四国山地/剣山・次郎笈


- GPS
- 03:35
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 842m
- 下り
- 830m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
見ノ越駐車場を利用。 ◆往路: 14:10 JR高徳線池谷駅集合→16:30 ラフォーレつるぎ山(2:20/70km) 徳島からは貞光からR438を南下するが結構狭隘部が多い難路だった。舗装状況は良好。 ◆復路: 11:30 見ノ越→14:30 石鎚山ロープウェイ前BS(3:00/126km) 見ノ越から西条に向かうにはR438かR439のオプションがあるがR439も険しそうなので一度通行しているR438を選んで徳島道から松山道に抜けた。徳島道、松山道は快適。三碧峡から石鎚山ロープウェイまでの県道12号は狭隘部も多い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 危険箇所は特に無いが登山道が多く交差点が多い点には注意が必要。 ◆登山ポスト 見ノ越近辺では登山ポストは見られなかった。 |
その他周辺情報 | ◆宿泊施設 ラフォーレつるぎ山に前泊。おまかせ和室2食付き(11,000円/人)。楽天トラベル経由で予約・決済できた。 |
写真
感想
四国の百名山を巡る山旅の最初の峰は剣山。山懐が深いのでアプローチが一番の難点。でも登り立つと流石に1955mの山で展望は雄大で瀬戸内の島々まで眺めることができ、ベルベットのような笹原を次郎笈まで登ると太平洋までも。険しい峡谷を経て辿り着く牧歌的な山頂が素晴らしい山でした。
四国に来るのはもう5年振りになる。高松に行くので出来れば剣山にと思い13Kさんに声を掛けたらOKを貰えた。しかもクルマで来てくれるとのこと。四国山地はとにかく公共交通機関では決まった時間に到達できない所が多いのでクルマは有難い。JR高徳線の池谷駅で落ち合うことにした。池谷駅は鳴門線と接続する駅だが自動販売機以外何も無い(券売機すら無い)無人駅だった。そこから徳島道に乗り貞光までは快適だったが貞光で貞光川に沿ったR438に入ると次第に四国の山中らしい雰囲気になって行く。離合も難しい狭隘路とか深い谷に建て込んだ集落の道とか。ヘアピンカーブを幾つかこなしてぐいぐいと標高を稼ぎ今日の宿のラフォーレつるぎ山に無事に着くことができた。2Fの部屋からは正面に翌日登る剣山の山頂が望め、気分も上がる。
が翌朝は雨で起きる。早出と思って6時に朝食をお願いしていたが少し待って7時過ぎにラフォーレを出発。見ノ越に着く頃には雨もすっかり止んでいた。R439沿いの駐車場と登山リフトの駐車場があり地図からは国道沿いの方が良いと思ったが大差無い。いずれにせよ出発点は剣神社。急な階段を登り着き拝殿から右に登山道が延びている。約40分でリフトの終点西島駅に出た。そこから三方にルートが別れているが登山ルート案内板で一番時間が短い尾根ルートを行くことにする。当初計画では大剱神社経由としていたがこれは剣道(「けんどう」でなく「つるぎみち」)と呼ばれるらしい。尾根を行くと展望も開けて実に気持ち良い。登りながらあれは小豆島では?徳島平野では?淡路島?と思っていたが山頂の剣山本宮に達すると方位を示す図がありその通りだった。祠のある大岩の脇を抜けて山頂域に出ると周囲の山と溪の襞とまるで違った広々とした山頂が広がっていた。でも途端に強風。
強風でもあるしのんびりせずに次郎笈へと向かう。次郎笈側はガスが多いがそこまではベルベットのような径が続いている。一旦下ったコルから見上げる次郎笈は大きいが一歩一歩登って行くと山頂に出る。次郎笈の山頂も広く落ち着ける山頂で想像した強風も無かったのでここで剣山を展望しながらの小休止とした。残念ながら三嶺方面の展望は無かったが一瞬太平洋も望むことが出来、正に四国の中心に居ると実感できた。帰路は剣山の山頂には登らずに西島駅を目指すトラバース路を取る。トリカブトが彩る径だった。下山して角の民宿まつうらの食堂で素朴な祖谷そばを頂き、いざ西条へ。
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