十勝連峰、早朝発札幌行き

2015年09月25日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,049m
• 下り: 1,161m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:50
• 合計: 8:20

5:00
5:20 5:20 十勝岳温泉凌雲閣
5:20 5:20 新Z
5:30 5:30 新D
6:20 6:20 上富良野岳分岐
6:20 6:20 旧D
7:40 8:00 上富良野岳
8:10 8:20 上ホロカメットク山
8:30 8:30 上ホロ避難小屋
9:00 9:00 大砲岩
9:30 10:10 十勝岳
11:00 11:10 昭和火口
11:50 12:20 十勝岳避難小屋
12:40 12:40 吹上温泉分岐
13:20 ゴール地点

前泊、500発上富良野岳から十勝岳縦走です。13:51のバスに乗ると、当日中に札幌まで戻れます。登山道で危険、高難易度部分は無し。ただ、天候変わりやすく、当日は風強く、夏〜秋でも防寒具の準備は十分に。手袋は晴天でも必須です。

天候

晴れのち曇り、山頂強風

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：上富良野駅から町営バス、カミホロ荘下車
帰り：白金温泉（吹上温泉）から町営バス、上富良野駅下車、JR・バスにて当日札幌着

コース状況／危険箇所等

危険箇所特になし。ただし、登山口を十勝岳温泉、下山口を白金温泉（吹上温泉）とすると、下山時ザレ場下りでスリップ無く楽。

その他周辺情報

十勝岳温泉、白金温泉とも立ち寄り温泉有り。
宿泊は十勝岳温泉側に凌雲閣、カミホロ温泉ありもシーズン中は予約早めに。
白金温泉側は素泊まりのみで、規模大きくバイカーに人気。

写真

9/25 5:00

5：00出発。空が白み始めました。カミホロ荘から舗装路を逸れて林間道入り登山口までショートカットします。

9/25 5:23

登山口から見る十勝岳温泉駐車場です。凌雲閣に宿泊すると、ここがスタートです。

9/25 5:28

登山道が始まります。砂利を撒いた散歩道のよう。

9/25 5:40

十勝岳への近道である三段山ルートは崩落・落石で通行止めです。

9/25 5:55

上富良野岳から安政火口を下る沢を横切ります。左下が足下で、中央を通り右上山道に抜けます。

9/25 6:17

荒涼とした火山土ゆえ高山植物は少々。これはシラタマノキで、尾瀬や大山でも観察できます。草では無く木です。

9/25 6:21

カミホロ分岐です。今回は上富良野岳経由、上ホロカメツトク山方面に向かいます。

9/25 6:33

ゴロゴロした石を跨ぎながらD尾根を目指します・

9/25 7:01

D尾根から見る十勝岳。安政火口上部のカールは噴火口の山体崩壊で出来たもの。

9/25 7:01

D尾根から振り返ると富良野盆地が見渡せます。足下は階段が一部整備されています。

9/25 7:36

上富良野岳への最後の登り。

9/25 7:38

上富良野岳山頂近くから西側、三峯山、富良野岳を眺望します。

9/25 7:41

上富良野岳山頂からの眺望です。

9/25 7:41

上富良野岳山頂から東北方向、上ホロカメットク山と十勝岳（奥の三角ピーク）を眺望します。

9/25 8:00

上ホロカメットク山山頂です。

9/25 8:00

上ホロカメットク山からの眺望。凌雲閣、登山道、安政火口からの沢の渡河点が一望されます。稜線は強風です。

9/25 8:02

十勝岳を中心としたパノラマです。十勝岳の背景は、左が大雪山系旭岳、右に続くのが石狩岳方面。トムラウシは十勝岳の裏っ側です。

9/25 8:05

カミホロ荘では、早朝出発を事前に伝えておくと、朝食キャンセルの代わりに弁当を前日夕食時に用意してくれました。

9/25 8:19

上ホロカメットク山を少しくだった地点からの十勝岳。中央やや右に、赤い屋根の上ホロ避難小屋が見えます。

9/25 8:30

避難小屋です。トイレあり。

9/25 9:01

十勝岳に向けた登りです。

9/25 9:06

十勝岳山頂まであと少し。山頂に向けた右側の色が濃い部分が登山道。大変にザレた火山性の小石（軽石）が深く堆積し、下りは滑りやすいです。

9/25 9:35

十勝岳山頂です。山頂は大変な強風で、フリースやソフトシェル、手袋必須です。手がカジカミます。

9/25 9:36

十勝岳山頂から美瑛岳を望みます。その右後ろの一番高く見えるのはトムラウシです。

9/25 9:36

十勝岳から62-2火口の望遠画像です。硫黄が火口周辺に堆積し、ゴウゴウと噴煙を噴き上げています。

9/25 10:03

望遠で旭岳です。谷筋から噴煙が右斜め垂直近く、小さく吹き上げているのが望めます。

9/25 10:15

下り始めます。

9/25 10:27

吹上温泉側の登山道は、確りした露岩で、火山性のザリザリした表面ゆえ靴のグリップも効き、大変に歩きやすいです。下山向き。

9/25 10:35

十勝岳山頂からの急坂が一段落し、昭和火口まで穏やかな道となります。散歩道のよう。

9/25 10:46

昭和火口近辺の見晴台。散歩道のようでも高度は見ての通り。

9/25 11:00

昭和火口近辺から十勝岳を振り返ります。草木一本ありません。

9/25 11:01

更に下ります。

9/25 11:04

雲ノ平に向け下ります。

9/25 11:34

十勝岳避難小屋が見えてきました。

9/25 11:52

避難小屋です。

9/25 11:53

避難小屋内部です。悪臭などなし。

9/25 12:41

未舗装道路的な山道を歩き、吹上温泉分岐です。直進が望岳台、左折が吹上温泉方面です。

9/25 12:48

太い未舗装路から、左側に逸れる細い道が吹上温泉方面です。ガスっているときに見落として直進すると、望岳台に到着します。

9/25 12:54

大きな火山岩を伝って歩き、、、

9/25 13:04

富良野川源流の沢を渡河します。

9/25 13:15

明るい樹林帯を抜け、、

9/25 13:19

吹上温泉に到着しました。

9/25 13:40

登山終了。1351の町営バスに乗ると、当日中に札幌に到着できます。左下の30Lのザックに氷点下対応のシェラフ、マット、ツェルト他が詰め込まれています。10年前なら60Lザックが必要でしたが、、、

9/25 14:34

上富良野駅で、電車を待ちます。奥から一両編成の気動車が向かってきます。

9/25 18:28

札幌のホテルからの夜景です。草臥れた。スパでマッサージ受けて、眠くなります。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ シェラフ

感想

kabuya

今回は10日間かけ利尻山、黒岳〜旭岳縦走、再度旭岳ピストン登頂の後、最後に十勝岳連峰縦走です。シルバーウィーク中ゆえ、旭川のホテルが通常8000円を2万円強、またソロでは温泉宿に宿泊設定無しなど、山以外の部分で苦労しました。寝袋とマット持参で避難小屋泊、と言う手段は下界の混雑逃れ、役立ちました。
移動や宿は、お金を出せば何とかなる部分も有り、最強の登山ツールは「クレジットカード」かなあ、と若干捻くれつつ痛感した次第です。