笠ヶ岳(クリヤ谷〜笠新道)


- GPS
- 10:39
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,153m
天候 | 12日(土):快晴 13日(日):ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
電車の人身事故で出発が遅れ、途中目的地を勘違いして道を間違えたりしたこともあり
新穂高温泉に到着したのが3:30。この時点で無料駐車場は満車。
どうするか右往左往した結果、中尾高原口の駐車場に停め、クリヤ谷ルートから登ることに。
・クリヤ谷ルート
標高2000m弱をひたすら登る。キツかった。たぶんもう2度と行かない。
・渡渉
増水時は渡渉困難という情報だったが、前日の降雨がそれほどなかったということで、大丈夫かと思っていた。が、あんまり大丈夫じゃなかった。
そこそこ水があったからか、足が届くような飛び石がなかった。
足が届かないので勢いをつけて飛び移るしかないわけですが、
着地点は平らな大きい岩があるものの、踏み切りする方の岩が土踏まずを置ける程度の大きさでしかない。しかも滑る。
幕営装備だし、着地で滑ってぼっちゃんするイメージしか湧かない…。
駐車場敗退を回避したかと思えば、渡渉失敗ずぶ濡れ敗退か…?
とネガティブ思考に陥るも、
心頭滅却し心を無にしていざ飛び移る。
着地で滑ったものの先行者にキャッチしてもらい、ぼっちゃん回避。
山頂で出会った女性の登山者は、小屋でここの渡渉を「女性にはお勧めしない」と言われたそうですが、激しく同意。
ここ、リーチない人は厳しいと思った。
しかも下山時となると
「大きい岩→土踏まずが乗る程度の小さい岩」への飛び移りになるってことでしょ?何その無理ゲー。
登りで軽装ならぽんと飛び移れると思うけど、下りはかなり難しそう。
行くなら好天が続いて水が少ない時を推奨です。
・笹のプチ藪漕ぎ
標高1900mくらいから上、笹薮エリアに入る。
自分が先頭歩いてたのであんまりわからなかったけど、
後ろから撮ってもらった写真見たら、緑の中に埋もれていた。。
狭い登山道に笹が張り出してきており、よけるスペースがないため(足元すぐ切れ落ちてる)
払いのけて進む感じになるんだけど、笹の葉で切れて腕が傷だらけ。
非常にストレスフルでした。長袖推奨。
・道標はほぼなし、目印も薄い
笠新道と比べるとルートは不明瞭。
特に岩場に出たとき、ガスってたりするとちょっと方向を迷うかも。
・景色はいい
2000mくらいまでくると視界も開けてくるので
槍穂高方面の眺望を楽しみながら登れる。
・寝不足はダメ
平日の寝不足に加え、結局2時間も寝ずに出発したのでとにかく眠い。耐え切れないほど眠い。
稜線に出てから登山道でちょっと寝落ちる。その後マジ寝した。
10〜20分くらい?で起こされ、ちょっとスッキリしたものの、やっぱり体は重い。
だいたい山行くときは寝不足だけど、やっぱり睡眠は大事ですね。
・笠新道
天気がよければ弓折岳まで足をのばし、展望を楽しんで下山しようと思ったが
ガスガスだったのでさくっと笠新道を下りることに。
急登でツライという前情報だったけど、クリヤ谷ルートと比べたら全然まったく。。
穏やかで整備された道でした。
久しぶりに筋肉痛になった山行でした。
体力づくりがてら、たまには、ごくたまにはこういうドM山行もいいかもですね。ごくごくたまには。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する