高妻山


- GPS
- 07:24
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢、石 |
写真
感想
初めての日帰りで標高差1400mを超える山に挑戦した。登山前は少し緊張していた。そのため、早朝6時過ぎに出発できるように、特に戸隠キャンプ場に泊まった。以前、戸隠山には登ったことがあって、今回の登山口から「一不動尊」までの道は、前回戸隠山を下山したルートと重なっており、それほど難しくなかった。季節の影響か、渓流の水量もそれほど多くなかった。「一不動」は登山道上の一つのポイントの名前だ。この名前からも分かるように、この山はまさに仏教の山であるんだろう。一合目から十合目まで、それぞれの名称が仏教に由来しているのだ。
一不動、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀、
これらの意味深い名前を辿りながら、山頂を目指して進んでいく。往復の距離はわずか11kmだが、標高差は1400mもある。勾配はかなりきつく、息が上がるほどだった。場所によっては危険な箇所もあった。片側は岩壁、もう片側は断崖絶壁。足を置けるのは、幅わずか四、五足分ほどのガレ場の道。幸いなことに、先人たちが打ち込んでくれた鎖が岩壁側に設置されていた。鎖をしっかり握り、崖の下を見ないようにすれば問題ない。スリルがある分、楽しさも倍増するね。
断崖絶壁を乗り越えれば、待っているのは絶景のご褒美。10月中旬、山はすでに秋真っ盛りだった。赤、金、茶、深緑が入り混じった鮮やかなパッチワーク。山の秋景色は実に豊かだ。植生の多様性が、色彩の豊かさを生み出し、目に映るすべてが鮮烈な印象を与えてくれる。都市の公園のように人工的に整えられた風景よりも、私はやはり自然のままの山の草木が好きだ。
山頂には順調に到達し、下山も問題なく進んだ。しかし、牧場に近づくころには、足がガクガクと震え始めていた。キャンプ場に戻ると、「とりあえず5分だけ横になって休もう」と思っていた。しかし、結局友人に夕食の時間だと呼ばれるまでぐっすり眠ってしまった。枕に頭を乗せた瞬間…いや、キャンプなので枕はなかったなあ(笑)、とにかく一瞬で寝落ちしてしまった。疲れ果てた後の睡眠は、格別に心地よかった。
戸隠に登ったときから、高妻山には絶対登ろうと決めていた。そのためにトレーニングも頑張った。そして、登頂した達成感は大きかった。それだけでなく、もっと難易度の高い山に挑戦したいという気持ちと自信が、さらに強まった。
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