、武甲山を酒銘とした〔武甲酒造〕の「武甲正宗」をぐいっと飲りながら、あらためて武甲山に想いを寄せつつ、今、本稿を一気に書き終えたところだ...。ヒック...。
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