まっ晴れ360度大絶景のウペペサンケ山


- GPS
- 10:03
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,588m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
天候 | 🌞まっ晴れ🌞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
専用の駐車場はないので、路駐か少し広くなった箇所に停める必要があります。スペースはそれなりにあります。下山時には6台が停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂稜線は急斜面なので、踏み外し、転倒に注意です。それ以外は危険個所はありません。 歩き始めて驚いたのですが、登山道整備がかなり行き届いています。かなり高標高までチェーンソーや草刈り機を持ち上げた跡があって、感謝ですね。すごい! |
その他周辺情報 | 近くに糠平温泉郷があります。今回は入らずに帰宅しました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(30L)
ザックカバー
ストック(夏)
雨具(上下)
椅子orシート
熊鈴
熊スプレー
長袖シャツ(薄)
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
指だしグローブ
予備グローブ
帽子orヘルメット(アンダーキャップ)
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
フリース
ガス
コンロ
コッヘル
昼ご飯(おにぎり・パン・カップ麺・カレーメシ)
行動食(月寒アンパン・チョコ・塩キャラメル・ドリンクゼリー等)
飲料(3.5リットル)
高度計付腕時計
お守り
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ(GPS)
サングラス
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
コムレケア
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感想
【お山紹介】
今回はウペペサンケ山(標高1,848m)。糠平富士(標高1,834.9m)、西峰(標高1,836m)と稜線を形成するお山です。
目立ったピークは無いのですが、山体が大きく、道東自動車道を走っているとニペ様とともに目立つ存在ではあります。
登山道ですが、糠平温泉側の国道273から3kmほど砂利道でアクセスします。砂利道は整備ばっちりで車高の低い車でも問題なしです。反対側のイシカリベツ川からのルートもあったようですが、西峰から先には踏み跡はありませんでしたので、ほぼ廃道になっているかと思います。
登山口までのアクセスが長く、また比高差、アップダウンもあるため、なかなかツライですが、ほぼ道央〜道東のお山を見ることができる素晴らしいお山と思います。
【山行】
気象庁の天気図を見て、なんと高気圧が北海道の真上にくるではありませんか!ウペペサンケ山を思い出し、即決行となりました。奥様ありがとう!!
前日の夕方に家を出発。ひがし大雪自然館で仮眠を取り、3時半に起きて移動しました。白み始めてはいましたが、暗闇をヘッドライトでスタートです。
序盤は河床を淡々と歩いていきます。渡渉は3回、どれも大したことはありません。40分ほど歩いて登山口に到着です。
登山口から徐々に傾斜が出てきて、標高1,100mくらいから本格的な急登に入ります。岩場はほぼなくスリップしやすいのでご注意ください。
P1399に上がると、周りの山々が一通り見えてきました。ひとまず岩場があったので、ここで一休みしてエネチャージです。
一旦標高を50mほど落として一気に1600mの尾根へ登ります。個人的にはここが一番きつかった。久しぶりの本格的山行にオーバーペースにならないように気を付けます。
登り切ると目の前にウペペサンケ山塊がどーん!「うひょー、すげぇ!これがウペペかぁ」。一気に気持ちが高ぶりました。
その後なかなか標高が上がらない1600m前後の尾根をひたすら歩きます。
ようやく岩場が出てきて登りになり、淡々と登り切って、祝、糠平富士登頂~!いきなり正面に”ニペどん”でした。ここまででも周りの景色は絶景でしたが、ピークから見るとまた格別。しばしレリーズモードに。
少しの休憩後、本峰目指して稜線を進みます。それにしても青空の稜線歩きが気持ちいい。周りの大雪山系のお山達を見ながら進みます。
一旦標高1,770mまで標高を落としますが、そこから登り返すと徐々に山頂が近づいてきます。ここでイワギキョウさん、ツガザクラさんがお出迎え。真っ赤なウラシマツツジさんとのコラボに癒されました。
ヘロヘロになりながら最後の山頂への登りに入って、祝、ウペペサンケ山、登頂~!360度の大絶景。目の前にニペとトムのコラボ、西には十勝連峰、北方には十勝三俣カルデラとおっぱい山が、南方には然別湖とその周辺の火山群、また更に南西には日高山脈がどーん、と勢ぞろい。さすがにレリーズしまくりで、今回は撮りも撮ったり413枚!
その後西峰も制し、本峰へ戻ってのお昼ご飯ののち、レリーズ、お昼ご飯にお腹いっぱいで下山開始です。
ここでちょっとしたハプニング。別の登山者が糠平富士付近でスマホを落とした、とのことで「帰路に確認してもらえませんか?」との依頼。途中すれ違った4人組が拾っていたようで安堵。良かったですね~。スマホ、今は財布よりも重要ですよね。
下山中、標高1,600mの稜線を歩いてて両足がエネルギー切れに。ウペペサンケ山を最後に見ることができる岩場で完全グロッキー。しばらく座り込みましたが、お陰で最後にウペペサンケ山に挨拶ができました。今日はありがとう。
その後はフラフラで下っていき、途中座り込むこと数度。何とか無事の下山となりました。いや〜、お疲れさまでした~。
やっとこさ行けたウペペサンケ山。青空に恵まれ、霞みも少なく最高の景色に恵まれた山行となりました。が、病み上がりの最初の本格的山行ということもあって最後はヘロヘロに。加齢もあって若い頃とは違うな~。無理のない登山を心がけたいな、と改めて誓った初老のyo-shaでした。
コメント
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ご安全に!
名残惜しいのがとても理解できる、快晴のウペペサンケ山(標高1,848m)。糠平富士(標高1,834.9m)、西峰(標高1,836m)と稜線歩き、今回もス・テ・キやんな写真が多いですね☺️
わたしのお気に入り★は、
19枚目の3コブ兄弟の写真📸
22枚目の稜線の写真 登山道が分かるのがいいですね〜🏔️
しかし、カレーメシ好きですね〜🍛
道内、とんでもない快晴に恵まれて、どこも景色がすごかったようですが、ウペペサンケ山は他のピークを見るのに最高の場所でした。本当に名残惜しかったっす。
3コブ兄弟、この写真を気に入ってくれるとは(笑)。もしかして地形が趣味の変態?実は私もお気に入りで、面白いですよね。なんであのようになるのかなぁ。不思議です。
長い稜線で登山道が一緒に写る写真は本当に絵になりますよね。単独だったのと、一番乗りだったので歩いている人がいなかったのが少々残念です。
カレーメシはやめられません。常に3つはストックしています。今回は気温が上がって少し暑かったので選択ミスでしたが...ちなみに私は日清の回し者ではありません
まっ晴れ、あっ晴れの山行でしたね(*^^*)
まだ百名山を始めていない頃のことですが、私がニペソツに憧れている話をすると、yo-shaさんはウペペサンケに登りたいとおっしゃっていました。遂に実現されたのですね!!おめでとうございます!!
レコを拝見して、ウペペサンケもトムラウシも山塊に圧倒されますが、他のピークを見るのにどちらも最高の場所なのですね!!ひがし大雪自然館では石狩岳の映像を見たりして石狩岳も気なっていましたけど、ウペペサンケに心奪われました〜( *´艸`)いつか行けたら良いな♪
”まっ晴れ、あっ晴れ”とは、うまいっ!座布団5枚!!まさにそんな感じの山行でした。ただ最後はヘロヘロすぎて、”あっ晴れ”とまではいかないかも(笑)。
ウペペの話、以前してましたね。自分の都合や天候などなかなかタイミングが合わなくて、やっと行けました。5年越しくらいですかね。しかも”まっ晴れ”で満足満足。あの界隈は晴れてくれないと登った気になれないんです。
登山してて、大抵の場合あの界隈ではニペがランドマークになるので、ウペペはあまり目立ちません。ちょっと可哀そうなお山ですが、あの稜線の迫力は負けてませんね。お気に入りのお山の一つになりました
石狩岳もいいですよね~。あの稜線は時間をかけてじっくり歩きたくなります。百名山ではないけど負けない魅力を持っているお山達が私は大好きです。いつか是非、登りに行きましょう!!
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