天空のビーチは日向山。


- GPS
- 05:45
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 946m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:45
天候 | 晴々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
今年も早いものでもう9月。久しぶりに、初めての山へ1人で行く。
高くとも低くとも初めての山はやっぱり緊張感があって、それと同じくらいの期待感が入り混じって、その気持ちはなんとも表現しがたく。
日向山。一応、南アルプスの端くれか、もしくは玄関口に位置する前衛峰のひとつで、背後には甲斐駒ヶ岳が聳える。登ってきた方角の方には八ヶ岳連峰。花崗岩が風化してできた真っ白に覆われた山頂は天空のビーチと称される。
と、9月最初の週末は、そんな前々から気になっていた日向山へ行って来ました。
台風で荒れて何処へも行けなかった先週末から、ようやくお天気も回復して、何となく空気は少し秋めいて迎えた今週末。
朝の松本行きあずさ号は登山者が多く、まるで登山列車の様で立ち客が出ているほどに満席御礼。
小淵沢駅から登山口の尾白川渓谷駐車場までは、マウンテンタクシーというその名の通り登山者向けの予約制相乗りハイヤーを利用してみました。スムーズな乗り継ぎで20分ほどで到着。
事前情報で頭の中は、砂浜、ビーチ、砂浜、ビーチ。。けれども樹林帯が続き、ひたすら登り通し。早朝組か下山してくる人とすれ違うようになる。西洋人の人も割と混じっている。
特にお休み処があるわけではなく、、焦らし焦らされ焦らして焦らして、、最後の最後までその景色は見せてくれない。
空が抜けたと思った瞬間、一気に視界が、景色が、とても立体感のある聳える山と切れ落ちた谷が目一杯にウワッと広がる。素晴らしい。
素晴らしい絶景の前にリアル オーマイガッの声も聞こえてくる。
99%ガマンさせて、その1%で全てのガマンを吹き飛ばすインパクトがありました。
景色を眺める人々姿は、ほんとビーチにいる様に、その海岸線にそってポツリ、ポツリと佇んで、日陰で休んでいる姿も相まって、何処かの海水浴場の様。
お昼ごはんとビーチでおビールを頂いて、しばし休憩。
さて下山。今回はピストンルート。来た道を戻ります。噛み締める様にゆっくりとゆっくりと下る。時間通りに下山完了。タクシー時間まで小1時間、売店おじろでビールで乾杯。汗を拭きつつシャツを着替えて、まったり待つ。涼しい。
小淵沢駅への帰り道、広い裾野の八ヶ岳が見える。その主峰の赤岳は2,899m。両辺がそのままの角度で交わったとしたら、富士山より高くなるのかな。。
などと妄想にふけり、反対側の南アルプスの山々を眺めながら山タクに揺られる。甲斐駒ヶ岳の山頂は結局今日1日、雲に隠されたままだった。
日向山の山頂から山々を眺めていると、ここから南アルプスが始まるかという期待に胸が膨らみました。
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