飯豊山 川入〜切合小屋で撤退

2015年10月10日(土) 〜 2015年10月11日(日)

• GPS: 21:56
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,513m
• 下り: 1,272m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:16
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:16

13:15 川入
13:44 御沢野営場
15:47 峰秀水
16:31 三国小屋
16:31 宿泊地

2日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:39

5:32 宿泊地 三国小屋
6:50 7:07 切合避難小屋
8:10 8:20 三国小屋
9:00 峰秀水
11:11 ゴール地点

・切合小屋に荷物をデポして出発しましたが、300m程の所で風雨により撤退することにしました。
・下りは地元の方と一緒に下山し、横峰小屋跡付近から「小白布沢？」で道路に出ました。（地図にない道でGPSログもないのでルートは参考にしないで下さい）

天候

1日目：晴れ（うす曇り）　2日目：雨、強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・「川入集落」の登山者駐車場を利用（帰りは川入小白布沢に下山）
・川入から山形側の「大日杉登山口」間の道路は林道なのに舗装の2車線で立派でした。

コース状況／危険箇所等

・三国岳の手前の岩場「剣ケ峰」はナイフエッジで一般登山道扱いですが難所でした。岩が濡れてる場合は相当注意が必要です。
・コース全般　急傾斜で距離もあるので時間がかかります。

その他周辺情報

下山後は福島側の「いいでの湯」を利用しました。

写真

10/10 13:15

13：15　集落入口の「登山者駐車場」　利用者は10台以下でした。（標高480m）

10/10 13:39

13：39　改修工事中の舗装道路を歩いて「御沢野営場」を通過

10/10 13:44

ゲートから登山道らしくなる

10/10 13:53

杉と栃の大木

10/10 13:53

昔の表参道の趣

10/10 13:54

この後、横峰小屋跡まで延々と急坂が続く

10/10 13:56

ブナの大木

10/10 13:59

息が切れる

10/10 14:20

14：20　下十五里　少し広場になってる

10/10 14:31

14：31　中十五里

10/10 14:39

この辺でスライドした女性に、三国小屋到着が夜になると手前の岩場が相当危ない事を告げられる。最大速度にペースアップして三国小屋を目指す。

10/10 14:49

14：49　上十五里（標高約1000m）

10/10 14:56

まだまだ美しい急登が続く

10/10 15:08

15：08　笹平

10/10 15:21

15：21　横峰小屋跡

10/10 15:21

熊のせいで読めません

10/10 15:37

急登も一段落

10/10 15:39

地蔵山直下の「峰秀水」真夏には枯れることもあるそうです

10/10 15:53

目指す三国小屋は三国岳の頂上
この時点で日没まで1時間

10/10 15:50

ズームで撮影
本当に山の頂上なのに驚き！

10/10 15:55

樹林の木が低くなってきた

10/10 15:56

紅葉に染まる稜線

10/10 16:01

さあ岩場が始まった（まだ序の口）

10/10 16:04

この時点では振り返って景色を楽しむ余裕があった

10/10 16:07

ひえ〜　すごい岩稜だ　両側が崖に見える

10/10 16:15

その名も「剣ケ峰」過去に何度も転落事故があったらしい。

10/10 16:16

横風があったら渡れません（泣）

10/10 16:19

普段はあまり鎖を使わないようにしているのですが、ここは使わないと登れなかった。後方はもちろん急崖。

10/10 16:25

恐ろしい。ナイフリッジ。
（実は復路でここの斜め石で転倒しヒヤリとした）

10/10 16:25

今までで一番怖かった。
でも、帰りも通らなければならないなんて．．．．

10/10 16:31

16：31　何とか三国小屋に無事到着！（標高1644m）三角点代わりに山小屋があるんです。

10/10 16:32

正面奥が飯豊本山だろうか。

10/10 17:20

夕暮れの大日岳方面

10/10 17:20

きれいな夕焼けでした

10/10 17:20

10/10 17:21

川入方向を振り返ってみる

10/10 17:21

頼もしい山小屋だ

10/10 17:21

刻々と夕焼けの輝きが変化していく

10/10 17:21

飽きないけど寒くなる

10/10 17:29

明日も天気になりますように！

10/11 5:32

【2日目】5：32　三国小屋を出発！

10/11 5:34

この時点で霧雨、風は弱い。天気は午後崩れる予報

10/11 8:08

はしご場もありました

10/11 6:50

6：50　風雨強まる中「切合小屋」に到着

10/11 7:08

切合小屋のトイレは清潔

10/11 6:49

水を補給

10/11 6:50

本日7時で水が無くなる予告。冬営準備ですね。

※ここから先は風雨のため写真なしです

撮影機器：

COOLPIX P510 NIKON

F-10D FUJITSU

感想

sa33hi66

　憧れの飯豊山に挑戦するも、無念の敗退という結果になりました。

　自分が今年飯豊山に挑戦するためには、時期的に最後のチャンス。
　当初計画は11日(日)に大日杉を出発し本山小屋に宿泊、12日ピストン下山予定だったのですが、天気予報は11日から荒れる予報。
　当初前泊の予定だった10日(土)に少しでも距離を稼ぎたいと、時間的に最初の山小屋に近い？川入から三国小屋まで進むよう計画変更。しかし、11日の天気の崩れ方は予想以上で切合小屋の先からは自分の技術では無理と判断、無念の撤退となりました。
　切合小屋で天候の回復を待つ作戦も考えたのですが、山小屋も冬じまいで給水は停止するとのことで諦めがつきました。

　帰り道もそれなりに大変で、三国岳から剣ヶ峰の下りでは、濡れた岩に足をとられ転倒。幸いにもナイフエッジから滑落しなかったから良かったのですが、今年一番の恐怖体験でした。
　途中から地元の方とご一緒させてもらい、小白布沢という昔の登山口に下るという最短コースで下山完了。そこからはお迎えの車に乗せていただき感謝しております。

　途中撤退ではありますが、飯豊山は急登・岩場・距離、全てにおいて強烈でした。いつの日か「東北アルプス」を堪能できる初夏〜盛夏の時期にリベンジしたいと思います。