苗場山。遅かった紅葉は今が見頃

2024年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,290m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:57

距離 15.5km 登り 1,294m 下り 1,290m

8:03 祓川登山口駐車場
8:20 8:21 和田小屋登山口
9:14 下ノ芝
9:41 かぐら第5ロマンスリフト 終点
9:51 9:53 中ノ芝
10:08 上ノ芝
10:15 10:27 苗場山、小松原分岐
10:29 10:32 ニセピーク
10:41 10:42 神楽ヶ峰
10:54 10:57 雷清水
11:56 苗場山
12:00 12:06 苗場山自然体験交流センター
12:38 苗場山
13:22 13:37 雷清水
13:51 神楽ヶ峰
14:01 14:02 ニセピーク
14:05 14:06 苗場山、小松原分岐
14:20 14:34 中ノ芝
14:39 かぐら第5ロマンスリフト 終点
14:59 下ノ芝
15:45 和田小屋登山口
16:00 ゴール地点

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

　どうやら夜半にたくさん雨が降ったよう。そのため、岩の続く登山道はとっても滑りやすく水たまりも多く、川のようになっているところも。土の道もどろどろで木道もスリペリー。なんど滑ったことか。一度は油断していたわけではないが、山頂近くの何でもない平坦な木道の上で滑り、背中からドスンと落ちたがザックが守ってくれた。
　殊に下りは歩きにくいこと甚だしく、いくら滑らないように注意しながら降りてもそれはけっこう難しく、なかなか大変だった。

写真

10/12 8:10

祓川の駐車場よりスタート。
車、いっぱい。
久しぶりに来たが、どうやら登山道が変わっているよう

10/12 8:09

出だしからいい景色。久々の快適登山。
服装は夏仕様でとても気持ちがいい

10/12 8:26

車道を進むと和田小屋に到着

10/12 8:27

行きだけリフトに乗れるようになったようです

10/12 8:30

おー、けっこう秋めいている。うれしい

10/12 8:32

振り返ると、谷川方面の尾根にはすでに雲がたくさん。
このあと、登山道に入った

10/12 8:38

登山道中、展望が開けると、稜線付近の草紅葉はばっちりだね

10/12 8:45

あとは雲が来るのが遅いようにと。
色づきはじめた木も

10/12 8:51

ダケカンバの枝の造形。紅葉するまえに葉が落ちてしまったに違いない

10/12 9:03

おー、とってもいい眺め

10/12 9:18

しばらく進んで、下ノ芝に到着

10/12 9:21

広々と視界が広がった。草紅葉もいい感じ

10/12 9:21

このあたり、紅葉風景がとってもいい

10/12 9:22

でも雲が迫っている

10/12 9:27

登山道の様子も

10/12 9:34

七合半の表示のある場所に到着すると、谷筋の眺めが開けた

10/12 9:43

向こうを見やれば、谷川の連嶺も雲に隠れそう

10/12 9:52

そうして中ノ芝に到着すると、目の前にすばらしい紅葉風景が広がった

10/12 9:53

まさしく祓川コースの紅葉の見どころだね

10/12 9:54

草紅葉の中にきれいなイワショウブがあったので

10/12 9:56

庭園のようなきれいな風景の中を進んで行く

10/12 9:57

見惚れるような眺めが続きます

10/12 9:57

常緑樹の緑に映える赤

10/12 9:59

天へ延びる木道

10/12 10:03

振り返れば、紅葉の向こうにカッサダムの湖面の青が彩りを増やしていた

10/12 10:12

雲が来る。日差しのあるうちにと

10/12 10:13

上ノ芝に到着。黒雲が迫って来た

10/12 10:14

青空は進行方向に広がっている

10/12 10:15

振り返る、どう見ても夏雲。ここの草紅葉は赤みがある

10/12 10:18

歩いているといい眺め視界にきた

10/12 10:21

光あるうちにと撮っておく、明るい色を

10/12 10:24

小松原分岐まで登って来た。
広い笹原の中の紅葉

10/12 10:25

少し進んでみる。笹原と常緑樹に混在する紅葉がすばらしい。
晴れた日に向こうの山頂へ行こうか

10/12 10:27

あたりは水っぽく歩きにくい

10/12 10:29

さらに向こうには夏雲が流れていた

10/12 10:35

ダム湖の色がとってもきれいで

10/12 10:36

戻って苗場山の山頂へ。
この調子では山頂では雲に巻かれそうだ

10/12 14:08

股スリ岩を越えると（帰路撮影）

10/12 10:49

やっと苗場山が見えてきた

10/12 10:56

このとき日差しはなかったけど、赤色がまぶしい

10/12 10:56

青空のある苗場山をと

10/12 11:01

同じアングルだけど、広大な笹原と展示する紅葉がすばらしく

10/12 11:03

雷清水に到着。
ここに空ボトルが置かれていて好意で小屋まで運ぶボランティアも、昔の話になったよう

10/12 11:05

雲がなければ遠望もきれいなのだが

10/12 11:08

このあたりの紅葉も盛りのよう

10/12 11:10

光がなくてもこんなにもきれいで

10/12 11:15

最後の青空？

10/12 11:20

振り返ると、広大な笹原

10/12 11:23

眼下の谷

10/12 11:24

斜面の紅葉

10/12 11:24

晴れてればもっと素晴らしいのだろうが

10/12 11:24

こちらは色とりどりの紅葉

10/12 11:34

振り返る。
ここが象の鼻筋にあたる場所だろう

10/12 11:41

眼下に登山道。けっこう登って来た

10/12 11:42

山頂斜面の紅葉はもう終わっていた

10/12 11:54

四時間かけて、やっと山頂湿原まで登てきた。
やっぱりもくもく

10/12 11:54

でもけっこう見えている。
これは例年なら9月末の光景だね

10/12 11:58

曇っているけど思っていたより良く見え、うれしい

10/12 11:59

すばらしい山頂湿原

10/12 12:02

山頂標識に到着

10/12 12:08

展望台からは残念ながら雲だらけ

10/12 12:11

山頂の小屋。今日は満室ですと張り紙があった。
コロナ禍以後どこの山小屋も事前予約が必要になったが、天気が悪い日はどうするのだろうと

10/12 12:12

ベンチにたくさんの人。曇っているからか華やかさが少ない

10/12 12:13

裏手の岩場に到着。
昔はここで山伏がほら貝を吹いてたが、今もその伝統は今でも続いているのだろか

10/12 12:14

先へと進みます

10/12 12:15

まっすぐに延びる木道がとっても新鮮

10/12 12:16

山頂湿原の名所も見えている

10/12 12:20

曇り空だがガスが流れていなくて遠くまで見えた

10/12 12:21

湿原斜面

10/12 12:21

上空が明るくなるとずいぶんきれいに

10/12 12:22

常緑樹に囲まれた池塘、この景観がすばらしい。
このあたりで休憩することに

10/12 12:42

やばい、ガスが立ち込めて溢れてきた。
ということで退散。下山へ

10/12 13:24

帰りは雲々。
でも、お花畑で再度紅葉をしばらく堪能

10/12 13:24

下山方向、これから来る人も多数。泊まりだろうか

10/12 14:03

ダム湖の色が一層あざやかに見えたので

10/12 14:22

中ノ芝の風景、再び

10/12 14:33

ここは本当にきれいだね。青空が見えたので

10/12 14:39

目に焼き付けて帰ろう。
ここからの帰りの登山道、岩だらの道でとても滑りやすく歩くにくい

10/12 15:52

和田小屋まで戻って来た。ススキ

10/12 16:05

そうして無事駐車場に到着

撮影機器：

Canon EOS M6 Canon

装備

個人装備

ザック（G/R） シューズ（H/low） 登山タイツ（冬黒） ハーフパンツ（M/gray） 半袖シャツ（W厚） 夏帽子（N） 手袋 手ぬぐい

感想

self

　今年も秋が遅れている。そのためだろうか年々秋の季節が短くなっていはしないだろか。同様に紅葉前線の南下も遅れがち。さてきれいな山岳紅葉はどこだろうと目星をつけて、苗場山にした。あの広大な山頂湿原はどうやら午前中も早いうちにの靄の漂いそうな予報だったが、全体的に天気は良さそうだったので。
　やっぱり紅葉は遅れていた。そのおかげかすばらしい景色を見ることができた。例年ならすでに紅葉が終わっているはずの中ノ芝は今が最盛期のようで、広々とした草紅葉に点在する彩りは華やかできれいそのもの、そうでもちょっと意外だった。というのも遅れた紅葉は、発色が悪い上に枯れや散りが目立つというのが一般だから。ちょっと得した気分に。その後の山岳紅葉もあまり期待していなかったせいもあるのか、景観も色づきもなかなかにすばらしく、見入ることも多々あった。日差しの降る時間と青空の広がる時間がもう少し長かったなら文句なしだったのではと少々残念な要素も。
　不快な夏の暑さが長引いた後に、やっと快適に歩けるだろうといった山行きは、確かにその通りにほぼ快適だった。ただ秋も中盤だというのに夏仕様の服装でちょうどよく、まだまだ暑さが続いているといってもいいほど。また登山道はコース状況に記したように歩きにくいことこの上なかったが、暑さに対する辟易はようやく収まっただろう。