石鎚山(深紅に染まる北沢を激しくツメてみた)
- GPS
- 08:19
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,325m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5:45着→2番目待ち 6:05着→4番目待ち 6:45到着→80番目待ち だったんだそうです。ご参考まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢への入り口の目印はデカイ倒木の上にケルン。 北沢から侵入した場合、1850mより上は足場悪い&どうしようもない傾斜&墜ちたらアカン岩場アリのカオスの世界。そのかわり絶景 |
写真
感想
先週の北鎌尾根を終え、しばらくはあんなギリギリの山行はやめておこうと誓った矢先、石鎚紅葉の情報。突如北沢抜けの絶景を見たくなる衝動に駆られてしまった。ワタクシの技量ではこれまたギリギリのルートになってしまうがまぁ仕方がない。
丁度行く予定にしていたトシさんパーティーに混ぜて貰う事とした。
前夜は長尾展望所で前泊。こないだバイクの人が泊まってるのを見てマネしたくなったのでマネってみた。広大で静かで星が見渡せる最高の空間。
バッカスが同日東稜に真珠と行くと言うので誘ってみたら来た。ついでに広島のユキネェも飛び入りで来るという。さらにガッキーも早朝からだが便乗参加となりどんどん人が増える。テント張ってたら先程下山したという、シカチーフに神楽・小春日和パーティー、ヤマキヌさんパーティーらも「ナニしてんだアンター」と寄ってくる。紅葉の石鎚の魔力なのか。
さて北沢。下からキッチリとツメるのは初めて。結論から言うとこのルート、歩行技術が未熟なワタクシにとっては沢靴もクライミングシューズも持っておきたいミックスルートという感じだった。F5からはルーファイ力も必要。F5まで行ったものの、道が分からず帰った人もけっこう居るという話も聞いた。
いざ歩き出したが。皆さん早えぇぇ・・。ついていくのが精一杯。精一杯どころかしまいにはワタクシ1人遅れる始末。「ワタクシ、皆様よか10ほど若いのですが」と泣きが入ってしまった。
沢・岩セクションではそう遅れは取らなかったが縦走区間ではサッパリ。沢で安全策をとってると
「ヘーイ。今日はやけにおとなしいライン選ぶね、sin。こう行くのだ!」とトシさんが遠慮無用の最短ラインを登りながらガハハと語りかけてくる、グリップもヘッタくれもないスニーカー履きで。
「のわっ、滑る」
「ひぇー、滑る。けど足元軽くていいぞコレ!!新たな発見やぁ」と
のたまっている。やはりどっかオカシイ、このオイさん。
そりゃワタクシもカッコよく攻撃的に攻めたい気持ちが無いわけではない。
が、『ダメだダメだ、安い挑発に乗って怪我でもしたらアホらしい』とチキンラインで進んだ。
「前回ヒヨって止めたから今日はF5直登すんだよね、sin?」などという、これまたワタクシの胸に刺さる言葉を投げかけてくるスニーカー男。
「乗るな、乗るな・・」とワタクシはF5を巻き逃げした。
猛烈灌木急登藪漕ぎを終え、広場に出た時の感動は筆舌に尽くしがたいものがあった。大砲岩から手を振るガッキー&真珠も良く見えたぞ。
困難だとは聞いていた北沢ルート、噂に違わず凄絶だった。
中沢やら西沢、それに南尾根に雪瀑。まだまだ奥深い、西日本最高峰。
お疲れ様でした。登山靴を忘れて来たのには参りました。sin君のadidasのスニーカーを拝借して登ったんですけど、新しい発見スニーカーでも大丈夫!!軽い!!!それと、めんどくさがらずにきちんとルーファイすれば楽なルートを歩けた。御来光の滝でマイナスイオンをたっぷり浴びて、紅葉もジャストタイミングで最高の一日でした。
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