記録ID: 729267
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳 憧れの白い峰と黄葉のモザイク
2015年09月26日(土) 〜
2015年09月27日(日)
luneaciel
その他11人
- GPS
- 09:06
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
天候 | 1日目 曇り→薄曇り時々晴れ 2日目 薄曇り時々晴れ 弱風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠から針葉樹林帯を登り、徐々に急登になる。 駒津峰あたりから森林限界になり、痩せ尾根の岩場のアップダウンが続く。 六方石から先は、岩場の直登と花崗岩の白いざれた砂と岩の巻道とに分岐する。 摩利支天分岐などのメインコースは巻道へ。 下山の駒津峰から双児山までアップダウン有り。 そこから北沢峠まで樹林帯を下る。 登山者も多く、全体によく整備されています。 途中に利用できる水場、WC、避難小屋は北沢峠の長衛小屋のみと考え、 長時間の行動に備えたい。 ※山頂付近は午前9時40分頃で8℃以下でした。 風があたると寒く、汗冷えなどの温度調節にも気を付けたい。 |
その他周辺情報 | 宿泊した長衛小屋は2013年に改築され、こじんまりとした小屋ながら、シャワー室あり。 テント場と避難小屋スペースがある。 喫茶など楽しむなら、こもれび山荘。宿泊もできる。 南アルプスの中央構造線エリアは日本ジオパークに認定されたそうで、 変化のある地形と異なる岩の重なりなど興味深い。 下山後は、林道バスを降りてから仙流荘で入浴。(ほぼ定番) |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
撮影機器:
装備
備考 | 1日目は前泊のような日程で時間があり、小型のスケッチブックと色鉛筆を持参。 写真とは又違う楽しさだったが、描きあがるころには体が冷え切っていた。 この山にWストックを持って行くかどうか迷いました。 結果として、私には置いていった方が良かったのかな? 足を挫いたりしたら、下山時にあると良かったと思うかもしれません。 |
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感想
ずっと憧れてて、今年の目標の一つだった甲斐駒ケ岳。
私には少しハードルの高い山でしたが、変化のある地形コースが楽しく、
標高2000m付近からは黄葉も美しく、ガスの切れ間から現れる眺望はダイナミックで、
南アルプスを始めとする山々に囲まれて、贅沢な満足の山旅でした。
前泊のような1日目も時間に余裕があったので、スケッチブックを持って散策。
歩いて3分の「北岳みはらし台」を見つけて気に入り、久しぶりに写生。
山小屋に戻ってからは、ワインを頂いたりして同行の人達とお話。
山でのこんな過ごし方もいいな。(Yさんワインおいしかったありがとう!)
ただ、山頂近くの摩利支天分岐付近からの、白砂と花崗岩の遊び場のような場所は、もっとゆっくり歩きたかった。もっとも、好きなように歩いたら、もう1時間はかかったでしょう。
角の丸い白い岩の間を歩いたり、攀じ登ったり…。
風化してトゲトゲした花崗岩のつぶつぶや、象の頭のような灰色の岩。
写真には撮れなかったけど、心に刻もう。あんな高い所に別世界がある。
標高3000m近い空気の薄さと、急登を続ける息苦しさも山頂に着けば終わる。
眼下を見下ろし向こうの山々を眺めると、至福という言葉が浮かぶ。
平年より早めの紅葉は、黄色が勝り、赤、薄緑、濃緑とモザイクのように美しかった。
帰りの林道バスから甲斐駒ケ岳の全貌が見えたとき、頂は陽に照らされて本当に雪のように白く、あそこまで行ったんだと感慨深かった。
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