伊南川水系 桧枝岐川下ノ沢


- GPS
- 08:55
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,413m
- 下り
- 1,525m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 10:07
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ラッシュガード上下
フェルトソール遡行
ラバーソール下降
|
---|---|
共同装備 |
30mダブル3本
カム数個#0.5〜#1位まで
ハーケン数枚
スリング長短
アルパインヌンチャク数本
|
感想
迷走台風の影響から本来予定していた山行は中止を余儀なくされた。しかし沢なら可能性は有り、直前まで天気予報を確認していると東北方面はあまり影響を受けていない事から急遽山行を決定し、沢を楽しみに桧枝岐川 下ノ沢へ行ってきました。
駐車場は会津駒ヶ岳の登山口と同じスペース。台数はあまり止められないが台風の影響でメディアが騒ぐ中にしては満車状態で驚く。
すっかり明るくなってからアプローチ開始。心配していた天候とは裏腹に青空が広がり気分よく足を進め直ぐに入渓。
遡行図には破線ルートが引かれ展望台と記されていた為、廃道が敷かれているかと思いきや一切なく、入渓地点より沢を遡行して行く。少し足を進めると竜門の滝に出迎えられる、前衛に唯一泳がなくては突破できない釜が有る。釜を泳がなくとも左岸より竜門の滝ごと大高巻する事も可能。
第一ゴリュジュを抜け二俣へ。遡行図では近そうに見えたが足で稼ぐと思いのほか距離が有る様に感じた。そのうえ上部には連瀑帯が記載されている。どうやら思いのほか時間が掛かりそうな感じがしたが、今回のメンバー構成から不安を感じる事は少なかった。
第2ゴリュジュに入るまでは小粒な滝はチラホラ現れるが、平坦な沢歩きメインで遡行して行き第2ゴリュジュ帯へ。此処からは一気に渓相が変わり連瀑帯へ。
遡行図にはトイ状、くの字と記載されているが連瀑が続き一体どの滝を処理しているのか分からない。
そもそも巻ける形状で無いので現れた滝はそのまま素直に受け入れ突破するしかない状態だ。突破一択となると踏ん切りが付いた瞬間より楽しさが溢れる。
何なんだろうこの感覚は。現地に居た者にしか味わえない感覚だろう。 第2ゴリュジュを抜けるとスダレ滝に出迎えられる。水量が多ければスダレに成っているのか。しかしこの滝がスダレに成っている様な水量で有れば此処までの遡行は難しい様に感じた。
スダレ滝は水線の細い右から突破。直登しなくとも右岸にも巻き道が有る。
スダレ滝を処理すると10m級の連瀑帯から第3ゴリュジュへ突入。遡行図には左右岸と高巻が記載されていたが、連瀑が続き一体どの付近にいるのか定かでない為、現地判断。藪漕ぎを含め第3ゴリュジュは奮闘系の遡行だった。
第3ゴリュジュを抜けても小粒な滝が現れ飽きさせない。と言うよりお腹一杯的な感じだ。
源頭を過ぎると藪に覆われる。様々な情報では藪漕ぎは少ないとの情報を目にしたが、運か読図か。確かに稜線に抜ければ草原が広がっていたのでルート取りにしては10分程の藪漕ぎで済む場合もあるだろう。しかし現場ではその判断は難しい。
我々は30分ほどの藪漕ぎだったが強烈だった。
藪を抜ければ癒しの草原に出迎えられ、更に木道と言う一般登山道へ足を委ね高速で下山。
全く下調べしないで挑んだ沢山行だったが、他力本願。
メンバーの力量に救われ沢を満喫出来ました。
ここのカエルさん達は逃げ足が速くて写真撮れなかった…
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