富士山(御殿場ルート)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 2,266m
- 下り
- 2,265m
コースタイム
16:50 御殿場口(スタート)
19:25 新6合目 19:40
20:50 7合目 21:30
22:25 赤岩八号館 23:05
8/1
00:30 山頂 7:07
9:00 御殿場口(ゴール)
登り7時間40分(休憩含む)、下り1時間53分(休憩なし)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り 山頂近くまでは、なだらかで岩場もなく、安心して歩けます。 下り 下りのほとんどが名物の砂走り。わずか2時間弱で下山できました。 ただし、私のように調子に乗って砂走りで転倒しないよう注意のこと。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
気温4.6度の山頂は寒かった。
この週末、初めて富士山に行ってきました。
夏休み初めての週末ということもあり、混雑を回避するため、あえて標高差が一番大きく距離の長い御殿場ルートを選びました。
御殿場口の標高は1440m。山頂(3776m)との標高差は2336mあり、登りは7時間半かかるといわれています。(休憩時間を除く)
スタートしたのは土曜の16:50。山小屋は利用せず、ご来光の前に山頂に着くよう夕方からスタートしました。
途中、富士山は4回目という若いご夫婦にお会いし、休憩しながらいろいろな情報をいただきました。ご来光のベストポジションや夜の登山のアドバイスなど。
でも空気が薄くなるにつれ、休憩するとかえってしんどくなります。安定した心拍数になるまでしばらく時間がかかるためです。マラソンで立ち止まってしまうと、次の一歩が出ないのとよく似ています。
しかし、休憩を多めにとるなどゆっくり登ったのですが、山頂にはなんと翌日00:30に着いてしまいました。まだ誰もいません。
ご来光までなんと4時間もあります。徐々に気温が低くなり、ついに4.6度まで下がりました。風もあります。フリースにダウンジャケットさらにレインウェアを身に着けてもまだ寒さがこたえます。
お湯を沸かしコーヒーを飲むなど時間をつぶしていると、ようやく空が明るくなりってきました。いつの間にか周りには人が多く集まっています。そしてついに見事なご来光を拝むことができました。
一面雲海が広がり、他の山など何も見えませんが、かえって太陽の光輝く暖かさが伝わってきます。神秘的な情景でした。
しばらくはお鉢の周りを探索です。
やはり人気の吉田ルートの頂上は大混雑です。うっかりその中に紛れ込んでしまい、土産物売り場あたりで身動きが取れなくなること約10分。東京渋谷より多くの人混みでした。
最高地点の剣ヶ峰にも行き、富士山のパワーを体いっぱいに吸収して、7時過ぎに下山を開始。
御殿場ルートは小石や砂のなだらかな下りの「砂走り」という下山道が名物で、ちょうどこの日は富士登山駅伝が開催されていました。ここを走って登るなんて、どうかしています。
実は御殿場ルートを選んだのは、下りの砂走りを楽しむという理由もあったのです。
しかし、富士山のパワーをもらいすぎたせいか、勢い余ってみごとに転倒。富士登山駅伝の係員である自衛隊のお兄さんに励まされ、9:00に登山口に到着しました。
登り7時間40分、下り約2時間の富士登山でした。
山頂付近は空気が薄く、高山病も心配されますが、ゆっくり時間をかけて登れば、そう難しい山ではないと感じました。(あくまでも個人的な感想です)
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