南秋川水系・軍刀利沢(から生藤山・浅間峠)

2015年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 8.9km
• 登り: 899m
• 下り: 903m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:47

10:02 スタート地点
13:54 13:54 軍刀利神社元社
14:02 14:02 熊倉山
14:09 14:09 坊主山
14:24 14:24 栗坂峠
14:29 14:29 浅間峠
14:49 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

「南郷」バス停

コース状況／危険箇所等

大きな滝にはいずれも残置ロープあり。

写真

感想

kosugimaru

たぶんこれが今年の最後になるであろう秋川詣での行先は軍刀利沢とした。ここには15-20年ほど前に都合2回来ているのだが、全く沢の様子を覚えていないので、初遡行と同じだ。
入渓するとすぐにちょっとしたゴルジュになり、苔の緑も相まって箱庭のようにきれいだ。天気も良いので水に浸かるのも苦にならず、快適に進んでいける。5m逆くの字滝を越えるまでは特に問題になる箇所はない。その先暫くで前方に深く切れ込んだ岩壁を見るところが、CSと8mナメ、2段15m大滝が連なる核心部。ここの入口は、それまでが明るく穏やかだったために、対照的に剣呑な雰囲気を感じさせる。CSはずぶ濡れ覚悟でないとどうしても無理そうで、何度か取り付いてみたものの踏ん切りがつかず、あきらめて左岸を8mナメ、大滝と合わせていっぺんに捲く。大滝の捲きには残置ロープあり。そのあとの5mCSは、かなり濡れたが直登できた。滝場終盤の6mと10mにも残置ロープ。
滝場が終わると源頭っぽくなり、チョロチョロとした流れを追って沢筋を忠実に詰め上げたら、ぴったり三国峠に飛び出した。ベンチに荷物を広げて茶を沸かし、薄青く浮かぶ富士山を見ながら暫く休憩。生藤山のピークを踏んだ後、浅間峠まで笹尾根を歩いた。
*
南秋川のほかの沢に比べると、10m内外の滝が数多くかかって適度に緊張する場所もあり、締め括りとしてとても良かった。そうだ、良かったといえば、帰途、五日市駅そばで入った「登山帰り大歓迎」の飲み屋もたいへん良かった。

コメント

ゲスト

ニアミスかも
私は、熊倉林道から長尾尾根で熊倉山へ向いました。10：15頃です。
この時期の沢登りは冷たそうですね〜。
15ｍもの大滝があるんですか、軍刀利沢遡行やってみた〜い。

kosugimaru

Re: ニアミスかも
コメントありがとうございます。秋川周辺は、流石に都内唯一の村(島嶼部を除く)だけあって、小さな沢でも人の匂いが薄いように感じられて面白いです。