熊倉山を楽しむ！（勝ちゃん新道、宗屋敷尾根上部→日野コースへトラバース）
埼玉県
Takeshi1108
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,470m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:26
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路:武州日野16:31発 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
日野コース以外はバリエーション又は破線ルートです。地形図、コンパスが必要です。 |
写真
熊倉山から10分少々で、最初の急な登りのあと、右側にこんな看板が。東京大学の丸看板です。
この1290m圏から宗屋敷尾根を挟んで反対側にも踏み跡がありますね。これを進み日野コースへのトラバースを試みます。日野コースでやりたい事がありまして…。
2
大岩に突き当たりますが、1180m圏を行くと丁度歩けるようになっています。しかし進んでみるとここは突破できず引き返しました。1160m圏に下りて大岩を巻きました。
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感想
三連休の初日、先々週に雨天のため途中撤退した熊倉山に行って来ました。といってもアクセスルートは前回の聖尾根ではなく、大血川集落から聖尾根のP1307に達する『勝ちゃん新道』を初めて登ることにしました。先週中頃は東京でも朝晩は結構な冷え込みだったので、紅葉がどこまで進んでいるのか大変楽しみです！
【アクセス】
自宅最寄駅を4:55発に乗り飯能と西武秩父で乗り換えて三峰口駅に6:57に到着します。ここから7:15発の西武バスに10分弱乗車し太陽寺入口で下車します。さあスタートです。良く冷え込んだ張り詰めた空気が心地良いですね。ここから大血川に沿って40分ほど車道を歩き、途中で左手に分岐する林道奥大血川線を暫く登って行くと勝ちゃん新道の入口の案内があります。
【勝ちゃん新道】
最初から植林帯をグイグイと登り込みどんどん高度を稼いで行きますが、最初から飛ばすと後が続かないのでゆっくりと進みましょう。980m圏からは自然林と植林帯を交互に登ります。この辺りの紅葉はまだまだですね。踏み跡は割と確りしていて迷う部分は無いのですが、これからの落葉或は積雪期になると、ルーファイに苦労するかもしれませんね。適度な傾斜で効率良く標高を稼いでいきますが、眺望は殆ど無いですかね。
標高1307mの地点で聖尾根と合流後、暫く進むと岩場が出てきます。設置されたロープを使用して岩場を登り切るとP1370に到達します。おおっ！景色が開けましたね！聖尾根の下部や両神山方面が良く見えます。
【山頂〜展望岩（仮称）】
三門の広場を通過して最後の登りを頑張ると熊倉山の山頂に到着です。相変わらず錆びた山名表がメッチャ渋いです！他にハイカーは居ませんね。シラカケ岩まで移動してからランチにしようと思っていましたが、思いがけずに良いランチスポットが見つかりました。
熊倉山山頂と宗屋敷尾根分岐（蝉笹山）の中間点に抜群の眺望が楽しめる岩場がありました。南は槍岳、西は和名倉山、北は両神山が望めます。知りませんでした。ここで昼食にしましょうか！
詳しい場所は写真で説明しますね！
【宗屋敷尾根上部】
ランチスポットから10分少々で蝉笹山です。ここから宗屋敷尾根を下りますが、最初の下りは傾斜が急なので注意して進みましょうか。11月中旬には駅伝大会に参加する予定なので、最近平日は週2の練習で走っているんですよね。今、膝を痛める訳にはいかないので、特に下りでは時間を掛けてゆっくりと歩きます。ポイントは大股で歩かないことを心掛けて。
やがて大岩手前の鞍部に出ます。前回この尾根を下りた際にはこの大岩を右（南東側）から巻いて進んだのですが、途中で赤テープを見失い適当な所で強引に尾根に復帰しました。ところが尾根への復帰が早過ぎたのか、尾根上で岩場の下りに結構な苦労をする羽目になりました。今回は『巻き道を見失わないで正しい地点で尾根に復帰すること』がこの宗屋敷尾根での最大課題でしたが、上手く巻くことが出来ました。これでモヤモヤが一つクリアーになりましたよ！ネット情報ではどうやら大岩の反対側（北西側）からも巻くことが出来るらしいですが、これは次回の課題（お楽しみ？）に取って置きましょうか。是非、登りで試してみたいですね。
【日野コースの笹平へトラバース】
今日はここからもう一つ新たなチャレンジがあります。大岩下の山麓側の鞍部（標高1290m圏の宗屋敷尾根に復帰した地点）から日野コースへのトラバースです。ネット情報では途中で踏み跡は完全に消えるようですが、歩く方角さえ間違えなければ日野コースに合流する筈です。地形図を見ると宗屋敷尾根からは先ずは110m程の標高差を下り、その後は1180m圏を水平移動すれば良さそうです。さあ、行って見ましょう。ワクワク！
宗屋敷尾根から自然林の中を5分ほど進むと極端に踏み跡は薄くなります。斜面は適度な傾斜ですから、適当に沢筋を下ります。
1200m圏で涸沢をトラバースし、岩場を20mほど頑張って下ります。1180m圏をkeepしつつ北上すると、大岩にぶつかり、丁度この高さに鞍部があったので進むとやがてかなり危険な感じになってきました。持参しているザイルを使用しようかとも思いましたが、結局は大岩手前まで引き返す事にしました。この間、20分のタイムロスです。
大岩手前から20mほど標高を下げると微かに踏み跡がありました。何のことは無い、1160m圏で大岩を下から巻く踏み跡でした。簡単なハナシでしたね。
やがて傾斜が緩くなり再び踏み跡が無くなりますが、地形図からはこの先には難しい箇所は無いことが分かるので、適当に進んだ結果、無事に1100m圏で日野コースに到達しました。やはりホッしますね〜！
【日野コース】
ここからは日野コースをひたすら下ります。一般道はやはり歩き易いですね。途中からは沢沿いの道となり何度か渡渉しますが、渡してある木橋/丸太の殆どは傷んでいて使えませんね。ここ数日は雨が少なかったので水量も多くは無いので渡渉は問題無しです。今日初めての沢歩きなので、これはこれで楽しいですね。やがて林道に到達し、1時間ほどの林道歩きを経て武州日野駅に到着しました。
【雑感】
熊倉山は標高こそ1400m少々と低いですが、山容が大きいので地形が大変バラエティに富んでいますよね。
聖尾根へのアクセスルートもまだまだ沢山有りそうですし、檜岳を含む熊倉尾根の山域迄含めると多くのコース取りが楽しめそうです。
紅葉は上の方はそれなりに色付いていましたが、ピークは来週・再来週辺りですかね。
今日の山行きは思い出すとニヤニヤしてしまうほど楽しくて充実していました！大満足です！(^^)
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Takeshi1108様
熊倉山、無事登頂おめでとうございます。
それにしても。Takeshi1108様のこの秩父と奥多摩との
接する場所での集中した”山行”、本当に頭が下がる思いです。
良い言葉で言えば、”一心集中”、今どきの言葉では
”ストーカー”！？…気味な…
でもここはTakeshi1108様に敬意を表しまして、私の
地図ではこの一体を「エリアTK1108」と呼ばせて頂きたい
と思います。
全くのお節介で恐縮なのですが、そろそろご自宅の最寄り駅
と西武秩父駅間との定期券をご購入されることをお勧めしたい
と思います。いっそのこと、西武秩父駅付近に別荘なども
良いかもしれませんね！
追伸：６９番目の「武州日野駅」の写真、とても風情があって
いいですねぇ~、夕暮れ時の駅舎の”灯り”が旅情を一層
引き立たせている感じですね！
aochanman777さん
お早う御座います。コメント有り難う御座います。
やっぱりこの山域に惹かれるんですよね。
長沢背稜の秩父側の山深さ、人の少なさ、
そして西武秩父からの呑み鉄も含め、
この山域は魅力が一杯なんですよね！
実は昨日、熊倉山から下山中に別荘地を通ったのですが、
こういう手軽な場所にあるといいなぁと思いました。
あはは〜、思うだけですよ！先立つモノが…。^^;
武州日野駅はいいですよね！
この雰囲気、たまらないですよ。
今までも何度もレコに載せてきましたが、いいカメラで
撮影するともっと空気感のようなものが出るんでしょうね。
さあ、次は矢岳の順番です！^^;
こんにちは
今回、勝ちゃん新道、使ったのですね
栗の実がなるこの時期、ここは奴の縄張りです。
遭遇されずによかったですね
Takeshiさんが見つけた丸看板先の展望岩いいですね〜
熊倉山から10分ならシラカケ岩に行くより近いし・・・
この丸看板の尾根、あと２週間ほどでいい感じになります。
２年ほど前、観光釣場から登りました。
そのあとkinoeさんが下りで使いました。
Takeshi さんもいかが？
最近登場するモツ煮、おいしそうですね。
どこの駅前でしょうか？
ワルさん、お早うございます。
コメント有り難うございました。確かに沢山の栗の実が落ちていました。中身が有るもの無いものも含めて。熊が多いエリアだったのですね。遭遇せずに良かったです。今までも気配すら感じた事が無いのですが、自分は鈍感なのだと思います。真っ先に襲われてしまうタイプなのでしょうね…^^;
大血川渓流釣り場から直登された2年前のレコを読みました。ワルさんは登り、kinoeさんは下りですね。興味が湧いてきましたねぇ！行きたい所だらけで困ってしまいます！(^^)
もつ煮込みは、西武池袋線の秋津駅南口駅前の『もつ家』という立ち飲みです。煮込み（350円）が名物のお店です。豆腐にモツの味が染みていて美味しいですよー！如何ですか？(^^)
Takeshiさんの「雨の聖尾根偏」を覗くためにオジャマしたら
・・・熊倉山を楽しむ！（勝ちゃん新道〜 ！？
なんで見忘れたんでしょ
しかしチャレンジャーですねぇ
前に大岩を北側から巻こうとして滑る落ち葉だけで退散してますビギは
ワルさんのレコは話半分に見ているんですが、もう1人話半分に見なくちゃいけない
人がでてきた・・・誰かは聞かない約束でしょ
タイミングをここまで損ねたらかえって良いでしょ？
ビギさん、こんばんは。
コメントの数が奇数だったので、変だなあと思ったら、ビギさんからでした！有難う御座います！
色々と楽しんだ山行でした。�‐，辰舛磴鷽憩擦鮟蕕瓩栃發い拭↓�展望岩を見つけた、�Ａ芦鷦最圓靴申＿杏瀏�根の大岩を南から巻くのに成功した、�ぞ綣蠅�日野コースにトラバース出来た、�テ�野コース終盤の最初の林道出合から少し下の良い休憩（飲酒）スポットを見つけた（缶チューハイを冷やして飲んだ場所）、と本当に充実した山行だったのです。それで表題も『熊倉山を楽しむ！』と気持ちを込めて書いたのです。＼(^o^)／
宗屋敷尾根、今度は登りで北から是非巻いて見たいと思っています。大岩を途中迄登り、山頂部分を（右）北から巻くルートがあるらしいのです。雪が降る前に実現出来たらなあと思っています。明日は矢岳を予定しています。いやあ楽しいですね〜！今夜は余り飲み過ぎないようにしないと！ (^^;;
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