硫黄岳山荘、唄も聞いたしヘリコプターの救助活動も見た。



- GPS
- 56:00
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 823m
- 下り
- 823m
天候 | 1日目、二日目 晴れ 3日目 朝ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
左、絹川さん。真ん中、硫黄岳山荘の親父さんこと浦野栄作さん。
今年は開山祭に参加出来なかったのでお会い出来ないかと思っていました。
毒舌絶好調でお元気です(笑)。
10:45夏沢鉱泉を出発します。
ここまで絹川さんは会う人全員に声を掛けます。若い女性には必ず声を掛けると奥様から聞いていましたが、どうやら年齢は関係ないようです。何度も私が話を打ち切りました。これでは頂上になかなか着かない(笑)。
もしかしてと「リピートさんですか?」と尋ねたらそうでした。
昨日根石山荘でリピート山中さんのコンサートがありました。その帰りです。
夏沢鉱泉は加藤文太郎が泊まった宿でした。
知りませんでした。リピートさんにも大変失礼しました。
感想
今回はテノール歌手で開山前夜祭などでミニコンサートなどイベントをしておられる絹川さんが小屋のイベントで使った電子ピアノを夏沢鉱泉まで下すのに付添いにご一緒させて頂くことにしました。
硫黄岳山荘のオーナーの浦野栄作さんにも今年はお会いしていないので今回はそれも目的でした。
親父さんもおかみさんもお元気そうでした。
同じ日に根石山荘でリピート山中さんのコンサートがあったので岳孝社長は忙しそう。
硫黄岳山荘では「今日は唄わない」と言っていた絹川さん。
やっぱり突然歌いだします。今回は絹川さんを知らないお客さんが多かったようで結構サプライズだったようです。
当日大同心をやっていた4人のグループに事故がありお一人がけがをされ急遽小屋泊まりになり、翌日の様子をみて救助の相談をしていました。
翌日ご本人にお聞きしたら「痛くて眠れなかった」。歩くのも昨日小屋に着かれた昨日よりも辛そう。
救助ののヘリを呼ぶことになりました。
ヘリが到着するまで怪我をされた方に付き添います。風で体が動くだけでも痛くて辛そうな表情を見せられます。風上に立ち風よけになります。
風がそこそこあったのですがヘリは物ともせずに怪我人を速やかに回収して飛んでゆきました。
結局肋骨が二本折れていたようでした。
ヘリの作業が終わってすぐに小屋番の川本さんに電子ピアノを背負い子に括り付ける作業をお願いします。
いつもザックも一緒に括り付けると言うことでしたがこれは私が持つことにします。
歩き始めて会う人ごとに色々声を掛けられます。
「何を運んでいるのですか?」
「現ナマです」
などその都度足が止まります。
爆裂火口付近でもそこそこ風はあり
「絹川さんが爆裂火口に落ちたら知らん顔をして私は一人で下りますからね」と言うと絹川さんは
「冷たいなぁ〜」と。
「でもピアノはなるべく回収するようにします」と。
絹川さんはこのやり取りを後で色んな人に言いつけていました。
風は幸い昨日よりも弱くなりましたが、夏沢峠に近づき樹林帯に来ると木の枝が邪魔になり歩き難くなります。
思ったほど時間はかからず夏沢鉱泉に到着。
ビールで乾杯して小林さん作のカレーを頂きます。
それから延々夜遅くまで飲み続け、内緒ですが私も絹川さんも腰かけている椅子から滑落しました。
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