静かな北アルプスの山々 餓鬼岳、東沢岳、唐沢岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 3,014m
- 下り
- 3,011m
コースタイム
天候 | 9/21 晴れのちガス 9/22 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20台ほど駐車できます。 この日は5時過ぎ着で8割ほど埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・白沢登山道 沢沿いのルートのため濡れた石、木道等で足を滑らさないように注意。 また、最終水場からは急登となり、ザレた急坂は足を取られないように注意が必要です。また、岩が脆いので落石を起こさないように注意してください。 ・餓鬼岳〜東沢岳 剣ズリ付近は梯子、桟橋等高度感のある道が続きますので、慎重に通過してください。 ・餓鬼岳〜唐沢岳 道は明瞭ですが、藪を漕ぐような箇所が多いです。 唐沢岳直下はザレた急坂をロープやハイマツの枝を手がかりに登る箇所があります。 |
その他周辺情報 | すずむし荘500円(今回は寄らず) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
静かな山を求めて北アルプス常念山脈の北端、餓鬼岳でテント泊をし、東沢岳、唐沢岳へ行ってきました。
1日目
白沢登山口をスタート。
はじめは沢沿いの登山道を緩やかに登っていきます。白沢と言うだけあって、岩や砂が白く、とても美しい沢です。途中にいくつか滝があり、こちらも大変見応えがあります。
最終水場を過ぎてからがこのルートの本番。本格的な急登が始まります。最終水場で水を補給したため、余計にキツイです。大凪山山頂までザレて歩きにくい急坂をなんとか登っていきます。
大凪山を過ぎると今度は百曲がりと呼ばれる九十九折の道をひたすら登り、ようやく餓鬼岳小屋に到着です。
餓鬼岳小屋はひっそりとした山にふさわしく大変詫びた佇まいで、いい味を出しています。
小屋でテントの受付をし、テント場へ。テント場は通常で5張り程度の小さなスペースで、幸いこの日の一番乗りだったため一等地にテントを張ることができました。
テントを設営し、小屋から5分ほどの餓鬼岳山頂へ寄ってから、この日は燕方面の東沢岳を目指します。小屋に着いた頃からだんだん立ち込めてきていたガスが、この頃には一面を覆い尽くし始めており、遠くの山はほとんど見えなくなってしまいました。
東沢岳は剣ズリや花崗岩の奇岩が立ち並ぶ稜線を進み、途中樹林帯を通過して東沢乗越の手前に山頂があります。なかなか高度感がある箇所がいくつもあり、慎重に通過する必要があります。東沢岳山頂は特に何も標識が無いので、たぶんここかなという場所で引き返してきました。小刻みなアップダウンがあり、なかなか歩きがいがありました。
テントに帰って少し昼寝をし、夕飯を済ませて早々に就寝の体勢に。疲れていたのか、ぐっすり眠ることができました。
2日目
午前2時に寒くて起床。
外に出てみると昨晩の曇り空から一転して満天の星空。
星空撮影を試みましたが、手持ちのカメラでは無理があり、断念。
その後、少しぐだぐだしていましたが、4時頃ヘッドライトを点けて唐沢岳へ出発。
唐沢岳へのルートはまず一度大きく谷を下り、二つほどピークを登り下りし、最後はザレた急坂、急な岩場を登ります。もっと楽に行けるものかと思っていましたが、なかなかワイルド&タフなコースでした。
日の出直後に山頂に到着し、360度の大展望の山頂を独占。ここからの眺めは素晴らしかったです。30分ほど眺望を楽しみ、餓鬼岳に戻りました。
その後、朝食を摂ってからテントを撤収し、白沢登山道を下山しました。
隣の燕岳に勝るとも劣らない素晴らしい山を、とても静かに楽しめる餓鬼岳はとても良いところでした。
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