八甲田山 〜毛無岱の紅葉は曇天でも美しい〜

2015年10月05日(月) [日帰り]

• GPS: 06:33
• 距離: 9.8km
• 登り: 728m
• 下り: 711m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:28

4:11 酸ヶ湯公共駐車場
4:12 4:33 大岳登山口
4:34 4:34 酸ヶ湯公共駐車場
4:39 4:40 酸ヶ湯温泉
5:07 5:07 城ヶ倉分岐
5:56 5:56 下毛無岱休憩所
6:15 6:15 毛無岱の階段
6:25 6:29 上毛無岱休憩所
6:40 6:40 毛無岱分岐
7:19 7:20 大岳鞍部避難小屋
7:23 7:26 大岳避難小屋前分岐
7:28 7:34 大岳鞍部避難小屋
7:34 7:38 大岳避難小屋前分岐
7:40 7:51 大岳鞍部避難小屋
7:52 7:52 大岳避難小屋前分岐
8:13 8:24 八甲田大岳
8:29 8:29 鏡沼
8:39 8:39 八甲田大岳森林限界
8:51 8:51 桜沼
8:55 8:55 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
9:00 9:00 仙人岱（八甲田清水）
9:17 9:17 銚子の首
9:23 9:23 地獄湯ノ沢
9:26 9:27 南八甲田展望所
9:44 9:44 残雪期道迷い注意地点
10:27 10:30 日本山脈縦走起点
10:34 10:36 酸ヶ湯公共駐車場
10:37 10:38 大岳登山口
10:39 ゴール地点

天候

曇り→雨
山頂付近は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場　…　酸ヶ湯公共駐車場
トイレあり

◆登山口
毛無岱方面は酸ヶ湯温泉の北側
八甲田大岳方面は酸ヶ湯公共駐車場から道を渡ったところ

コース状況／危険箇所等

◆酸ヶ湯温泉〜毛無岱
整備されていて歩きやすい。
毛無岱は木道となり、草紅葉と池塘が素敵。

◆毛無岱〜大岳避難小屋
木製階段を登る。雨によるスリップに注意。
大岳避難小屋にトイレあり。

◆八甲田大岳周辺
岩稜帯となる。高い樹木がないので風が強い。

◆八甲田大岳〜酸ヶ湯公共駐車場
上部は木道だが、下部はぬかるみがひどい。
仙人岱避難小屋分岐にある水場の水量豊富。

その他周辺情報

◆バッチ
酸ヶ湯温泉で購入。

◆酸ヶ湯キャンプ場
１０月２５日の宿泊で今季営業終了予定。

写真

10/5 4:39

酸ヶ湯温泉前の道路北側に登山口あり

10/5 5:17

日の出はまだかね？

10/5 5:23

落ちていないドングリ

10/5 5:31

いい色の紅葉

10/5 5:31

下毛無岱に突入

10/5 5:34

広い湿原

10/5 5:39

秋だね

10/5 5:57

とってもカラフル

10/5 5:59

モミジ

10/5 6:04

上毛無岱への階段を登る

10/5 6:06

振り返ると絶景！

10/5 6:09

下毛無岱を一望

10/5 6:10

ご機嫌tanyaさん

10/5 6:17

草紅葉

10/5 6:27

上毛無岱に来た

10/5 6:44

上の方はガスってら…

10/5 7:02

風も強い

10/5 7:17

大岳ヒュッテで休憩しよっと

10/5 7:34

土間で珈琲

10/5 8:05

山頂アタック中

10/5 8:15

八甲田山、登頂！

10/5 8:18

"71"に見えますかね？

10/5 8:19

一等三角点「八甲田山」

一等三角点百名山というのもあるのね。。

10/5 8:23

晴れなかったけど登れました。

10/5 8:28

ナナカマドの実

10/5 8:28

水没した登山道を通過

10/5 8:56

上空は真っ白

10/5 8:57

水場、八甲田清水。

10/5 8:59

10/5 9:01

逆さnyaさん

10/5 9:12

火山ぽくなってきた

10/5 9:19

これはいい苔だ！

10/5 9:24

火山帯だね

10/5 9:28

下の方が紅葉しているね

10/5 9:28

ナナカマドの実1

10/5 9:32

ナナカマドの実2

10/5 9:46

良い景色だ！

10/5 10:15

モミジさん

10/5 10:26

「日本山脈縦走起点」
八甲田山から秋吉台まで

10/5 21:50

八甲田山のバッチは酸ヶ湯温泉で購入

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

deportivo21

八甲田山と聞くと、八甲田雪中行軍遭難事件を連想する方が多いだろう。日本陸軍の訓練参加者210名のうち199名が死亡という、あまりにも悲惨な遭難である。そんな恐ろしいイメージの八甲田山も積雪期でなければ、登山道が整備され、避難小屋もある登りやすい山と言える。

前日の岩木山から酸ヶ湯温泉まで移動し、2日連続の車中泊となった。酸ヶ湯キャンプ場にテントを張る予定だったが、街中でのんびりしていたら夜になってしまったので、狭い車中で寝ることにした。

3時に起床して登山の準備を始める。星空は見えないが雨は降っていない。4時過ぎに駐車場を出発し、まずは毛無岱の湿原を目指す。先週の爆弾低気圧の影響だろうか、樹林帯の登山道はぬかるみがひどい。軽いアップダウンを繰り返し、木道で整備された湿原に出る。ここが下毛無岱だろう。木道脇には黄金色の絨毯のような草黄葉。時刻はすでに5時40分を過ぎており、明るくなってはいるが太陽は見えない。晴れていれば朝日を浴びる毛無岱湿原を楽しめたのだろう。

下毛無岱から上毛無岱には長い木製階段を登る。階段の途中で見下ろすと、先程まで歩いていた下毛無岱を一望できる。この日一番の展望だ。それだけに曇天が恨めしい。上毛無岱からは樹木に囲まれた木道を登るが、そのあたりで雲の中に入ったのだろう、周囲は真っ白なガスに覆われてしまった。

樹林帯を抜けたあたりから風が強くなるが雨は降ってこない。大岳鞍部避難小屋で休憩し、持参した珈琲豆をミルで挽く。漂う香りは気持ちを落ち着かせてくれる。小屋を出て山頂を目指す。風とガスは変わらず厳しいが、整備された登山道は歩きやすい。間もなく、数人の登山者が集まる八甲田大岳の頂上に着いた。展望のない日本百名山71座目の登頂となった。

八甲田山登頂の記録




晴れ間は期待できそうにないので、早々に下山することにした。
途中で雨が降ってきた。ぬかるむ足元に気を付けながら、紅葉に彩られた登山道を歩く。下山時はたくさんの登山者とすれ違う。
「もう登ってきたんですか？早いですね！」
「出発が早かっただけですよ。」
このやりとりは数えきれない。登りの人を待つことが多かったためか、地図のコースタイムより大幅に遅れて酸ヶ湯の登山口に着いた。

悪天候の山行となってしまい、楽しみにしていた展望は得られなかった。だが、毛無岱の草黄葉は素晴らしかった。次回登る機会があれば、秋晴れの日に登りたいものだ。

コメント

--N--

もう一度歩きたい
こんばんは〜
やっぱり八甲田の紅葉は
いいですね〜
私も同じルートを歩いた事があるのですが
色々温泉巡りもしたいし、岩木山も登りたい
という理由で酸ヶ湯温泉に宿泊して
午前中に八甲田山、午後に岩木山
夕方また、温泉巡りを再開して帰宅したので
今度はゆっくり山歩きを楽しみたい気持ちです
やっぱり秋がいいかな〜

では、また。

deportivo21

Re: もう一度歩きたい
NJ-TAKAさん、こんばんは。

せっかく青森まで行くわけですから、登山だけではもったいない気もしますね。温泉宿でのんびりしたいところですが、今冬の雪山装備購入を考えると宿泊費が足りませんでした…

登山＋観光は定年後の楽しみとして、今は登山を楽しもうと思います。

ayamoekano

お二人さま、こんばんは！
八甲田と聞くと、やはり旧日本陸軍の雪中行軍の大量遭難を思い浮かべます。
厳しい山なのかと思いきや、湿原の山容なのですね。

残念ながら、前日の岩木山山行に引き続き、天気が良くなく残念です。
ところで、tanyaさんはスカートの様な白い巻き物は何でしょうか？

71の人文字はちゃんと見えますよ！
次は77の人文字をご期待申し上げます（笑）

お疲れ様でした。

deportivo21

Re: お二人さま、こんばんは！
ayamoekanoさん、2つのレコにコメントいただきありがとうございます。

秋の八甲田山は強風でしたが山慣れしている人なら問題なく登れます。そういえばサンダルで登っていく人がいましたが、さすがに寒いでしょうね。

77座目まであと6座。どこになるかは見当もつきませんね。2016年内には80座まで伸ばしたいです。

tanyaさんの装備はレインスカートです。レインパンツを履くほどではない程度の雨で活躍しています。